またまた戻った丹波の山奥。
ダンマバーヌまでの道のりは、一年前を思い出し懐かしかった。
到着したときは、心身ともに緩まるのを感じた。
どんな10日間が待っているのか・・・
今回で、やっとヴィパッサナー瞑想ってものが少しだけ理解出来たよう。
今までは抵抗してばかりで、自分を客観的に捉えようとしながらも、やはり抗っていたのだと感じた。
ヴィパッサナー瞑想とは、自分の呼吸や感覚をただ観察する。
あくまでも客観的に観察する瞑想である。
この客観的ってのが、なかなか難しいものだ。
沈黙の誓いや生活は慣れたもの。
やはり一時間以上座るのが慣れずモゾモゾ。
最初は自分の呼吸を観察する。
初っ端、1日目からやらかした。
夜のグループ瞑想前の休憩時間に、前日の移動の疲れでか仮眠。
鐘の音に気付かぬほどの深い眠りだったよう。
暗い中、誰かの声で目を擦ると、人影がボーっと見えた。
こんなにハッキリと霊が見えるとは・・・
なんて頭で考えていた。
なんてことない、私を起こしにきたコースマネージャーであった。
ご迷惑お掛けしました。
2日目になると、座って5分以内に足に激痛あり。
普段30分は座っても大丈夫なのに・・・なぜ?
溜め込んでいるサンカーラ(反発・反応)が出てきているらしい。
一年分もあるし、もっと古いものもあるし・・・
相当溜め込んでいるから・・・
この日から、睡眠が浅く眠れない。
朝もスッキリ目覚め、寝不足って訳でもない。
瞑想の効果らしい。
4日目と5日目に断食してみた。
塩分補給のため、梅干入りほうじ茶。
糖分補給のため、蜂蜜入りレモネードとプレーン豆乳。
液体もので補う。
断食すると、瞑想に集中出来るっていうけれど、私には変化なし。
ただ食事は少なめにしていた。
内臓が重くなると、感覚を感じにくくなる。
それは食べものによって違うってことも分かった。
6日目を過ぎると、徐々に自分の感覚が鋭くなる。
自分を取り囲んでいる粒子も細かくなっている。
体のあっちこっちが痒くなったり、虫が這っているように思ったり、様々なサンカーラが表面に出てきている。
第三の目、第六チャクラが熱くなる。
そこに青・紫・オレンジ色が交じり合った映像が見えた。
7日目のことだった。
部屋で一人瞑想をしていた時、自分の感覚が膨らんだり、萎んだり・・・
しばらくすると、萎んだまま感覚が消えた。
私という存在が消えたようだった。
これって自意識がなくなり、無我になった瞬間?
ほんの一瞬のことだったけれど・・・
そして、その先に何かがありそうだった。
そこへ向かうのは、まだ少し怖かった。
ここ最近、自意識(エゴ)について考えていたから、それが現像となったのかもしれない。自分が思っていること、考えていること、そんなものが瞑想中に現れるものらしい。それは神の存在であったり、眩しい光だったり、何かの声だったり・・・
8日目に、足が痛くなっても、冷静に観察している自分がいた。
痛みに反応せず、ただ観ていた。
これがヴィパッサナー瞑想なのだろう。
そんなことを3回目にして気付く。
〝抗わずに流れる〟
しばらくすると、また痛みに反応している自分がいた。
出雲の旅が控えていたので、出雲妄想はあった。
でも全体的には、自分を客観的に観察した。
他の人のことも気にならず、食べものも気にならず、静かに座れた。
今回のヴィパッサナー瞑想で、解消されたサンカーラもあるし、まだ抱えたままのサンカーラもある。
毎回違うことを感じる10日間コース。
きっと慣れるってことはないだろう。
〝すべては抗わず流れのままに〟
ダンマバーヌまでの道のりは、一年前を思い出し懐かしかった。
到着したときは、心身ともに緩まるのを感じた。
どんな10日間が待っているのか・・・
今回で、やっとヴィパッサナー瞑想ってものが少しだけ理解出来たよう。
今までは抵抗してばかりで、自分を客観的に捉えようとしながらも、やはり抗っていたのだと感じた。
ヴィパッサナー瞑想とは、自分の呼吸や感覚をただ観察する。
あくまでも客観的に観察する瞑想である。
この客観的ってのが、なかなか難しいものだ。
沈黙の誓いや生活は慣れたもの。
やはり一時間以上座るのが慣れずモゾモゾ。
最初は自分の呼吸を観察する。
初っ端、1日目からやらかした。
夜のグループ瞑想前の休憩時間に、前日の移動の疲れでか仮眠。
鐘の音に気付かぬほどの深い眠りだったよう。
暗い中、誰かの声で目を擦ると、人影がボーっと見えた。
こんなにハッキリと霊が見えるとは・・・
なんて頭で考えていた。
なんてことない、私を起こしにきたコースマネージャーであった。
ご迷惑お掛けしました。
2日目になると、座って5分以内に足に激痛あり。
普段30分は座っても大丈夫なのに・・・なぜ?
溜め込んでいるサンカーラ(反発・反応)が出てきているらしい。
一年分もあるし、もっと古いものもあるし・・・
相当溜め込んでいるから・・・
この日から、睡眠が浅く眠れない。
朝もスッキリ目覚め、寝不足って訳でもない。
瞑想の効果らしい。
4日目と5日目に断食してみた。
塩分補給のため、梅干入りほうじ茶。
糖分補給のため、蜂蜜入りレモネードとプレーン豆乳。
液体もので補う。
断食すると、瞑想に集中出来るっていうけれど、私には変化なし。
ただ食事は少なめにしていた。
内臓が重くなると、感覚を感じにくくなる。
それは食べものによって違うってことも分かった。
6日目を過ぎると、徐々に自分の感覚が鋭くなる。
自分を取り囲んでいる粒子も細かくなっている。
体のあっちこっちが痒くなったり、虫が這っているように思ったり、様々なサンカーラが表面に出てきている。
第三の目、第六チャクラが熱くなる。
そこに青・紫・オレンジ色が交じり合った映像が見えた。
7日目のことだった。
部屋で一人瞑想をしていた時、自分の感覚が膨らんだり、萎んだり・・・
しばらくすると、萎んだまま感覚が消えた。
私という存在が消えたようだった。
これって自意識がなくなり、無我になった瞬間?
ほんの一瞬のことだったけれど・・・
そして、その先に何かがありそうだった。
そこへ向かうのは、まだ少し怖かった。
ここ最近、自意識(エゴ)について考えていたから、それが現像となったのかもしれない。自分が思っていること、考えていること、そんなものが瞑想中に現れるものらしい。それは神の存在であったり、眩しい光だったり、何かの声だったり・・・
8日目に、足が痛くなっても、冷静に観察している自分がいた。
痛みに反応せず、ただ観ていた。
これがヴィパッサナー瞑想なのだろう。
そんなことを3回目にして気付く。
〝抗わずに流れる〟
しばらくすると、また痛みに反応している自分がいた。
出雲の旅が控えていたので、出雲妄想はあった。
でも全体的には、自分を客観的に観察した。
他の人のことも気にならず、食べものも気にならず、静かに座れた。
今回のヴィパッサナー瞑想で、解消されたサンカーラもあるし、まだ抱えたままのサンカーラもある。
毎回違うことを感じる10日間コース。
きっと慣れるってことはないだろう。
〝すべては抗わず流れのままに〟