8/23(土)は、3時半頃起床。
まだ暗い中、窓から外を見ると雨です。
しかも時折強風で草が真横に倒れてるー。雨だけならまだしも、風もかょ・・・。
二段ベットの下で、持参したピザパンをとにかくお腹に入れます。
4時半に横尾山荘玄関前に集合。
皆、ヘッドライトにレインウエアの上下を着ました。
準備体操をして、真っ暗の中、出発!
徐々に夜が明けてきます。
最初の休憩ではもう明るくなってきました。
真正面は屏風岩。ロッククライミングの名所だそうです。
キキョウ科のソバナが雨に濡れて、美しい。
本谷橋に着く頃には雨も止んできました。
前の週、沢の増水で登山者が流された事故がありましたが、それは奥穂高岳から反対側に下山するルートだったそうで、一安心。
多少の増水はあったでしょうが、2つある橋の低い方でも渡れるほどでした。
橋を渡り、2回目の休憩。
雨もほとんど止んだので、レインウエアを脱ぎ、行動食を食べて、さらに進みます。
木漏れ日が射してきました。
一気に道が開けると、なんといい天気。
そして涸沢にある山荘が遠くに見えてきました。
まだまだ遠い・・・。
やっと標識が出てきましたょ。
ついに涸沢ヒュッテ到着~。
これがずっと来たかった涸沢ですかぁー。
テントの数もこの日は少なめ。
ここで少し高度順応する予定でしたが、雨予報が快晴になり、崩れる前に山頂へ行ってしまいましょということに。
1時間休憩が30分になりました。
涸沢ヒュッテ名物おでんをいただきます。
私はがんもとたまごにしましたが、スタッフの康子さんは5つも頼んでました。
ほんとうは生ビールをグビッとやりたいとこですが、ここから先が難所続きなんス。
そしてこの涸沢ヒュッテでヘルメットをレンタルします。
メンバーの中にはマイヘルメットが2名。
残り4名はみなここで借りました。
どんなヘルメットがくるんだろ?と思ったら、なんとマムートですよ!
この赤い丸の中に黒いマンモスのメーカー、韓国ソウルの登山用品店エリアで初めて見た時、綿のTシャツが日本円で10,000円以上もしたので、ビックリしました。
それ以来、私はマムートのことを登山用品のルイ・ヴィトンと呼んでいます。
荷物になるのがイヤで私はここからかぶっちゃいました。
天気予報を覆す好天に、さっそくヘリの荷揚げが始まりました。
佐和子さんによるこの後のコース説明がありました。
目の前にあるブロッコリーのようなところが難所のザイテングラード。
赤いラインのように登ります。
いよいよ最初の踏ん張りどころがキターーーーー。
We go to the summit!
抜けるような青空を味方につけて、
奥穂高岳へ。