京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

フリークラス

2023-10-30 16:16:34 | 作陶館日記
フリー(プログラム)クラスのお話です。
海外からも沢山受けに来てくださるクラスです。
今は、英語が堪能な新人ちゃん・その2が
いてくれているおかげで、双方が安心して
体験していただけます。ありがたや。


さて、海外の方の多くは、
茶わん(抹茶碗)や、花活けを
ご希望されますが、なかでも
「急須(もしくはティーポット」の
作り方を覚えて帰りたい!という方が
結構おられます。
同じお茶をたしなむ機会が多い
アジア圏の方が多いですが。

彼女もそんな中の一人。
とはいえ、海外は一個の玉で一個の水挽きが
多いので、『沢山の土の塊の粘土の癖を直して
(つちころし)上部分だけを使って水挽き。
しかも右回り』が大きなハードルになります。
なので、最初は土コロシを頑張ってもらいます。


上から押さえて~
(粘土の足元はまだ整っていない)

(ここで、ブルンブルン左右に振れる粘土
を真円で回るよう整えます)

一旦あげたら~降ろす。
(この動作を少なくても3回はして整えます)


天辺を整えて、いざ水挽きを
(この手の使い方は海外に多いかな)
余りにも無理~となると(右回転)、
左回転で体験していただきます。
(その場合は、我々がガンバリます)

さて、粘土がっ整ったので、急須を作る・・
前に、色々作っていらっしゃいました。


問題ないですね~

おっと、文字数が。
急須制作の話はまた今度。

よく考えたら、
広重の五十三次の話も終わっていませんし、
太陽の塔の中、民族博物館の展示の話、
小林一三記念館の話もお伝えしたいので。。
続はいつになるでしょうね~?
お楽しみに。
Please stay healthy and stay safe.

コメント
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