歌わない時間

言葉と音楽について、思うところをだらだらと。お暇な方はおつきあいを。

そんなに太くなかったヒラギノ明朝

2008年10月11日 | MacとPC
今までずっと、ヒラギノ明朝W3は太すぎると思っていました。そのため、思いあまって身銭を切り、ヒラギノ明朝W2をMacにインストールして使っていたくらいです。しかしW3が太いのは、わたしの使っていたインクジェットのプリンターのせいだったのね。レーザーのプリンターだとぜんぜん太いと思わない。むしろちょうどいい。レーザーの複合機を職場で買ってもらって、ようやくそのことが判明しました。

これまでわたしが使っていたのは、まだ優香がCMに出ていたころのエプソンのインクジェット複合機でCC-600PXという機種です。品揃えのなかでも安価なプリンターだったんですが、インクが顔料というのがこの機種にした決め手でした。いまとなっては動作は遅いけれど、使い勝手にとくに不満はなく、まあこんなものだろうと思っていました。しかし印刷品質は不満でした。「きれい」印刷でも、10ポくらいの本行に、ルビを振ると、もうそのルビはつぶれかけているんです。読むためにルビをつけているのにそれが判読できないのは困る。

で、今回入れてもらったのは、ブラザーの、レーザー複合機としては一番やすい機種です。まだ出て間もないDCP-7030というやつ。やっぱりレーザーにすると画質はぜんぜん違いますね。ヒラギノ明朝がすっきりスマートになった。もちろん小さい字もつぶれない。

でも問題がないわけでもない。思っていたより奥行きがあって、机の上に置くとかなりの存在感。それとねえ、レーザーではよくあるタイプで給紙がカセット式なんですが、この給紙カセットがどうも引き出しにくい。わたしは印刷用紙としてA4とB5を頻繁に入れ替えるんですが、面倒くさくて、しゃあない。