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まるみのあっちこっち巡り

ー33,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

2017にっぽん丸GW日本一周クルーズ  酒田港のにっぽん丸

2017-10-13 14:21:21 | 2017にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



酒田獅子に迎えられて酒田港に停泊している
にっぽん丸のもとに戻ってきました。







日本の客船の中で、一番小さいのですが、
こうして見ますと大きな船だと
思わずにはいられません。







寄港地で天候に恵まれるのはラッキー。
青い空、白い雲、船が一際美しく見えます。
酒田港では雪を被った鳥海山もアクセントになり、
一目で酒田港だとわかります。







地元の方でしょうか、にっぽん丸と一緒にカメラに。

山形県と秋田県の県境に位置する鳥海山(標高2,236m)
独立峰として東北で最も高い山です。
山頂に雪が積もった姿が富士山に似ているため、
出羽富士とも呼ばれ、親しまれています。







にっぽん丸を撮影されている方も多かったようです。

人々の生活の背景にはいつも鳥海山があり、
その姿の美しさとともに心の支えとなっている山と
美しいにっぽん丸とのコラボです。







酒田には美味しい食材がたくさんあるのでお土産も迷います。
清冽な水と澄んだ空気、豊かな土壌が育んだ農産物。
烏賊、岩ガキ、ズワイガニなどの海の幸。
特産の庄内米などを原料に、8つの蔵元自慢の酒田のお酒。
自家製麵率80%以上という海鮮ダシが決め手の酒田のラーメンなど。

物産品販売は、岸壁上で行われていますので、
お土産を持ち歩きしなくすみ便利です。
ついつい買い込んでしまう傾向にありますが・・・。







さあ、アフタヌーンティにしましょうか。







シュークリームにチョコレートケーキ、
甘い物は苦手なので、
これらはツレの口に入るものです。







日本の港にジャストフィットするにっぽん丸。
これからもにっぽん丸で、
港からの旅を続けたいです。

山形県酒田市

2017.5.3
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2017にっぽん丸GW日本一周クルーズ   酒田の街を歩いてみると・・・

2017-10-12 14:24:55 | 2017にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



今なお残る湊町文化にふれる見どころも多い酒田ですが、
観光に力を入れられている様子がわかるようです。

利用はしませんでしたが、市内観光に午前9時~午後5時、
観光用自転車を無料で貸し出しもしています。
本数は少ないのですが、どこで乗降しても
100円のるんるんバスもあります。







こんな大きなマップがあったりもします。







マンホールだけではなく、こんなプレートも。







これが実際の山居倉庫、3年前の1月に撮影。
吹き付ける風、この後は雪も舞い始めました。
寒さがまるで違うと実感したものです。







江戸時代から酒田を代表する料亭であった
「相馬屋」を修復、「相馬樓」として開樓し、
酒田舞娘の踊りと食事を楽しめるとか。
次回のお楽しみにしましょう。







こちらはJR羽越本線の酒田駅。
湊を中心に栄えた街、駅は小ぶりです。
やはり市民の移動は車になるのでしょう。
春らしい花が迎えてくれるのは嬉しいものです。







港でも見かけましたが、酒田獅子は駅でのお出迎えも。
酒田獅子頭は、二百年前から作られた郷土玩具。
魔除けとしても珍重されているのだとか。







2017年4月29日「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間
~北前船寄港地・船主集落~」が日本遺産の認定を受けました。
今回訪問した旧鐙屋、山王くらぶ、鶴舞園は、
その構成文化財になっています。

11の市町で構成されているもので、酒田市の他に
函館市・松前町・鰺ヶ沢町・深浦町・秋田市・
新潟市・長岡市・加賀市・敦賀市・南越前町からなります。







観光中にUV手袋を紛失、こちらで購入しました。
この店の前からシャトルバスに乗車し、港に戻ります。







バスの中では、ボランティアの方の楽しいお話。
すぐにでもまた酒田へ行きたくなりました。

山形県酒田市

2017.5.3
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2017にっぽん丸GW日本一周クルーズ 山王くらぶ 湊町酒田の傘福

2017-10-09 00:41:39 | 2017にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



傘福とは、傘の先に幕をめぐらし飾り物を下げるもので、
一つ一つの細工物に願いや祈りが込められています。
一針一針小さな飾りに想いを込めて、
女性たちの切なる願いをつるし飾りに託してきました。







酒田の傘福は、家族の健康や商売繫盛、
豊漁などの願いを込め、天蓋幕を張った番傘に、
着物の端切れなどで作った農作物や魚、
動植物などをつるし、色とりどりに飾ったものです。

日本三大つるし飾りの一つとして
再評価されるようになったそうです。







細工物の願い

金魚:赤い金魚は病気から身を守るといわれ、元気に育つように。
まり:円満に美しく。何事も丸く納まるように。
草履:あんよが上手になるように。足が丈夫になるように。
さるっこ:災いが去る。厄が去る。病気が去る。







羽子板には、厄をはね飛ばすという願いがあるとか。







1時間程の傘福製作体験も行われています。
製作キットを売店で販売もしています。







酒田を出港した北前船は、上方から塩、
木綿類や茶、北方から海産物や材木など
全国各地の商品を積んで帰港しました。

これらと一緒に運ばれた雛人形は、
今も旧家で大切に受け継がれ、
酒田の春の風物詩となっている酒田雛街道。
(毎年2月下旬~4月上旬)
その一端を垣間見れたような気がします。

山王くらぶ
山形県酒田市日吉町2-2-25
入館料:企画展示あり大人600円

2017.5.3
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2017にっぽん丸GW日本一周クルーズ 往時の料亭文化を伝える山王くらぶ

2017-10-08 01:23:10 | 2017にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



明治28年(1895年)建築の酒田を代表する
規模と格式を持った元料亭「山王くらぶ」

北前船の往来によって全国とつながった酒田は、
華やかで自由闊達な湊町文化が形成されていきました。
茶道や俳諧、生花が教養の一つとして盛んになり、
茶屋文化、料亭文化と共に風流を競い合っていったのです。







夢二の間

竹久夢二は、酒田を三度訪れ、
滞在中は山王くらぶを拠点に画会を開いたり、
象潟へのスケッチ旅行に出ました。
夢二が特に愛用、滞在中は必ず使われた部屋。







どのようなお料理が出されていたのか気になりますね。







料亭文化の間

実際に使用された食器などが並んでいます。
酒田は港を通して上方文化が入った土地柄のため、
商人たちは生け花や茶の湯の
豊かな教養を身につけていました。

茶屋の芸妓たちも文化的な教養や舞踊
・琴などの芸事に秀で、
酒田は北国の小都市ながら料亭文化の
華開く街となったのです。







酒田で一、二の格式を誇った老舗料亭にふさわしく、
各部屋の意匠は全て異なり、組子建具、床の間などは
銘木をふんだんに使い、襖の引きなども手の込んだしつらい、
優れた意匠は、次はどのようなお部屋だろうと期待をし、
そして、また驚かされるのでした。







よ~く見てみますと鳥海山と波と
北前船ではないでしょうか。
北前船の寄港地として栄えた
酒田らしさを感じます。







寺社めぐりの間、文人墨客の間、酒田商人の間、
北前船の間など酒田の繁栄ぶりがよくわかります。







喫茶「宵待亭」では、坪庭を眺めながら
茶菓を味わえるようです。







料亭山王くらぶのころ帳場として使われ、
毎晩女将さんと馴染みのお客様との
楽しい会話が交わされた部屋は、
ふれあいの間に。

市民と観光客の温かいふれあいが
できる場になるようです。







2003年、国登録有形文化財に指定されています。
2階では季節行事を中心とした企画展示をしており、
そちらも見学させていただきましょう。

山王くらぶ
山形県酒田市日吉町2-2-25
入館料:大人310円

2017.5.3
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2017にっぽん丸GW日本一周クルーズ  旧鐙屋<豪商の屋敷>

2017-10-05 15:14:14 | 2017にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



国指定史跡の「旧鐙屋」は、
藩政期の酒田を代表する廻船問屋の屋敷で、
諸藩の年貢米を扱う宿蔵を務めました。







鐙屋は、「酒田三十六人衆」として町政にも参画。
これは、日本における自由都市発祥の地といわれた堺の
商人による自治組織・会合衆を倣ったものだとか。
町年寄役を勤め、町政にも重要な役割を果たしました。







映画「おしん」の撮影が鐙屋で平成25年3月に行われました。
おしんが奉公している「加賀屋」の大奥様が、
長火鉢の前に座って家族に話している
シーンに登場した長火鉢です。

映画では泉ピン子さんが、大奥様を演じています。

ストーリーは分かっているのに
映画でも泣いたのでした。







井原西鶴の『日本永代蔵』に「北の国一番の米の買入、
惣左衛門という名をしらざるはなし」と
紹介される豪商です。







「表口三十間裏行き六十五間を、家蔵に立つづけ、
台所の有様、目を覚しける」と
西鶴が記していますが、
豪華な御膳が出来上がったいるようですね。







江戸時代を通じて繁栄した鐙屋、
日本海開運に大きな役割を果たした姿を
今に伝えているのです。







こうして繁栄した港町の姿をあらためて見ていく旅もしたい、
そんな野望に燃えながらこの地図を見つめていました。







鐙屋の屋根は、石置杉皮葺屋根の
典型的な町家造りです。







弁財船の模型です。
江戸時代に内航海運で活躍した和船の形式。
帆走性能がよく、少数の乗組員で運航できるため、
瀬戸内海を中心に発達して普及しました。

北前船などに用いられた弁財船で
江戸時代の酒田の湊は、
賑わいを見せていたのでしょう。







国指定史跡 旧鐙屋
山形県酒田市中町1-14-20
入館料:320円

2017.5.3
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2017にっぽん丸GW日本一周クルーズ 酒田でのランチは・・・

2017-10-04 15:11:10 | 2017にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



本間美術館でゆっくり過ごして、市内循環バスを逃し、
「土門拳記念館」「酒田市美術館」は又の機会にすることに。
再び、振り出しに戻り、駅の近くから市の中心部へ。

「歓迎にっぽん丸」の船に魅かれて入ったのが、
「珈琲貴族」いかにも昭和の香りを漂わせていそうです。

朝食はしっかりといただいているので、
喫茶店のランチくらいがちょうど
良いかもと入ったのですが・・・。







酒田は、ラーメンが人気とは聞いていましたが、
こうして喫茶店のメニューにもラーメンがあったので
いただいてみることにしました。







豚骨、鶏がら、煮干、昆布を出汁に使用し、
具は、チャーシュー、メンマ、ネギが基本であり、
透き通った醤油味のスープであることが
酒田ラーメンの特徴だそうですが、
各店のオリジナリティーのある味が人気だそうです。







細くて縮れている麺が好み、これぞ中華そば、
こちら「中町のラーメン中華そば」です。

特筆すべきは、このチャーシューの美味しさです。
ママさん特製のチャーシューで
ご飯やビールも進みそうな美味しさです。
ラーメンの専門店ではなくてもレベルの高い味です。







マスターおススメの「貴族の担々麵」
これもまた美味しい、ラーメン店の担々麵よりも
まるみはこちらのほうが好きな味です。

でも、こちらではナポリタンのランチをいただくのが
最もお得感があるように思います。

ボリュームたっぷりのナポリタンに
サラダとフルーツとコーヒーで780円。
隣のテーブルの女性が妙に羨ましくなりました。







昭和の味も大事に残しながら
大好きなラーメンをいろいろ研究されたマスター、
酒田美人のママと美男美女カップルですが、
とても気さくな方で、美味しく楽しい時間を過ごしました。

マイカーを飛ばし、ナポリタンのランチをいただきに
いつの日か訪れたいと思っています。

山形県酒田市中町1-7-11

2017.5.3
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2017にっぽん丸GW日本一周クルーズ 本間美術館 鶴舞園

2017-10-03 15:04:09 | 2017にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



本間美術館の6千坪の敷地内は、鳥海山を借景に
林泉の風致をそなえた池を中心とした回遊式の庭園、
鶴舞園をはさんで本館と新館があります。
鶴舞園は、国の名勝庭園に指定されています。







池の中島に鶴が舞い降りたことから、
藩主酒井候により
「鶴舞園」と名付けられたそうです。

北前船が運んできた佐渡の赤玉石や
伊予の青石などを配し、初夏には白ツツジ、
秋の紅葉、四季の風情を感じさせる
美しく豊かな庭園に心も和みます。







この辺りから撮ると良いですと
お聞きしましたが・・・。







ハローキティの顔を思わせるようなところから
撮ってみると全体は撮れませんが、
鳥海山を借景にしていることは分かります。







「本間様には及びもせぬが、せめてなりたや殿様に」と
歌にうたわれた酒田の豪商本間家は、
日本一の大地主。

商人としてのみならず、多くの財を投じて
飛砂の害から人々の暮らしを守り、
海沿いに白砂青松の美観をもたらしました。







こちらの別荘も港湾労働者の冬季失業対策として建築。
植林事業や公共事業にも力を入れてきた本間家。







昭和22年、市民に開放され、全国に先駆けて
地方都市の美術館として開館しました。
本間家に代々伝わる史料や当主が好んだ茶道の器物など
重要文化財や重要美術品を多数所有されています。







フランスで発売される日本の観光地を紹介するガイドブック
「ミュシュラン・グリーンガイド・ジャポン」では、
近くにいれば寄り道をして訪れるべき場所の
二つ星の評価を得ています。







公益の精神を今に伝える
芸術・自然・歴史が融合する美術館です。

本間美術館
山形県酒田市御成町7-7
入館料:900円

2017.5.3
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2017にっぽん丸GW日本一周クルーズ 本間美術館 清遠閣

2017-10-02 15:03:36 | 2017にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



開館70周年記念特別展「館長が選ぶ珠玉のコレクション」
現在は東京国立博物館に寄託し、10年ぶりに里帰りする
重要文化財【蒔絵二重短刀箱】をはじめ、
小野道風【絹地切】市指定文化財【太刀 銘月山作】など
本間美術館のコレクションを堪能しました。







藩主をもしのいだ大地主本間家の別荘「清遠閣」は、
藩主酒井候が領内巡視をする際の休憩所として
迎えるために建造されたものだそうです。







建物の中を拝見させていただきましょう。







大正14年には東宮殿下(昭和天皇)がご宿泊されるなど
皇族や政府高官、文人墨客を接待する
酒田の迎賓館として使用されてきました。







京風の精緻な造りと大正ロマンを偲ばせる
モダンな調度も印象に残ります。







雪国だというのに窓が多く、開放的、
どれだけ丈夫な造りになっているのかと驚きました。







心地良い建築で、ゆったりとした気分になります。
陛下も利用されたというこのお部屋は、
喫茶室として利用されています。







早くもこちらで休憩します。
お菓子付きのコーヒーは500円。







ワインではなく葡萄ジュース300円。
メニューは他に抹茶があります。

オプショナルツアーでも酒田周遊コースで
本間美術館が日程に入っていましたが、
こちらで休憩する時間はなかったと思います。







鳥海山を借景にした回遊式の庭園「鶴舞園」の
眺望を楽しみながら何とも優雅な
コーヒーブレイクでした。

本間美術館
山形県酒田市御成町7-7

2017.5.3
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2017にっぽん丸GW日本一周クルーズ 酒田港入港

2017-10-01 15:21:57 | 2017にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



午前9時頃に酒田港に入港します。
セレモニーの準備も整っているようですが、
簡単には入港できないのが客船です。







こうしてタグボートの力を借りて入港します。
船体は小さくても力持ち、基本的には大型船が
自由に動くことができない横方向に押してくれます。

横方向に押すことで大型船を岸壁に近づけたり、
向きを変えたりさせたりするのです。
船体を傷つけないようにタイヤがつけられています。







今年は、酒田港にも外国客船が入港しています。







にっぽん丸と鳥海山のツーショット写真。
入港セレモニーを終えると次々と
オプショナルツアーが出発して行きます。
観光タクシープランもあります。







港から市街地(中町)行きの無料連絡バスが、
酒田市により運行されました。
観光ガイド協会やボランティアの方が同乗し、
車内で観光案内をしてくださいました。







帰りもこの場所から港に戻ります。







ガイドブックも地図も持たずに
歩き出すまるみでした。
そう、アバウトな人間なのです。

アバウトながら地図は頭に入れ、
あちらの方向だろうと気の向くまま
歩くのが楽しいのです。







小平市の「ふれあい下水道館」を訪れた日から始まった
マンホールの蓋の写真撮影です。

山居倉庫は、米どころ庄内のシンボルとして有名です。
ケヤキ並木と切妻屋根の連なりが印象的で、
目にされたことも多いかと思います。







日和山(ひよりやま)は、全29基の文学碑が建てられている
全長1.2kmにわたる散歩道になっています。
松尾芭蕉も「おくのほそ道」における旅の途中で酒田に逗留し、
「熱き日を海に入れたり最上川」の句を残しています。







こちらは、カラーマンホールです。
マンホール蓋に各自治体が観光名所や特産品などの
デザインを施した「デザインマンホール」が
注目を集めていて、街歩きの楽しみになっています。







神社があるので立ち寄って行きましょうか。
静寂な雰囲気、参拝客は見当たりません。

祭神は素盞鳴尊(牛頭天王)、祭礼には
キュウリをお供えし、ご祈祷していただいた
キュウリをいただいて食すると一年間
無病息災に過ごせると伝えられているとか。

山形県酒田市

2017.5.3
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2017にっぽん丸GW日本一周クルーズ 2日目の朝を迎えて

2017-09-30 14:53:02 | 2017にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



目が覚めると遠くに鳥海山が見えてきました。
この日の天気予報は晴れ、最高気温は19℃
観光するには良さそうです。







この日のオプショナルツアーは、「酒田周遊」
「庄内の名店アル・ケッチャーノのランチを楽しむ」
「最上川舟下りと羽黒山」「相馬樓で酒田舞娘の演舞鑑賞」
「地元の食とお酒を楽しむ~酒田編~」
「クラゲの展示世界一加茂水族館へ」の6つのコース。







北に鳥海山、南に月山を望み、雄大な庄内平野の
中央を流れる最上川の河口に開かれた酒田は、
江戸時代には北前船交易により、湊町、商人の街として
栄えた粋な文化に出会う街、再訪となりますが、
街歩きを楽しむ予定をしていました。







朝食は迷わずメインレストランへ。
デイナーも夜食も洋食でしたし、基本的に朝食は和食です。
街歩きをするためにもしっかり御飯をいただかないと。

わっ、蒲鉾が水色と驚きました。
富山の蒲鉾工場を訪れたことがありますが、
蒲鉾に対する文化、こだわりが違うと感じました。
にっぽん丸で出会うとは。

こうして以前の旅を思い起こさせてくれたり、
一つ一つの旅がつながっていくように思います。







食べ終わったらビュッフェコーナーから
何をいただいてきましょうか?
金沢では十分な睡眠をとり、
元気を取り戻していたまるみでした。

2017.5.3
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2017にっぽん丸GW日本一周クルーズ  コンサート・ナイトスナック

2017-09-29 15:04:20 | 2017にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



今宵のコンサートは、にっぽん丸ハウスバンドの
アスール★プラ★プティのコンサート。
懐かしいヒットナンバーを中心に
音楽で巡る世界一周の旅へと誘ってくれます。







ハウスバンドのコンサートの夜は、
ドルフィンホールの入りも少なくなるような・・・。

コンサートの様子は船内テレビでも見ることができるので
ホールに駆けつけることもないのですが、
私はライブが好きなのでショータイムは欠かせません。
リードボーカルが変わって雰囲気も変わりました。







船内は端午の節句も近いとあって
兜も用意されています。







金太郎の人形も







鯉のぼりも用意されていますが、
泳ぐというより「鯉の滝登り」のイメージ







ライブラリーで読みたかった本を借りて、
ナイトスナックをいただきにメインダイニングへ。







今夜のおすすめをいただきます。
餡かけシーフードスパゲッティです。







ミックスサンドイッチも少しだけ・・・

他にはクリームコロッケ、きんつば、フルーツコーナー、
香の物、日本茶、ウーロン茶、ジュース、コーヒー、
紅茶をビュッフェスタイルでいただけます。







ツアーデスクのポスターを見ると途中乗船ではなく、
横浜から乗船したかったなと思ったものでした。

2017.5.2
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2017にっぽん丸GW日本一周クルーズ  5月2日のディナー

2017-09-28 14:04:24 | 2017にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



~オードブル~

プロシュート ミラノサラミ
ブルーチーズマカロン テテドモアンヌ

トレビーソ メロン ミニトマト 赤パプリカ
スタッフドオリーブ ドライフルーツ







この日は琥珀色の生ビールとともに。







~セコンド~

鮑の変わり茶漬け
エリンギ入りの抹茶リゾット 
コンソメ餡 三つ葉 山葵







~魚料理~

茨城産 平目のムニエル ブールノアゼット
ミニアスパラガス スナップ鞘えんどう 
絹さやえんどう







~お口直しの氷菓~

マンゴーのグラニテ







~肉料理~

牛フィレ肉のパイ包み焼き
クレソン入り白ワインバターソース

ほうれん草 茸 紫キャベツ 五郎島金時ムース
ビーツ 蓮根 ブロッコリー







~サラダ~

サラダほうれん草 新赤玉葱 白瓜 わらび
ミニトマト 人参菜 山葵菜ドレッシング


~パン~

にっぽん丸特製パン バター







~デザート~

ザッハートルテ







~お飲み物~

コーヒー、エスプレッソ、今夕の紅茶(ニルギリ)



本日のディナーも期待を裏切らない料理を堪能しました。
鮑をお茶漬けというかリゾットにするなんて贅沢の極みです。

外国客船のリゾットは、ぞっとするようなものが出てきたり、
MSCのリゾットはイタリア船ならではで美味しいものでしたが、
いたってシンプルで、これは邪道かもしれませんが、
にっぽん丸のお食事は、日本人に生まれて良かったと思うもの。
ザッハートルテもウィーンのものに負けないと思います。

これから6日間という短い期間ですが、
にっぽん丸で食事ができる喜びにも浸れる
クルーズの始まりのディナーでした。

2017.5.2
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2017にっぽん丸GW日本一周クルーズ  七尾港を出港して絶景ポイントへ

2017-09-27 16:18:12 | 2017にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



17時に七尾港を出港したにっぽん丸ですが、
17時半から1回目の方の食事が始まりますので、
出港後程なくデッキからは乗客の方々の姿も減ります。
私は2回目の食事なので、最後まで残っています。







青い空を飛ぶ鳥たちにも見送られているのかしら?
首を曲げてどこを見ているのでしょうね。







船から手を振っていただけるととても嬉しいです。







海岸線は屈曲に富み,波も穏やかな天然の良港七尾港。
ブリ、タラ、アジ、メバル、クロダイ漁や
カキ、ノリの養殖、海の幸に恵まれています。







かつては北前船に乗って九州や東北の各地にまで
販売されていた七尾和ろうそくを
お土産にいただきました。

「赤い蝋燭と人魚」を
思い起こすような蝋燭です。







タグボートとはこちらでお別れです。







やがて見えてきたのは、富山湾越しに
立山連峰の3000m級の山々です。







高峰が海上から眺望できるのは、世界でも雨晴から
氷見の海岸にかけてと南米チリのバルパライソの
2ヶ所しか確認されていないとの絶景ポイント。

しかも、空気の澄んだ晴れた日にしか
見ることのできない貴重なものです。
(雨や雪が多い北陸、晴れ間は貴重)

以前にも電車から見たこの風景を記事にしましたが、
遮るもののない海上から見たこの絶景に感動です。







乗船したばかりですが、このクルーズを選んで
本当に良かったと思いました。

2017.5.2
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2017にっぽん丸GW日本一周クルーズ  七尾港出港セレモニー

2017-09-26 16:32:08 | 2017にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



最近では見かけることも少なくなったアドバルーン。
「にっぽん丸」の寄港を歓迎してくださる気持ちが伝わります。
七尾乗船の私達は、16時半に避難訓練をし、
終了後に出港のボンボヤージュサービスを楽しみます。







銅鑼の音が響いてくると出港です。







港では可愛い子ども達が登場を待ちわびている様子、
和倉温泉の人気者「わくたまくん」も一緒です。







この日のためにたくさん練習してきてくれたことでしょう。
ちょっと拗ねてしまうお子さんの姿がありました。

小学生の頃、制服に憧れ鼓笛隊に加入しましたが、
練習は好きではなかったまるみでした。
音楽の授業では、いつも鉄琴で一人だけのパート、
間違えると音楽教室に響き渡るので緊張したものです。

子ども達は、幼稚園児ですから
指導者も保護者も大変です。
本当に一生懸命に演奏してくれました。
どうもありがとうございます。







続いて高校生の演奏です。







久保船長も手を振っていらっしゃいます。







和倉温泉の女将さん方もお忙しいところお見送りに。
開湯1200年を誇る北陸の名湯・和倉温泉は、
湯脈が海中にあることから北陸随一の
"海の温泉”として知られています。

能登半島の粋が集まる和倉温泉は、
海の眺めと魚介類も美味しく、
再訪したい温泉の一つです。







今回の旅では七尾滞在時間も少なく心残りですが、
さよなら、またきっと来ます。







こんな風に気持ちを表現するって素敵ですね。







和倉温泉の女将さん方は、場所も移動して
見えなくなるまで最後まで手を振ってくださいました。
これが日本のおもてなしの形ですね。







多くの登録文化財を有する七尾一杉通り、
七尾湾にひょっこり浮かぶ能登島、
のと鉄道の車窓から見る風景も素敵ですが、
海から眺める七尾の街も良いものでした。

石川県七尾市

2017.5.2
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2017にっぽん丸GW日本一周クルーズ 乗船・アフタヌーンティ

2017-09-25 17:25:02 | 2017にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



雲一つない青空の七尾港での乗船です。
北陸の港の客船寄港地のトップは断トツの金沢港、
富山県の伏木港、福井県の敦賀港と続き、
マリンタウン(輪島)、七尾港と続きます。

新幹線とクルーズ船を組み合わせた
「レール&クルーズ」が
新たな潮流として生まれてきました。

乗船前や下船後に北陸の旅を
楽しむのも良いと思います。







にっぽん丸の七尾港への寄港は、2年ぶりだとか。
停泊中のにっぽん丸への乗船手続きは、16時~16時半。
受付をしてくれるのは顔見知りのスタッフで、
気持ち良く受付を済ませてキャビンへと向かいます。







発売日に申し込みましたが、キャンセル待ち。
何とかコンフォートステートが取れたのは、数ヶ月後。
勝手知ったるキャビン、送った荷物も届いています。
荷物もそのままにラウンジ「海」に向かいます。







この日のアフタヌーンティは、
ピアノの演奏とともにスタッフの海上での
ピアノの調律等が大変な話も聞きました。
スタッフの皆さんが芸達者なことに驚かされます。







予約注文を受けた分だけこしらえ販売する
作り置きや店売りをしない金沢でも
とっておきの和菓子店は、『吉はし菓子所』。
端午の節句に合わせた和菓子が用意されていました。

この上生菓子にノックアウトのまるみでした。
お茶のお稽古の時もお懐紙に包んでポケットへ忍ばせた
甘いものは苦手なのですが、知る人ぞ知る通好みの
和菓子をこの機会を逃したらと一口入れると
幸せが口の中に広がるとはまさにこのことと思いました。

見た目にも存在を主張する商品が溢れる中、
彩りも品よく美しく貴賓を感じる
逸品との出会いに感動したものです。







美味しい食べ物に温泉に絶景スポットにも恵まれた
能登半島の旅はいつも期待以上ですが、
七尾港から始まる旅も大満足の旅だったのです。

石川県七尾市

2017.5.2
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