ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

心と科学

2012-10-23 11:55:14 | ひとの幸福
自分の家の屋根裏に亡くなった義母のへそくり(5000万円の札束)があることがわかった。とする。

事実は何年か前から、それは家に在った。
 
そのことを知らなかった。知った途端、狂喜乱舞 となった。

何故喜んだのか。

札束が在ったから喜んだ、という表現はするけれども、

知る以前は札束が在っても嬉しくなかった。

知らなかったら嬉しくない。

知らない のは 無い と同じだ。 

何が同じかといったら、

札束があってもその存在を知らない時と、札束が家に無い時と、

その意識の状態が、同じだ。

これを癌と知って、苦しむ と言い換えても同じだ。

知る以前から癌は体内に在った。

こんなふうに“それが在ると知る”事で人生というドラマの新しい一幕が始まる。

物理的現象は次々とその関心が向かうことによって起こる。

世の中に不思議なことはたくさんある。

それらが多いほど人間がまだまだ幼稚だということだろう。

現に在る物事はどんなことでも在るには在るだけのわけがある。

そのわけを人間が見出せてないだけであって。

これからを思うと、それはとても楽しいことだ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 交換条件 | トップ | 交換条件 ② »

ひとの幸福」カテゴリの最新記事