まるみのあっちこっち巡り

ー31,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

深川ウォーキング① 俳聖の史跡を巡りながら・・・

2022-03-02 00:11:44 | お出かけ 東京



深川は松尾芭蕉が草庵を結んで
奥の細道へと旅立った場所ですが、
採荼庵(さいとあん)跡には、
旅姿で縁側に腰をかけている芭蕉像。







芭蕉が奥の細道へと旅立つ直前まで
住んでいたところがこの採荼庵。
仙台堀川に架かる海辺橋の南詰に
庵が再現されているのです。







「芭蕉俳句の散歩道」ですか、
これは歩いてみなければ・・・。







芭蕉が奥の細道の旅先で詠んだ18の句を掲示。
『奥の細道』は、我が家の書棚にも並んでいます。
その旅先も訪れたところが多いので、
絵を見て旅を思い出しながら読みました。







工事でこの先は通行止めで来た道を
戻ることになったのですが、
通行止めなら掲示して欲しいわとプンプン。
写真をアップし気づきましたが・・・。







ぐるっと回って仙台堀川にでると
「本邦セメント工業発祥之地」の碑を発見!

国産セメントは、1875年深川に建造された
官営セメント工場で造られました。
1882年には浅野総一郎に払い下げられ、
渋沢栄一と共同で出資する形で
「匿名組合 浅野工場」が発足したそうです。







明治27年に製造されたコンクリートブロックですが、
37年間海中にあっても損傷は認められなかったという
優れたコンクリートあったことの証明とか。







その先には、「平賀源内電気実験の地」碑。
1761年から深川清住町(現・江東区清澄1)の自宅で、
長崎で手に入れたオランダ製の静電気発生装置
エレキテルの構造を解明し、実験しています。







佐賀町河岸通りを歩いていると
「陸奥宗光宅跡」碑や「明治維新百年記念碑」など
石碑が多々あり、俳聖の史跡巡りが脱線します。

東京都江東区

2021.12.16

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