親子三代。繋がっている。間違いなく繋がっている。
孫の問題は子供の問題、子供の問題は親の問題。親の問題はその親の問題・・・・
~コレコレこのことは私の代で終わらせる、ってすごく思ったことがある。
かなり前のことだ。
一回決心したってそれがそうなるわけじゃない。
いま、こうして親子三代で暮らしていると、
あれ?なに?そんなぁ!?・・・などと思うことがある。
でもそれをいろいろひも解いてみると(全部ひも解けるはずもないけれど・・)
自分に返ってくる・・・
自己に発し、自己に還る。返ってくる。
ブーメランブーメランブーメラン♫
ずっ~と前に飛ばしたものがこんなに時間がかかって返ってくるんだなぁ・・
娘と一緒に暮らすことが出来て本当によかったと思う。
過去にしたこと自体はもうどうすることもできないけど、
それを土台にして二人で話ができる。
何度も何度も話ができる。
娘は過去に私がした行為を否定感なく話してくれる。
その上、私が傷つくんじゃないか・・と気にしてくれてる。
優しいなと思う。
実際そういうことで傷つくことはなくなったけど、
えっ?それは・・と言い訳したくなることがある。
言った後に言い訳だとわかる。
言い訳したくなるのは、自分は正しかった、みたいなものが浮かんで来るからだ。
娘とそんな会話のキャッチボールをしているうちに、
あぁ、そうだなぁ・・そういう行為(何度もの)が飛ぶと
こう返って来るんだなぁと納得する。
娘が子供だった頃、私はしつけ?が厳しかった。
対等になんて接しなかった。
四月だったか、娘の代理でアドラー心理学の講座に行ったときに、
親と子、社長と平社員、先生と生徒、などみな、
『人間としての価値は同じ』『違うのは経験知だけ』
という言葉がすごく新鮮に入った。
聞いてみればそりゃそうだな、と思うけれど 、
自分がしていたことはまるで違った。
上に立っていた。
価値が同じだということは上に立つことでもなく、下に立つことでもない。
その頃の自分を振り返ると、
自分が間違っているなどと振り返ること一切く、
自信をもって子供に接していた。
子育てのストレスなんて感じなかった。
思い出して書いているけど、恐ろしい。
詳しく思い出してよかった。
書いてよかった。