今、結構気に入っている番組があります。
NHKで放送されている「ブラタモリ」です。
古地図を持って東京の下町を散策するのが趣味だというタモさん。
いったいいつそんな自由時間があるのでしょう。
その趣味を活かした番組構成で
現代の町の様子から昔の面影や地形を想像し
聞き込みをしながら裏を取っていきます。
タモさんお得意のバラエティーではなく
完全に歴史番組です。
東京には坂が多く、それぞれの坂に名前がついています。
坂を下るとその先はまた昇り坂。
この坂下をタモさんは「渓谷」と呼びます。
その多くがもう消えてしまった川のなごり。
なるほど、お年寄りに話を聞くと
戦前まで小川があってエビつりをしたらしい・・・とか
店の前で染物を洗っていた・・・とか
当時の町がCGで生き生きと目前に広がります。
番組はカメラクルーを従えて女子アナとタモさんが町を歩くだけ。
シンプルな作りなのに奥の深い、そしてクセになる番組です。
写真は某日本橋の銀行にある巨大金庫を見せてもらっているところ。
搬入当時、重すぎて日本橋を通れず神田川から船で入れたんですって。
ブラタモリ 放送 NHK総合 毎週木曜 午後10時~
再放送もあり http://www.nhk.or.jp/buratamori/
天下のNHKとタモリさんの力で
普段一般人が目にすることのないものが取材でき
すごく貴重な番組だと感心しています。
なんとコメントしていいやら…
ただただ…負けられません!(何がだ?)
な~るほど、温故知新ですね。
ボストンの銀行強盗(笑)
日本でも鬼平の時代には沢山いたんですよね~