歌わない時間

言葉と音楽について、思うところをだらだらと。お暇な方はおつきあいを。

ラジオ体操とフィギュアスケート。

2006年02月24日 | メモいろいろ
ゆうべは夜の一時前にふつうに寝たのだが、今朝はいつもより早く六時より前に目が覚め、いつものように枕もとの携帯ラジオをつけるとちょうど安藤さんがすべっているところだった。あまりにもタイミングがいいので録音かと思ったらナマだという。で、そのまま蒲団のなかでラジオを聴いていた。やがて荒川さんが完璧に滑り了えた。ところが、いよいよ荒川さんの点数が出る、という寸前で、六時半のラジオ体操に入ったのである。そして十分後、ラジオ体操が明けてトリノからの中継に戻った時には、次の、村主さんの演技も終わっていたのである。あらまっ。おそるべしラジオ体操。

そらまあなあ。村主さんの実況を放送するために今日だけラジオ体操の時間をずらす、とかいうわけにはいかなかったんだろう。日本中のラジオ体操の愛好者たちが、三百六十五日、六時半は体操、と思って待ち構えているんだろうから。しかし、仕事の都合やなんかでこの時間テレビを見てるわけにいかずラジオを聴いていた人たちはトホホな思いをしたはずである。荒川さんの得点発表も、村主さんの演技も、リアルタイムでは聞けなかったんだから。

今朝、日本中の早朝体操会の人たちは、安藤さんの滑りをたぶんテレビで見た後に、体操するために近くの公園かどっかに大急ぎで走っていって、ラジオに聴き入っていたことであろう。で、荒川さんがとても上手にすべったのを聴いてからウキウキして体操して、そのままラジオをつけっぱなしにしていたら、その十分間の間に村主さんが終わってしまっていた。彼らも、なんとなく、気まづかったのではなかろうか。

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