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京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

ぴょん!

2023-11-19 16:23:29 | 作陶館日記
こんにちは。
きょうは、お客様の作品のご紹介。


うさぎー!
ぴょん!って、自分の口で言いそう(笑)
これ、もう一匹います。


ぴょん!ぴょん!!

干支の置物かな?
この可愛いシリーズでそろえるのなら、
いそいそ玄関に飾りを置いて
お正月の年神様を喜ばせたくなりますね。

実は、「来年の干支「龍(辰)」だろうな」
という置物も、先日焼きあがっておりました。
その話題は、一年後かな~。(笑)
「可愛らしかった」というのは
お伝えしておきます。

我が家には、可愛らしい干支の置物が無いので、
年神様も「この家つまんない~」って、
言うてそうです。
しめ縄を、レモングラスの葉で作って、
玄関を爽やかな香りで満たすことにします。
(野郎の靴で玄関はギュウギュウ)

え~っと、
皆様も今ならまだ、ギリッギリ、
干支の置物(など)をつくると、
持って帰って頂けると思いますので、
フリークラスにいらしてくださいませ。
(焼き上がりの時間の都合上、
釉薬の色などは、要相談ですが・・)

それではまた明日。ぴょん!
Please stay healthy and stay safe.
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貝殻

2023-11-17 23:59:18 | 気になるコト
こんにちは。
今日は朝日焼きで取れた貝殻のお話です。
朝日焼の目の前には、琵琶湖から大阪湾へと続く
宇治川が流れており、様々な生き物が
その恩恵を受けております。

今日の貝殻もそのうちの一つ・・
ではなく、お客様の器です。
(そりゃそうだ)
作陶館の入り口前を歩いていたら見つけました。


二度見前(笑)


もうまじ貝ジャーン。
フジツボまでついてるじゃーん。


カスカス具合まで、貝殻。
表面をガッスガスに作り、鉄絵を塗って、
ほんのり、緑色の絵の具も塗って、、
内側は・・


とぅるんってしてる~。
真珠でも抱いていそうな内側。
白マット釉薬ではないな・・
ナマコ釉薬と呼んでいる奴かな?
(とても不安定な釉薬で、
色が飛んでしまって白く出ない時もあります)

う~ん、すごい。
貝殻にしてしまうその集中力。
案外、盛り付けるのもを
選ばないかもしれませんね?
海の物はもちろん合いますし、
山の物も、瑞々しく
水分が滴るような物ならありな気がします。


コレを作ったお客様は何を盛っているのか?
想像をするのも楽しいです。
貴方なら何を盛りますか?
またお聞かせください。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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皿削り

2023-11-16 15:39:34 | 気になるコト
こんにちは。
今日は、超ホットな話題です。
なんていったって、今行っている作業です。
雨降るんちゃうやろか・・?(笑)

お皿を削っております。


朝日焼では、お皿の削りは
「ふなべら」という道具を使います。


まじで船の形。

竹を割って作ります。
竹のカーブによって、刃の入る角度が違うので、
皆、2,3本は持っています。

この大きさにはこれがフィットするけれども、
この大きさにはチョッとな。。
等が発生するので、一番フィットする
フナベラを探して使います。



持ち方例
フナベラは、左右持ち替えて使います。
皿の羽根部分を削る時は、左手持ち。
皿の高台とその中を削る時は、右持ち。など。
絶対!と決まっているわけではないですが、
フナベラ一本で削ろうと思うと、
持ち替えないと無理なのです。

あとは、ヤリガンナという、
切っ先がとんがっているカンナを
よく使います。

今日の作業では使わないので、
使った時にまた、ご紹介しますね。
それでは、皿の削りに戻ります。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.

(どうでもいいけれど、手がカッカサでしたね)笑
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店の中

2023-11-15 15:34:25 | 気になるコト
こんにちは。
少し前に、
朝日焼きへの道のりのご紹介をしたのに、
店の雰囲気をお伝え忘れていたので、
今日は、そのお話です。

店は、古いお家を再利用したので、
天井は太い梁が使われております。
昔のお家って、贅沢なつくりです。


梁に、庭に生えている草を
ドライフラワーにして飾っております。

梁のある向う側が、畳がある床になっており、
お茶室形式になっております。
炉も切ってあるので、お客様が座られたならば、
宇治川を見ながらお茶会を楽しんで頂けます。
まぁ、観光の方がブラブラ外を歩いているのと、
目が合っちゃうときがありますけれどもね~。


窓を大きく取っているので、
店内はとても明るいです。
何なら、夏は暑い・・(笑)


店の入り口側。
グリーンカーテンで日差しが
遮られて、内側から見ても涼やか。
(今は枯れちゃってちょっと寂しいです)
ふらりと立ち寄ってくださって、
ぐるりと店を見て下るだけでも
楽しんでいただけると思います。

宇治にお越しの際には
是非、お立ち寄り下さい
お待ちしております。
Please stay healthy and stay safe.

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飛びカンナ模様・その2

2023-11-14 15:48:28 | 気になるコト
こんにちは。
今日は、昨日に続いて「飛びカンナ」、
その話題です。

飛びカンナは、九州の小鹿田焼(おんたやき)
小石原焼(こいしわらやき)が有名です。
小石原出身の友人は、いとも簡単に
美しい飛びカンナ模様を、磁器生地に
施しておりますが、
(京都で、青磁の生地に飛びカンナ模様があると、
多分、それは私の友人夫婦の作品です)
実際やると、美しく施すのは難しい。
そんな話題で、昨日は終わりましたが、
今日は、道具のご紹介。



持つところがあって、
グイッと首が長い飛びカンナ用のカンナ。
普通の帯鉄で作られたカンナですが、
首の部分が、ゆるい「つ」の字型に作られており、
長いのが特徴です。
そして、振動しやすいように
細い首です。


こんな形。
飛びカンナを施す時は、よく跳ねるように、
下の方を持ちます。
(とはいえ、下の方を強く持ちすぎると、
カンナの先が跳ね過ぎて、模様の幅が
大きくなります)


カンナの頭も、ゆるくカーブして作ります
(これは、個人の好みもあるかもしれません)
カンナの刃をカーブして作るのは、
器に頂点だけを当てる為でもありますが、
(点で当たる方がよく跳ねます)
当てるカンナの場所の頂点によって、
模様の大きさ、細かさが変わって
面白いので、一口に、カーブにつくれ!
とは言えないかもしれません。

なんとなく、飛びカンナの
使い方を想像していただけましたか?

さぁ貴方も、とととととっと、
リズムよく入る、飛びカンナ模様を
作りにいらしてみてください。
あの跳ねる音と振動が癖になりますよ?

お待ちしております。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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