おひつに夢中なのはお伝えしました。
扱い方が違うとご飯がこんなに違ってくるものなのかと
凝り性の私は次に羽釜でご飯を炊いてみることにしました。
一~二人用の土鍋の羽釜をゲット。
ところが使い始めが大変
目張り…という作業があるのを知りませんでした。
少量のお米とたっぷりの水で約1時間おかゆを炊きます。
目に見えない土鍋の肌の隙間に
おかゆの粘りのある成分が吸い込まれて保護幕を作るんです。
これで割れにくくなります。
買ってきたらすぐに使える便利さに慣れすぎて
ひと手間かけることで“道具に命を吹き込める”ことに感動です。
さっそく恐る恐る炊いてみました。
思ったより簡単に上手く炊けました。
確かに炊飯器より格段に美味しい…ですが
「おひつ」さえあれば大丈夫!
おひつに入れたら炊飯器のご飯も十分美味しくなります。
でも炊きたてとおこげを楽しむんだったら
断然、羽釜の勝ち。
もうひとつ
羽釜で炊く利点を発見。
お米を水につけてから炊き上がるまでの時間です。
最低30分水につけ“はじめチョロチョロなかパッパ…”
15分ほど蒸らして全工程1時間ほどで出来上がり!
飲んで帰って「ご飯食べた~い!」でも間に合います。
ま、酔ってたら上手に炊けないかも…ですがね。
鉄のフライパンも、最初に焼きを入れますから、やはり「もの」は最初にしっかりケアしないといけないんですね。
その通りです。
人間でも道具でも一緒。
愛着をかけてあげればあげるほど応えてくれるし
こっちも愛があるから大切にします。
使い捨てのような現代の文化になったのは
人も道具も手をかけずに使えるようになったからなんですね。
なんとなく納得納得…
いつも顔出して下さるのに忙しくてスミマセン…
懲りずに訪ねて来て下さいね。
炊飯器って私は恐怖症なんです。
どんなに高価なものを買っても数年で壊れちゃう…。
でも安物だとご飯が美味しく炊けない。
すごく不満のある電化製品のひとつですね。
おまけに私が一番大切に考えている
「デザイン」的に魅力ある商品も少ないです。
まあ、イタリアやアメリカにないから仕方ないかも…。
というわけで週末には必ず羽釜のご飯を楽しんでます。
4月7日(土)14:00~14:58まで放送される FM渋谷「なでしこラジオ」という番組のコーナーで紹介されます。
日本フードアナリスト協会提供の番組です。
14:30頃からのコーナーだということですが、変更になる場合もあるので、14:00から聞いて下さいとのことです。
コミュニティーFMなので限られた地域しか聞けませんが、インターネットでも聞くことができます。
http://ameblo.jp/faradio/
http://www.shibuya-fm.co.jp/
うほほ…!
楽しみだな~!
ご活躍ですねえ。
得意分野=ふるさとネタって
いい着眼点だと思いますよ。
絶対に聞きますね。