衣装もチェック

　昨日から、ボ～っとしていると思っていましたが、風邪をひいてしまったようです。
　ひどいものではないので、とりあえず、薬を飲みました。

　ミュウはクッションを踏み台に、ソファに上ることができるので、知らない間に上らないよう、クッションをソファから離していました。
　ふと見ると、ミュウはソファの上、離したクッションの位置が近すぎたかと思い、別の場所に置きました。
　気がつくと、またソファの上にいるミュウ、どうやら自分で上れるようになったようで、その後ミュウの行動を観察していると、確かに勢いをつけて自分で上っていました。
　小さなミュウなりに、身体も大きくなり、成長しているようです。
　
　１回目のショーは、今日も影絵のシーンからで、いつもより少しゆっくりと、ショーが始まる頃、衣装に着替え、トレーニングルームでストレッチをしていました。
　ふと自分のスカートを見て、影絵のシーンで着けるスカートではなく、更にその上に巻くスカートも忘れていることに気が付きました。
　時間は十分あったのでスカートを付け替え、出番に向かいました。
　出番の確認はもちろんのこと、衣装のチェックもしなければなりません。

　影絵のシーンの前に、アーチャーズ・デンで使われたフルートとフルートケースを、のんのんさから頂く時、リレーのバトンのようで、何か繋がれていくものを感じながら頂き、影絵のシーンに向かいました。

甘え上手に・・・

　朝７時半頃一度目が覚め、寝返りを打とうと一瞬動いた姿にすかさずミュウは反応し、ク～ク～と鳴き始めました。
　しばらく寝た振りをしていましたが、あまりにも長く続いたので、仕方なく一度起きて、一遊びすることにしました。
　私はカーペットの上でごろごろしながら、ミュウの相手をしていましたが、ミュウも一通りのおもちゃで遊び終え、満足したのか、私のそばに来てごろごろし始めたので、しばらく、二人でカーペットの上でお昼寝をしました。
　要領のいいミュウにはかないません。

　近くのスーパーでお買い物を済ませ、昨日の大会の映像を見たり、母とスカイプで今後の課題点などを話しました。
　その間、一遊びし、また眠たくなっていたミュウは私の膝の上で、すやすやと眠っていました。
　いつの間にか甘え上手になってきています。

　夜には、親友のけいちゃんとも久しぶりに、スカイプでゆっくり話すことができました。　
　いつものことながら、日本とラスベガスという感覚は全くなく、目の前にいるように楽しくお話できました。

公園デビュー

　元気になってから、体力を持て余しているミュウを連れて、公園に行くことにしました。
　日曜日ということもあり、ソフトボールの試合をする女の子達、芝生でのんびり過ごす家族連れなど、たくさんの人で賑わっていました。
　今日は思ったよりも暑かったので、日蔭のベンチを探し、しばらくボ～っとしていました。
　ミュウはどこかへ行きたがる訳でもなく、私の膝の上で、お昼寝を始める体勢、通りがかった人には嬉しそうにしっぽを振ってお愛想していました。
　公園の中の道や芝生を一緒に歩きましたが、ミュウはとても楽しそうでした。
　ミュウにとっての初めての公園、嬉しかった分、疲れたようで、帰りの車の中では、もう寝る体勢になっていました。

　ちょうど今日は大阪府大会だったので、夜、時間を見計らって電話をかけました。
　とりあえず、メンバーの今の力がそのまま発揮できることを祈りました。
　演技の報告を聞くつもりでしたが、睡魔に勝てず、明日様子を聞くことにしました。

タッキーと写真・・・

　３～４か月ぶりになるペンデュラムのトレーニングをしました。
　やはり、始めるまではとても不安でしたが、スイングしてみると、思ったよりも自然に、問題なくスイングできました。
　一通り自分のスイングを確認し、最後に二つの新しいキャッチのうちの一つの練習を少ししました。
　エマに手順を教えてもらいながら進め、まだ完全ではありませんが、練習すればできるようになると、自分なりに感じました。
　
　ペンデュラムのトレーニング中、日本のメディアの方が撮影にいらしているのを目にしていましたが、その後、ドレッシングルームの前で、タッキーこと、滝沢秀明さんがいらしていることが分かりました。
　あいちゃんが写真を一緒に撮って頂きたいとお願いしましたが、その時には時間がなく、諦めました。
　今日の１回目のショーをご覧になることが分かり、その後、写真を取りに来て下さるかもしれないとは聞いていましたが、お忙しい方なのであまり期待はしていませんでした。
　１回目のショーが終わり、ウィッグをはずし、衣装を脱いで数分後、広報のジェフから、写真を撮りにすでにホールディングロビーに来て下さっていることを聞き、そこから大急ぎでもう一度衣装に着替え、ウィッグを着けてもらいました。
　タッキーは、テレビと変わらず、とてもきれいな顔立ちをされていました。
　あいちゃんが、お願いしてくれたお陰で、一緒に写真を撮って頂くことができ、とってもラッキーでした。

　今日のショーは、影絵のシーンからの出演だったので、少しゆっくり目に衣装に着替え始め、アップの時間のやりくりをし、物語を頭で想像した上で、突然舞台に走り込んだ感じでした。
　色々なパターンのショーは不思議な感覚ですが、これもまた良い経験です。
　
　スレイヴ・ケイジのシーンの前、少し話をしていて、気がつくと、前の音楽が終わりに近づいていました。
　慌てて羽織っていたジャケットを脱ぎ、ダッシュを始めた私の姿を見たアーティスト達が、“Go! Go! Arisa, go!”と、珍しい私の姿に声援を送ってくれていました。
　猛ダッシュしましたが、思った以上に時間はあり、十分間に合いました。

　今日も色々なことがあり、バタバタとあっという間に一日が終わりました。
　一昨日見せてもらった来週一週間の出演パターンの表を改めてもらい、ゲストの方が来て下さることもあり、出番のやりくりが更に複雑になってしまいましたが、とにかく、毎回のショーで表をチェック、頭を整理して、進めて行こうと思います。

“いつ使えるの？”

　今日はローテーションの日、一日伸ばしてもらっていたダイアナの新しいブーツを履き、アレンジしている振りの練習をしました。
　ブーツは、断然履きやすく、動きやすくなっていました。
　練習を終え、明日トレーニングが入っているペンデュラムの復習をしようと、森のシーンをグリーンルームのモニターに見に行くと、ちょうどコーチのマチュウが来ました。
　明日のトレーニングの話をしながら、そこにいたアーティスティック・コーディネーターに、マチュウは“いつ、僕たちはアリサを使えるの？”とにこにこしながら聞きました。
　こんな私でも、必要として下さっていることが分かり、とても有難く思いました。
　ただ、森のシーンに出なくなってから、新しいキャッチの動きに変わり、また一から練習することになるので、実際にショーで行えるようになるまでには、少し時間がかかるかもしれません。

　ショーの途中にお手洗いに行くと、水の流れが悪く、何度か流してようやく流れました。
　その後、手を洗うと水道の水がちょろちょろ・・・何かおかしいと思っていると、“ＭＧＭ全体の水がストップしたので、トイレに行かないように・・・”と放送されました。
　メイクは落とせるのか、おトイレはみんないつまで我慢することになるのか・・・と色々考えてしまいました。
　そのような中、“ＭＧＭ全体の問題だから、すぐになんとかするわよ・・・”と全く動じる様子のないアーティスティック・コーディネーターの言葉通り、２、３０分で戻りました。
　大きな問題にならずに済み、助かりました。