京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

窯焚き本番

2015-05-25 20:32:53 | 登り窯(玄窯)
窯焚き本番です。あちぃ・・(笑)
  
焚口も明るくなり、高い温度になってきたのが分かります。

窯焚きは、写真のような大火前と呼んでいる焚口と、

小さい焚口から薪を入れて焚いていきます。


左右の口もあるので二人一組が基本です。

窯の焚口を開けたらスピードと薪をまっすぐに投げる正確さが必要です。


前に薪を入れていたと思ったら次に瞬間には横へ移動
 
大火前の最後には木端(こっぱ)と呼ぶ小枝を大量に投入。
これにより、還元の作品の色がさえざえとなる・・はずです。確か(笑)
その証拠に、還元が強くかかっている時に上がる炎がボーボー。


窯の内部(覗けるように、レンズが取り付けられています)

カップがチラリ。

還元の炎が走っている風景。

こうして一つの部屋が焚き終わり、もう一つの部屋へと移っていきます。
今頃は(夜8時)前二つの部屋が終わり、後ろの窯の一部屋目ではないかと。
明朝2時ごろまで焚き続けられます。

いい窯になっていますように。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 焙り(あぶり) | トップ | 窯焚き後・・ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

登り窯(玄窯)」カテゴリの最新記事