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読書と映画をめぐるプロムナード

読書、映画に関する感想、啓示を受けたこと、派生して考えたことなどを、勉強しながら綴っています。

中国人マフィアと日本人ヤクザがアメリカで抗争する、「ローグ アサシン」(米/2007年)

2008-05-11 18:59:54 | 映画;洋画
原題:War
監督:フィリップ・G・アトウェル
脚本:リー・アンソニー・スミス、グレゴリー・J・ブラッドリー
音楽:ブライアン・タイラー
撮影:ピエール・モレル
出演:ジェット・リー、ジェイソン・ステイサム、ジョン・ローン、デヴォン青木、石橋凌、ケイン・コスギ

~FBIアジア系組織犯罪捜査科のクロフォード(ジェイソン・ステイサム)は、同僚とその家族を“幽霊”と称される殺し屋のローグ(ジェット・リー)に無惨にも殺されてしまった。3年後、クロフォードの宿敵ローグがサンフランシスコのヤクザ街に姿を現し、中国系暴力団と日本のヤクザの抗争を複雑にかき回し、激化させる。(シネマトゥデイ)~

日本人がハリウッドで登場するときには決まってヤクザかメガネのサラリーマンという配役はすでに定着して久しいですが、日本語が日本語としてちゃんと演出されているだけでもまだいいか、という感じです。ジェイソン・ステイサムが聞き取りにくい日本語を喋りますが、これはサービスの一つでしょうね。

邦題の「ローグ アサシン」は、「rogue assassin」で「殺し屋ローグ」という意味なのでしょうが、「rogue」には、「((親しみをこめて))しようがないやつ, いたずらっ子, わんぱく小僧。((古風))悪漢, ごろつき;詐欺師」の意味があるようですから、「裏切り者」的な意味のネーミングなのでしょうね。

ヤクザの親分、シロー・ヤナガワを演じた石橋凌さん。先日取り上げた「犯人に告ぐ」(2007)でも陰湿な神奈川県警本部長・曾根要介を演じていましたが、三池崇史監督の「オーディション」(2000)での演技が印象的でした。昨年11月6日の記事「松田優作、最初で最後の監督作品、『ア・ホーマンス』(1986年)」で取り上げました。

また、ジェイソン・ステイサムについては、12月13日付の記事「ルールを破ってこそドラマが生まれる、「トランスポーター2」(仏・米/2005年)で取り上げましたので割愛します。

李 連杰(リー・リェンジエ、英語名:Jet Li、ジェット・リー 1963年4月26日‐)は、「中国遼寧省瀋陽市出身のアクション俳優。8歳から武術を学び、中国全国武術大会(演武の大会)において、5回連続で総合優勝を成し遂げるほどの武術の腕前で、その並外れた身体能力を活かして1982年に『少林寺』で映画デビュー(リー・リンチェイ名義)。1991年のツイ・ハーク監督作品『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明』の大ヒットでスターの座を確たるものにした」。

「1998年には『リーサル・ウェポン4』の出演によってハリウッドデビューを果たし、ハリウッド、ヨーロッパ、香港、中国と活躍の場を広め、世界的な俳優となった。1999年に女優のニナ・リーと再婚し、娘が誕生。2004年、スマトラ沖地震に巻き込まれるも軽傷で済み、家族は無事に避難した。2006年、同年公開された映画『SPIRIT』を最後に武術映画から引退すると公言」。

「リーのアクションは、全体的に少林拳が中心で、補助的に太極拳と八卦掌の風格(身法の軸は少林拳のままである)を併用する事が多い。武器術は長拳的である。『ザ・ワン』では、柔と剛を象徴して、柔は八卦掌中心、剛は形意拳を中心に演じている。日本語吹き替え版のフィックスは池田秀一だが、森田順平や横堀悦夫が吹き替える場合もある。かなりのヘビースモーカーとの噂があるが、日本でのイベントではやんわりと否定していた」。

私は「シン・シティ」を見ていないので今回、デヴォン・青木さんを見たのは初めてですが、ロッキー・青木さんの娘さんだったんですね。

デヴォン青木(Devon Aoki、本名: Devon Edwenna Aoki、1982年8月10日-)は、「アメリカ合衆国のファッションモデル、女優。ニューヨーク州ニューヨークにて生まれる。カリフォルニア州で育ち、高校時代はロンドンで過ごした。父親はアメリカのレストラン、ベニハナのオーナーロッキー青木、母親はドイツ人とイギリス人のハーフ」。

「13歳の時にモデルとして活動を始める。イヴ・サンローランやラルフ・ローレン、シャネルのショーに出演し、一躍スーパーモデルとなる。シャネルはケイト・モスの推薦であり、当時16歳という最年少モデルでもあった。身長167cmとモデルの中では小柄である。その後女優に転向し、2003年に映画デビュー。『シン・シティ』では一言も話さない刺客を演じ、注目を集めた」。(ウィキペディア)


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