おひつに夢中なのはお伝えしました。
扱い方が違うとご飯がこんなに違ってくるものなのかと
凝り性の私は次に羽釜でご飯を炊いてみることにしました。
一~二人用の土鍋の羽釜をゲット。
ところが使い始めが大変
目張り…という作業があるのを知りませんでした。
少量のお米とたっぷりの水で約1時間おかゆを炊きます。
目に見えない土鍋の肌の隙間に
おかゆの粘りのある成分が吸い込まれて保護幕を作るんです。
これで割れにくくなります。
買ってきたらすぐに使える便利さに慣れすぎて
ひと手間かけることで“道具に命を吹き込める”ことに感動です。
さっそく恐る恐る炊いてみました。
思ったより簡単に上手く炊けました。
確かに炊飯器より格段に美味しい…ですが
「おひつ」さえあれば大丈夫!
おひつに入れたら炊飯器のご飯も十分美味しくなります。
でも炊きたてとおこげを楽しむんだったら
断然、羽釜の勝ち。
もうひとつ
羽釜で炊く利点を発見。
お米を水につけてから炊き上がるまでの時間です。
最低30分水につけ“はじめチョロチョロなかパッパ…”
15分ほど蒸らして全工程1時間ほどで出来上がり!
飲んで帰って「ご飯食べた~い!」でも間に合います。
ま、酔ってたら上手に炊けないかも…ですがね。