歌わない時間

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1940年代生まれの指揮者たち

2012年01月20日 | 音楽について
古楽の指揮者の生まれた年を調べてみましたよ。

レオンハルト1928年生。アーノンクール1929年生。コルボ34年生。アラン・カーティス34年生。ブリュッヘンも34年生。ノリントンも34年生。ブリュッヘン、ノリントンてけっこう年いってるのね。

しかしその後、古楽の指揮者は圧倒的に40年代生まれが多い。見当はついてたけど、ほんとに多い。マルゴワール40年、ホグウッド41年、サバール41年、マンロウ42年、ガーディナー43年、クリスティ44年、コープマン44年、ルーリー44年、ジギスバルト・クイケン44年、ピノック46年、ヤーコプス46年、パロット47年、ヘレベッヘ47年…。ホグウッドのほうがクリスティより上とは思わなかったよ。てか、クリスティとコープマン、タメだったのかっ。

ガーディナー、クリスティや、コープマン、クイケン、ヤーコプスはまだまだがんばってるけど、ホグウッドやピノックはもうあんまり実演はやってないのかな。ルーリーは少なくとも実演からはほぼ引退して、奥さん(カークビー)に働かせてる(笑)。この人はリュート弾きながらアンサンブルをリードする人だけど、六十超えてリュートの弾き振りはたいへんなんでしょうかねえ。

それにしてもマンロウがこの年代なんだよね。マンロウは、どう少なくみても三十年、死ぬのが早すぎた。三十年か…。それだけあれば、彼はどれだけの仕事をしただろう。