特派員リポート「環境先進国 ドイツからの報告」
■講師
朝日新聞大阪社会グループ・前ベルリン支局長
能登智彦記者
<プロフィール>
1991年、朝日新聞社入社。和歌山支局(現総局)、大阪社会部を経てドイツ国際放送派遣。05年1月~07年5月までベルリン支局長。07年6月より現職。
■内容
朝日新聞の海外特派員が国際情勢や民情を、取材の苦労話や裏話をまじえて報告します。
今回のテーマは「環境先進国 ドイツからの報告」
ドイツは環境先進国としてのイメージがますます定着してきた。世界的にみてハイレベルな環境保護政策を打ち立て、数値目標を確実に実行しようとする姿が内外にアピールされているからだ。初の女性首相メルケルは北部の保養地ハイリゲンダムで今年6月に行われたサミット(主要国首脳会議)を「環境サミット」と位置づけ、地球温暖化対策でフロントランナーになることを盛んに強調してみせた。とはいえ、ドイツには専門知識のある環境研究者や環境運動家がゴロゴロといるのではない。むしろ、この国の環境保護の歩みは、普通の市民たちが「身の回りの自然を大切にしたい」という気持ちを素直に訴えることから始まり、その価値観が最終的に政治をも突き動かしたといえる。いまでは、ドイツ基本法に、国が「次世代のために自然を守る責任がある」と明記されるまでに至っている。実際、環境を大切にする意識は、日々の暮らしに広く行き渡っている。なぜドイツは環境先進国になる道を選ぶことができたのか、そんなドイツから、いまの日本の環境への意識はどう映っているのか――。現地で実際に暮らし、取材を続けた経験などをもとに、解き明かしてみたい。
■日時
8月25日(土)15:30~17:00
■受講料
会員・一般とも2,000
お申し込みはこちら
もしくは大阪教室06-6222-5222まで
■講師
朝日新聞大阪社会グループ・前ベルリン支局長
能登智彦記者
<プロフィール>
1991年、朝日新聞社入社。和歌山支局(現総局)、大阪社会部を経てドイツ国際放送派遣。05年1月~07年5月までベルリン支局長。07年6月より現職。
■内容
朝日新聞の海外特派員が国際情勢や民情を、取材の苦労話や裏話をまじえて報告します。
今回のテーマは「環境先進国 ドイツからの報告」
ドイツは環境先進国としてのイメージがますます定着してきた。世界的にみてハイレベルな環境保護政策を打ち立て、数値目標を確実に実行しようとする姿が内外にアピールされているからだ。初の女性首相メルケルは北部の保養地ハイリゲンダムで今年6月に行われたサミット(主要国首脳会議)を「環境サミット」と位置づけ、地球温暖化対策でフロントランナーになることを盛んに強調してみせた。とはいえ、ドイツには専門知識のある環境研究者や環境運動家がゴロゴロといるのではない。むしろ、この国の環境保護の歩みは、普通の市民たちが「身の回りの自然を大切にしたい」という気持ちを素直に訴えることから始まり、その価値観が最終的に政治をも突き動かしたといえる。いまでは、ドイツ基本法に、国が「次世代のために自然を守る責任がある」と明記されるまでに至っている。実際、環境を大切にする意識は、日々の暮らしに広く行き渡っている。なぜドイツは環境先進国になる道を選ぶことができたのか、そんなドイツから、いまの日本の環境への意識はどう映っているのか――。現地で実際に暮らし、取材を続けた経験などをもとに、解き明かしてみたい。
■日時
8月25日(土)15:30~17:00
■受講料
会員・一般とも2,000

もしくは大阪教室06-6222-5222まで