ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

スピノザの言葉から・・・

2014-01-31 10:41:09 | ひとの幸福
ストレスを多大に受けると細胞が初期化するという話は、

チラッと読んだことがあるスピノザの言葉を思い出す。

「絶望のきわみにあるとき、愛が姿をあらわす。

幸せを願望するのを止めることこそが

幸せを生きるただ一つの仕方なのです。

絶望=諦めている=何も望まない=何も欠けていない=すべて持っている

賢者が恐れと無縁であるということは

賢者が願望とも無縁であるということ。

それは絶望している者でもある。」

・・・以上。

何も望まないというのは

既に望みは全てかなっているという状態と同じだからねぇ。

いや、それが言いたかったんじゃなくて・・

なんにでもなれる細胞になる・・ということは

可能性しかない状態だ。

360度視野が広がっている感じ。

制約するものが何もない感じ。

それでいて、自分ひとりの個で何かになるんじゃない。

全体、周りの中での自分が他と関わり合いながら、

その時々で一番相応しい何かになる。

それを制約とも不自由とも感じないものが本物の万能細胞なのかと思う。

幸福細胞だ。
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