写真をメインにしております。3GB 2006/04/08
Lumix DMC-FT1
アネシスのセンターコンソールにECOと印字されたボタンがある。
セールスの説明では、
「ECOモードは、統合ユニット(エンジン・ミッション等を制御しているコンピューター)で、エンジンの回転数とシフトチェンジのタイミングを制御している。
具体的には、通常のモードよりシフトチェンジのタイミングを早め、エンジンの回転数を上げないように制御している。
ただ、急に加速したい(追い越し等の)場合、アクセルを深く踏むと一時的にECOモードが解除になり、通常のモードに切り替わる。」とのことである。
Lumix DMC-FT1
ECOモードにすると、メーターパネル内にECOの表示が現れる。
荷物を満載した大型車のような運転感覚を味わえる。
取扱説明書のよると、通常走行ではECOモードの使用を推奨している。
40km/hまでならよいが、この速度を超えると加速しないのでまだろっこしく、自分の意志どおりには走らない。
特に交通量が多く、車の流れが速い所ではピッタリ後に付かれる。
ECOボタンのON/OFFも試みたが、ATミッションのECOモードON/OFFのタイミングや変速はコンピュータまかせである。
セレクトレバーを右へ倒すとDレンジのスポーツモードとなり、シフトアップタイミングが遅くなる。
街中でそこまでの回転は必要ない。
したがって、セレクトレバーを右へ倒し手前に引いてマニュアル変速にする。
1速、2速、3速とシフトアップして(4速には入らない)レバーを左に倒してECOモード走行とする。
これが最近の走り方なのだ。
先日、アネシスの12ヶ月点検を受けたのであるが、
ご来店いただき
ありがとうございました。
このたびは、当社サービス工場をご利用いただきましてありがとうございました。
その後、お車の調子はいかがでしょうか。
ご用命いただきました点検整備は
すべて万全を期して実施させていただきました。
今後とも末永く
ご愛顧くださいますよう
よろしくお願い申し上げます。
と、わざわざ50円切手を貼ったあて名手書きの礼状が届いた。
会社のこのような仕事の進め方は特異なものに感じた。
点検が終り引き渡す時に、整備士か、整備検査員か、フロントマンかが点検整備内容などの車の状態を伝えれば済むことで、この葉書以上に客に対する店の態度が伝わるものと考える。
OLYMPUS E-520/ZD40-150mm
昨年11月29日に納車された車の12ヶ月点検をメーカーディーラーで受けた。
前の車では、セールスかメカニックが車を引き取りに来ていたのだが、人手が足りないせいか代車を用意するから工場まで車を持ってきてほしいということで出向いた。
フロントマンは、車の鍵を確認して点検が終わったら電話連絡するという。
当方は、前回修理の不備な点の補正を依頼する。
前の車では、車を預かる時に、どこか不具合や気になるところはありませんか?と、聞かれたのだがそんな空気はなかった。
2時間ほどして点検が終わったという電話連絡が入ったので、車を引き取りに行った。
先ほどとは別のフロントマンが、点検確認の署名を求め、署名後前回修理の補正は終わっています、とのこと。
点検結果についての説明はなかったのでこちらから尋ねたところ、特に説明することはない、とのこと。
ついつい前の会社と比較してしまうのだが、せめて「点検の結果異常ありません。調子良いです。」くらいの点検結果の報告はほしかった。
うちの車は、定期的にオイルとオイルフィルターを交換していれば絶対心配ない、という自信の表れなのだろうと思うのだが…。
すべてLumix DMC-FT1
アネシスの運転席や助手席に乗るときには、気を付けなければならない。
ドアを開けると、ドアに頭をぶつけるからだ。
ドアが額めがけて飛んでくる、と言った方が分かり易い。
理由を考えた。
ドア端は垂直ではなく、後のほうに曲がっている。
だから、ドアハンドルを握って手前に引くと、ドア上部が額を攻撃してくるのだ。
あれ以来、私はもう一方の手でドア上部を押さえて開けるようにしている。
あのカーブが無ければ乗り降りしづらいのか。
後部ドアの上部のカーブは逆に前方へ向いている。
センターピラーに合わせたカーブだろうと推測する。
センターピラーを垂直にすれば解決するだろうが、運転手の視界を妨げないような場所だと、後席への乗り降りが不自由になる。
運転席のシートバックの角度に合わせたか。
Lumix DMC-FT1
インプレッサアネシスに乗っていて感心する事がある。
それは、ドアがきちんと閉まることである。
ドアヒンジを見ても特別頑丈な様子もなく、分相応の大きさである。
昔、某社の車はドアヒンジが弱いのでドアが垂れてくる、という特質を持っていると言われた。
ドアキャッチャーにしても、特別なものが付いている様子もない。
セドリックは、ドアを遠くから軽く押しても閉まらない。
ドアキャッチの10cmほど前から軽くドアノブを押す、というのが正しいドアに締め方であった。
その代わり、室内の密閉度は素晴らしいものがあった。
高速道路でも室内楽を楽しめたのである。
最近の病室の引き戸などは、開けたままにしておくと静かに閉まるように設定されている。
それと同じように、アネシスのドアは開けて軽く押すとパシャッと閉まるのである。力はまったくいらない。
もちろん10cmの距離からドアノブを押すと問題なく閉まる。
後期高齢者の人は、昔の粋な車のドアの閉め方を現代の車にも適用する。
すなわち、ドアを遠くから力いっぱい「どし~ん」と閉めるのである。
車格が違うから比べようもないが、アネシスで高速道路を走るとジェット機に乗っている雰囲気を体験できる。
空気力学?に基づく車体形状のためか風切り音は小さいのだが、タイヤの走行音は挑発的である。
石ころはタイヤハウス内を飛び回るし、トンネル内で屋根に落下する水滴に驚かされる。
1ヶ月間の慣らし運転は4,000rpmまでであった。
1速で35km/h、2速で60km/hという速度であったので一般道では3速には入らなかった。
雪が融け、夏タイヤに交換して最高出力発生の6,400rpmまで回す慣らしに入ったのだが、1速で55km/h、2速で100km/hオーバーという速度になったので、ここでも3速には入らず公道で回す慣らしは断念した。
3速6,400rpmで160km/h、4速4,700rpmで165km/hとなっている。
4速は走行抵抗があり4,700rpmまでしか回転が上がらないのかもしれない。
高速道路走行を考えミッションのギア比が燃費向上のために小さくなっているのだろう。
3速+オーバードライブという考えだろうか。
となると、次はトルクの確認である。
最大トルクは、3,200rpmで14.7kg・mとカタログにある。
3,000~4,800rpmで14.276km・m以上のトルクがあり最大トルクの97.228%を発生する。
2,000~5,800rpmで13.256kg・m以上のトルクを発生し、最大トルクの90.281%である。
1,200~6,500rpmで12.236kg・m以上のトルクを発生し、最大トルクの83.334%である。
高回転はともかく、1,500rpmでも最大トルクの83.334%を発生しており、トルクカーブがなだらかな扱いやすいエンジンといえる。
半面、トルクのピークへ向かう鋭いエンジンの立ち上がり感は楽しめないだろう。
とはいっても、3,500~5,500rpmくらいの加速は安定していて緊張しないので誰でもが運転を楽しめるのだろう。
アネシスに乗って驚くことの2つ目
それはオートマチックトランスミッションの考え方である。
変速段数としては、前進4段・後進1段である。
RICOH Cplio GX100
ところが、Dレンジにあるシフトレバーを右側のガイドに入れるとスポーツモードになって、変速位置がエンジンの高回転側に設定されるというものだ。
そしてその位置から+か-の方に動かすとスポーツモードが外れてマニュアルモードとなる。
LUMIX DMC-FT1
そして、info-ECOモードというのがある。
これは、燃費効率を重視したモードで通常走行ではこのモードの使用が推奨されている。
info-ECOモードを解除することにより、加速を重視したアクセルペダル特性にすることができるとある。
燃費効率重視モードでゆったりと走るD+info-ECOモード。
加速を重視したDレンジ走行。
山間部の走行、高速道路の合流や追い越し加速時に適したDのスポーツモードシフト。
クラッチがなくてかったるいが、任意のギアを維持できるマニュアルモード。
と、4種類のミッションを持っているような運転ができるのである。
SUBARUのHPから
まるで昔の前進3段ギアに副変速機がついたスバル360のように、使いこなすのに熟練を要するミッションである。
LUMIX DMC-FT1
インプレッサ・アネシスに乗って驚くことがある。
まずハンドル。
10時10分のところが膨らんでいるのだ。
ここを握ってくださいって。
うーん、余計なお世話だよなー。
ハンドルに関してもうひとつ。
ステアリング特性。
極めてニュートラルなことにびっくりした。
今まで乗っていたFR車は、弱アンダーと言われていたが、コーナーでは膨らむ力が大きかった。
必然的にコーナーではハンドル保持に力が要るのでゆっくり走ることとしていた。
ところがアネシスはどうだ。
素直に回って行くではないか。
まるで運転が上手くなったかのようだ。
かなり速度を上げても思ったラインをトレースできる。
もっとゆっくり走るようにしなければ危険である。
LUMIX DMC-FT1
アネシスには後窓にもワイパーが付いている。
その操作は、ハンドルの左のレバー一本で行う。
慣れないと、いざ使おうと思っても分からないから意識的に使うようにしている。
ある時、間違ってレバーを手前に引いた。
すると、ワイパーが動いたのである。
前の車ではウォッシャー液が出るスイッチであったが、アネシスではワイパーが欲しい時に引くけば良いようになっている。
これは知らなかった。良くレバーを見ると、「PULL MIST」と書いてある。
MISTとは霧のようなものと辞典に書いてあるが、どうも意味が違うらしい。
検索してみると、「ミスト機構とは、レバーのワンタッチで一回だけワイパーを作動させる機能。」という解説があった。
そうなんだー、と納得した。
あとで取扱説明書を見るとちゃーんと書いてあった。
一通り読んだつもりだったのだが、今までの操作を身体が覚えていたので、その時は新しい操作は受け付けしなかったのだろう。
すべてLUMIX DMC-FT1
陽が落ちてから走行距離等の記録をするのに手元ランプがないので不便であった。
V30Eグランツーリスモには、ルームミラーの上にスポットランプが全車共通装備で付いていた。
アネシスはオプションか、とアクセサリーカタログを見ると載っていないではないか。
改めてアネシスのカタログを注意して見た。
なんと、全車標準装備としてスポットマップランプは付いていることになっている。
特別記念車の装備について説明があったのは、
エアコンはマニュアル、コンソールボックスの色、フロントドアトリムとリアドアトリムの色、スピードメーター等のデザイン、フォグランプなし、トランクリッドトリムなし、サイドシルプレートなし、ということでその他は1.5iと同じということであった。これについては何度も念を押して確認したのであった。
改めて、カタログの装備と実車を照合した。
助手席シートバックポケットがない。
リヤシートセンターアームレストがない。
フロント2+リヤ2の4スピーカーだが、リヤ2スピーカーがない。
私が見つけられたのは、スポットマップランプを含め4点であった。
この点について、担当セールスに尋ねたら、「私も知らなかった」との返事。
会社として商品の内容について説明して販売し、説明と違う商品を渡したことは分かりやすく言えばどういう事なのか。
私は、説明のあった仕様の車を私に渡すべきだ、との考えである。
連れは、会社の情報提供の不手際はあるが、担当セールスが説明した仕様の車を渡す訳はない。
会社とやり取りしても不愉快になるだけだから、必要なものはこちらがお金を出して付けてもらいましょう、と言う。
私は不満であったが、連れの精神状態の安定を優先して、そうする事にした。
今私が不便に感じることは、手元ランプがない事と、夜エンジンキーを挿す穴を見つけられない事である。
室内灯は点くのだが、光が照射される所にキーの穴はない。陰になるのである。
ルームランプは付いているが、身体が硬く腕が後ろに回らないので運転席からは操作しづらい。
V30Eグランツーリスモでは、特に記載していなかったがキー照明は全車共通装備であった。
ので、マップランプとアクセサリーカタログに載っていたキー照明の取り付けを依頼した。
マップランプ取り付けについては料金の請求がなかったが、キー照明についてはカタログ記載通りの金額の請求があり支払いした。
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