Handel
Concerti Grossi Op.3 & 6
Concentus Musicus Wien
Nicolaus Harnoncourt
4509-95500-2
1981,83年ごろ録音。71分02秒/49分04秒/64分58秒/55分06秒。Teldec。Op.3はADD、Op.6はDDD。再発廉価盤。CD1がOp.3。CD2-4にはOp.6が順番どおり4曲づつ入ってます。Op.3は正直、ちょっと荒っぽすぎると思う。でもOp.6はいい。荒々しいというよりは豪放磊落で肉食系。でもそれだけぢゃない。アーノンクールは歌うところでちゃんと歌える人なんだよなあ。ヘンデルにふさわしい。そこが唐突ながらガーディナーとの決定的な違いだ。このOp.6の面白さはマンゼといい勝負でしょう。すくなくともホグウッドのOp.6よりはアーノンクールのこの録音のほうがよほど満足できると思いますよ。
マンゼのOp.6はたしかにすばらしい。聴き手を飽きさせないためにあの手この手を尽くしてCD2枚、退屈せずに聴かせてくれる。一方このアーノンクールのはというと、マンゼとちがって、ガツガツしてない、アーノンクールの地でいっている。それでいてこれだけ面白いんだから。ただ、管楽器を加えたり、通奏低音にチェンバロとオルガンを使い分けたり、そういう工夫はしています。
たしか広島パルコのHMVで買ったんだと思う。ていうことはもうそうとう前に手に入れていたCDですが、なにしろあらあらしい演奏だったという記憶だけが残っていて、しばらく聴いていませんでした。でも久しぶりに聴いたらよかったんですよこれがまた。
Concerti Grossi Op.3 & 6
Concentus Musicus Wien
Nicolaus Harnoncourt
4509-95500-2
1981,83年ごろ録音。71分02秒/49分04秒/64分58秒/55分06秒。Teldec。Op.3はADD、Op.6はDDD。再発廉価盤。CD1がOp.3。CD2-4にはOp.6が順番どおり4曲づつ入ってます。Op.3は正直、ちょっと荒っぽすぎると思う。でもOp.6はいい。荒々しいというよりは豪放磊落で肉食系。でもそれだけぢゃない。アーノンクールは歌うところでちゃんと歌える人なんだよなあ。ヘンデルにふさわしい。そこが唐突ながらガーディナーとの決定的な違いだ。このOp.6の面白さはマンゼといい勝負でしょう。すくなくともホグウッドのOp.6よりはアーノンクールのこの録音のほうがよほど満足できると思いますよ。
マンゼのOp.6はたしかにすばらしい。聴き手を飽きさせないためにあの手この手を尽くしてCD2枚、退屈せずに聴かせてくれる。一方このアーノンクールのはというと、マンゼとちがって、ガツガツしてない、アーノンクールの地でいっている。それでいてこれだけ面白いんだから。ただ、管楽器を加えたり、通奏低音にチェンバロとオルガンを使い分けたり、そういう工夫はしています。
たしか広島パルコのHMVで買ったんだと思う。ていうことはもうそうとう前に手に入れていたCDですが、なにしろあらあらしい演奏だったという記憶だけが残っていて、しばらく聴いていませんでした。でも久しぶりに聴いたらよかったんですよこれがまた。