歌わない時間

言葉と音楽について、思うところをだらだらと。お暇な方はおつきあいを。

キル・ライムの安アパート

2013年07月12日 | 演ずる人びと
『シークレット・ガーデン』で、チュウォン邸やオスカー邸に次いで登場場面の多かったのが、ライムと女友達のアヨンが二人で借りているアパートでした。バス・トイレ付きの1K。家賃は30万ウォンだそうですが、これは今のレートで2万6500円弱だそうですよ。安いっちゃあ安いが、ドアにガムテープが貼ってあったのは貧しさの表現で、あれはつまりチュウォンとライムの貧富の差を強調するものであったろう。

部屋の中はセットでしょうが、建物の外とか、屋上とか、建物を出て石段を上がったところにある駐車場とか、ロケで収録してるシーンも多かった。気になったのは、夜のシーンでもあたりが煌々と明るかったことで、あれは撮影時ライトをつけまくって、そうとう近所迷惑だったに違いない。

しかしあのアパートは、劇中でも触れられていましたが、高台にあって眺めがよい。ああいうのはまさに長崎にもよくある風景で、あの眺めはなんだか身近に感じられた。

『Alles was zählt』のときにも、あのドラマをきっかけにドイツ語とかドイツの生活習慣とかに関心を持ったのですが、この『シークレット・ガーデン』でも同様に、韓国の生活文化にいろいろ関心を持ちました。ていうか、今まであまりに何も知らなかったことを改めて認識させられた。はづかしながら、韓国では年齢を数え年で言うというのも知らなかった。それから、キム(金)さんて姓の人がたくさんいることは漠然と知っていたけど、韓国の人口がざっと五千万人弱で、そのうち八百万だか九百万だかがキムさんだそうですよ。そうなるともう、姓氏のもつ意味合いも日本とは違ってるんでしょうね。

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