恵みの森から森林の分校ふざわに戻り、お風呂道具を持って近くの温泉へ。
森林の分校にもお風呂はあるのですが、浴槽も普通の家庭用より少し大きい位だそうで・・・。
なにせツアーは大所帯。
マイクロバスに乗り、通りを隔てて建っている「季の里湯ら里」か「深沢温泉むら湯」の
どちらかをお好みでどうぞと入浴券を渡されました。
私は「季の里湯ら里」に入って、サッパリ~。
分校に戻り、いよいよ2階のお部屋に入ります。
女性陣は音楽室と理科室に分かれ、私は理科室。
中は畳敷きで、ザック等を置ける棚も広く、すこぶる快適でした。
男性陣は読書室でしたが、そこには黒板があり、最後の卒業生の寄せ書きがそのまま残っていました。
昭和56年に廃校になったそうで、となると34年前になるんですね。
お腹空いたぁ~。夕食は1階突き当たりの食堂へ。
ここ森林の分校ふざわは、地元住民の有志が集い「森林の里応援団」を立ち上げ運営しています。
なのでご飯を作ってくれるのは、ご近所のお母さん達。
やさしい味の家庭的なおかずがうれしい!
みんなでまずはビールで乾杯~。
結局、最後までおかずをつまみに飲んでばかりで、ご飯をいただきませんでした。
ダラダラ飲んでいると、夜のイベント「胡桃の樹皮を使ったストラップ作り」のために
来てくれた只見町観光まちづくり協会のスタッフが待ちくたびれていますよ!と言うので、
さっそく食堂を出て、行ってみました。
3名のスタッフが親切に教えてくれましたが、これがなかなか難しいのです。
細長いのが胡桃の樹皮で、出来上がったら、上にある紐を付けます。
これを3本使って、手で織っていきます。
うまくいかなくて、何度もやり直し。
やっとこ完成!右が見本で、左が私の作品です。
見本より、上手に仕上がってませんか?・・・って、自画自賛。
笑っちゃったのは、みきさんの作品。
最後に出ているヒゲをハサミでカットするのですが、まったくカットしないでそのままで完成品としていました。
私は見本通りにすることに必死でしたが、さすがクリエーター。
センスが違いますね。
そしてお次は近くの田んぼに蛍を観に行きました。
真っ暗の中、ヘッドライトを付けて歩いていくと、黄色い小さな光が飛んでいます。
みんなで一斉にライトを消して、その光をひたすら眺めていました。
私達の方に飛んでくる蛍もいて、思わずお隣の女性が手でキャッチ。
手の中でも光っていました。
その方は初めて蛍を見た!ととても感動していました。
蛍を充分堪能し、森林の分校に戻った後は、囲炉裏端をぐるっと全員で囲い、飲み会です。
お酒のラインナップはこんな感じ。
1人ずつ今年の山の目標や抱負を発表。
初対面の人が多かったけれど、山好きという共通項で盛り上がりました。
明日はいよいよ会津のマッターホルンと呼ばれている蒲生岳に登ります。
お天気いいといいな・・・。