南国の花

曇り空だったけれど、このピンク色の花を見た時に、南の島へ来たんだと実感した。
なぜ南国では、すべての色合いがハッキリとしているのだろう。海も花も空も蝶も木々も家々の屋根も・・・それらのコントラストが私の心を疼かせる。私の記憶を呼び起こす。ラオスで飲んだビアラオの味、ベトナムのメコンデルタの風景、バリ島で出会った人々、タイのパッタイ屋台の調理している音、様々なことを思い出した。今日のこの風景もいつまでも記憶に残るのだろう。

パイナップルの花

初めて見た。黄色のパイナップルに紫色の花が咲く。グロイ色合いにドーン。

パイナポー

フルーツ大好き。沖縄といえば南国フルーツ天国。マンゴー、パパイヤ、パイナップル、ドラゴンフルーツ、タンカン、バナナ・・・どれも大好き。しかし今はフルーツの季節じゃないらしい。残念。
パイナップル畑は甘い香りに包まれつつ、パイナップルは色づきはじめていた。硬い葉に守られ、甘さを増すんだろう。ちなみにパパイヤはあっちこっちに自生していてバッカバッカ出来るんだって。青いパパイヤサラダ食べたいなー。ちなみに映画『深呼吸の必要』で有名になったサトウキビ刈りシーズンも終了したばかり。

海の落しモノ

ビーチを歩いている時の楽しみの一つは、海からの落しモノを探すこと。さすが沖縄のビーチ、西表島のビーチ、さすが無人のビーチ。落ちてる、落ちてる、キレイな貝殻やらサンゴやら・・・おっと、小さなカニが通り過ぎた。

無人の海

今日の天気は曇り・・・
早速、フェリーで西表島へ移動。海はエメラルドグリーン、空はグレー。天気が良くないと気分は晴れないものだ。人の気分は天気で左右されがちだね。ハメハメハ大王の歌を思い出す私。海はそこそこ荒れていて、フェリーは上下に揺れる揺れる。おっと、石垣島では問題のなかった携帯電話の電波がフェリーの途中から入らなくなった。ボーダフォンは西表島では電波が入らないんだって、さすが日本の中の東南アジアだね。40分ほどで到着。

同行者の友人が西表港で迎えてくれた。この友人は西表好きが高じて、西表に移住した人。結婚して子供と嫁と西表で生きていくとのこと。彼の案内でベタな場所へ案内してくれる、してくれる。まずはドラゴンフルーツのビニールハウスの横を通りすぎジャングルな場所を抜けると誰もいないビーチ。うわー、遠浅な海は明るいスカイブルー、深さも膝丈ぐらいらしい。そっと足を浸すと、まだまだ水は冷たい。まだ夏は遠いんだなー。