歌わない時間

言葉と音楽について、思うところをだらだらと。お暇な方はおつきあいを。

心にうつりゆくよしなし事

2014年03月04日 | メモいろいろ
先週、検索で飛んできて、去年の十一月に書いた「「ビキニ」語源説」を読んでくださったかたが何人がいたんですが、できたらその次の日に書いた「「ビキニ」の話の続き」も併せて読んでおいてね。

このブログを毎日定期的に訪れてくださる常連さんはだいたい二十人から三十人くらいですかねえ。ありがたいけどお気の毒とも思います。たとえば古楽のCDの話を読みに来た人には、『徒然草』の話なんかどうでもいいだろうになあ、とは、つねづね考えているところである。しょせん、書き手であるわたしが百パーセント自分だけのために書き溜めているメモ帳のようなものと割り切っていただいて、読む気になったところだけ摘み食いしていただくほかはないのです。

しかしわたしが買い溜めたCDの記録も、むかしほどの筆の勢いはもうないですね。はい、分かっております。だって、あるていど偉そうな顔して書けるヘンデルのオラトリオや、パーセルの作品については、もうだいたい書いちゃったんだもの。ヘンデルもオペラはさほど楽しめないし、バッハやモーツァルトも好きは好きだけど、さほど前のめりな姿勢では聴いてこなかったのでつい筆が鈍るのである。実は、記録をとりはじめたもののまだ書き上げてないCD記録のテキストファイルが、まだCD百枚分以上もあるのだ。しかしもう、そのすべてを書き上げることはないでしょうね。これまでもそうだったですが、気が向いたものを気が向いたときにアップロードするばかりでしょう。コンソート・オブ・ミュージックのダウランドとか、気に入ってるにまだぜんぜん書いてないのもあるなあ。

よしなし事ついでに書いてしまうけど、『美しき人生』の無料配信版は、韓国での本放送そのままではなくて、著作権の問題から、一部省略されてる箇所があるようですね。テソプとキョンスが部屋に籠って『さらば、わが愛』のDVDを観るシーンとか、夜の砂浜でテソプがキョンスにラブソングを歌うシーンとか。本放送版にはあったようですが、GyaO!では、たしか、なかった。テソプ役のソン・チャンウィは、韓国ミュージカル界のスターなのだそうな。わたしも若いころ「優しそうですね」とさんざん言われてうんざりしたけど、ソン・チャンウィもほんと、優しそうな人です。

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