Arielのひとりごと

きょうは何が起きるかなぁ~

高尾山のハートルート

2021年09月24日 | 
9/23(木)は久しぶりに高尾山に行ってきました。
今回「ハートルート」と呼ばれる初めてのコースにチャレンジ。
そこには「南高尾セブンサミッツ」と呼ばれる7つの山頂があります。
それらをすべて登り、全長16kmを歩くと見事にハート型の出来上がり。
できるだけ早く出発した方がいいかと、7時半には高尾山口駅に到着。
さあここからですよ。
登山口を見つけないと。
ネットでアクセスを調べ、画像もUPされていたので助かりました。
まずは国道20号を渡ります。
おっ、同じ方向を歩くおっちゃんがいるのは心強い。
看板発見!草戸峠方面へ。
下には「近隣のご迷惑にならないよう静かに通行して下さい」との注意書きあり。
確かに左側にかわいいお家が並んでいました。
こんなところがスタート地点です。
前に誰も歩いている人がいなくてちょっと不安だけど、行ってみよう~。
要所要所に標識あり。
草戸峠を目指して歩きます。
樹林帯の中を歩いていると、後ろから走ってくるトレイルランナーに次々追い越されました。
ベンチもありましたが、コースタイムも長いのでゆっくりしてはいられません。
まだ最初のひと山も登っていないのに、かなりの下りっぷり。
掴めるものはなんでも掴みます。
アップダウンを繰り返して、ようやく草戸峠に着きました。
ここでやっと眺望が開け、高尾山が見えました。
これからあそこまでぐるっと時計回りでハートを描かないと。
先は長いぜぃ。
峠を越えて、気持ちのいい尾根道を歩きます。
上り下りの連続でしたから、こういう道がうれしいッス。
そしてようやく1つ目の「草戸山」に到着。
標高 364m。登山口から1時間かかりました。
いい天気で日が当たると暑いこと。
草戸山山頂は神社がありました。
その隣には松見平展望台。
まだあと残り6つのピークがあるので、展望台には上らず先を急ぎます。
さすがに熊注意看板はありませんでしたが、ヘビ・ハチは出る模様。
ヘビのフレフレ応援を受けて進みます。
15分くらい歩くと次の休憩所が出てきました。
チラッと城山湖が見えましたが、その後はまったく眺望なしです。
分岐を大垂水峠方向に進むと、
すぐ2つ目の「榎窪山」に到着。
標高も書かれていません。
まったく山頂という雰囲気もなし。
三沢峠に出て、大垂水峠方向(まき道)に進みます。
すると休憩所が出てきました。
テーブルとイスに加え、木彫りのフクロウがいましたよ。
こんにちは~。
更に進むとどっちに進んでも「城山、大垂水峠」の標識が出てきました。
ここまでのアップダウンにやられましたので、この急な階段を避け、
迷わず平坦な道を選択。
これが大間違いでした。
実はこれを登ると3つ目の「泰光寺山」だったことに後から気付くんですよー。
そうとは知らず、進んでも進んでも泰光寺山が来ないことに焦り始めます。
時間的にそろそろ出てきてもいいのでは?と、思わず足を速めます。
そのうち広い休憩所が出てきました。
フクロウの次は木彫りの龍が出てきましたょ。
横から見るとなかなかの迫力ですが、
前から見るとなんだかおとぼけ顔です。
ザックをかける木のフックがあったので、掛けてみました。
ついでに小休止。
しかし泰光寺山がちっとも出てこない。
・・・とこの時は思ってました。
ツリフネソウがたくさん咲いていました。
ここまでほぼ花が咲いていなかったので、思わず足を止め撮影。
突然開けた場所に出ました。
休憩できるよう狭い登山道にはイスが設置されていました。
津久井湖と奥には丹沢の山々。
ここを過ぎるとまた展望はなく、ひたすら泰光寺山を探します。
「中沢山」の標識が出てきました。
えっ、「中沢山」って5つ目なんだけど。
「泰光寺山」どころか「入沢山」も飛ばしちゃった?
ここで初めて3つ目と4つ目のピークを通り過ぎてしまったことに気付くワタス。
とにかく階段を上って「中沢山」へ。
そこには観音様がいらっしゃいました。
山頂標識も誠に目立たず。
赤い四角の中に小さい山頂看板が掛かっていました。
5つ目「中沢山」 標高494m。
ヒガンバナがきれいに咲いていました。
ピークから下ると、登山道脇にまたもや休憩所が出てきました。
なんとそこが6つ目の「金毘羅山」でした。
画像左端に座っているおっちゃんに2つのピークを逃したと言ったら、あそこを巻いたらダメなんだよと。
もう一度戻って行って来たらいいよ!と笑っていました。
いやいや、そんなエネルギーは残ってまへん。
ここでお昼休憩を取りました。
まったく山頂という感じではない金毘羅山。
山頂看板はなぜかカタカナ表記。
標高514.7m。
そしてその先に最後のピーク「大洞山」がありました。
標高536m。
7つ目だよ~ん。
2つのピークには行けなかったけどね。
セブンサミッツの後は大垂水峠へ。
登山道が荒れていましたが、整備されておりありがたいッス。
下を国道20号線が通る大垂水峠橋を渡り、いよいよハート型の上部分へ。
高尾山サイドに入りますよ。
途中、まさかのプチヤブ漕ぎもあり。
ついに一丁平に着きました。
ここまで来ないとトイレはありません。
やっとトイレ休憩を取ることができ、ホッとしました。
この日は秋分の日の祝日でしたから、コロナ禍と言えどもかなりの混み具合。
一丁平も混んでいましたが、高尾山の山頂展望台も観光客多し。
富士山も見えないし、通り過ぎちゃう。
山頂標識と写真を撮る順番待ちの列を横目に見て、1号路へ。
周りにはシートを敷いてお昼を食べている人だらけ。
薬王院の階段も密です。
ほんとうならここは避けたかったけど、どーしてもハート型にこだわりたかったのよ。
人混みとコンクリートの登山道に加え、履き慣れない新シューズ。
右足の外反母趾が靴に当たり、痛みも出てきました。
思わずリフトで下山しようかと下を見ると、30分待ちの長蛇の列。
待つ間に下山できちゃうよ・・・。
痛みを堪え、空きだした1号路をテクテク。
金比羅社を通り過ぎるとそこはちょうどハート形右上の膨らみ部分。
あともう少し。
金比羅台から見える景色も都心は霞んでいますね。
やっとケーブルカーの清滝駅に戻ってきました。
下山するとついつい生ビール飲みたさに寄ってしまう山麓の蕎麦屋「高橋家」さん。
その前にも順番待ちの列が出来ていて、とても待つ余裕はありませんでした。
休憩を入れてコースタイム6時間。
足跡は見事にハート型になりましたが、南高尾セブンサミッツ達成にはならず。
人混みにもやられ、いやぁ~、想像以上に疲れました。
逃がした2つのピークを制覇するために、今度は土日・祝日を避けて再チャレンジしたいと思います。

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