Arielのひとりごと

きょうは何が起きるかなぁ~

『笑点』公開録画へ

2008年12月06日 | 落語

派遣仕事を逃してからというもの、スポーツクラブに行くにも携帯電話を肌身離さず持参している。
そんな中、1レッスン終了後に「着信あり」と表示されていたので、驚いて見てみるとかつての職場の友達だった。
なんだぁ~?とかけてみると、12/6(土)の『笑点』公開録画に当たったが、自分は用事があり行けないので、代わりにいかが?というものだった。
日曜日の夕方と言えば、まだスポーツクラブにいるので、『笑点』の放送自体、めったに見たことがない。
まさか落語で喬太郎師匠が出るなんてこともなさそうだし。
他の人が行けるのなら、譲ってもらって構わないから…と返事をするも、結局誰も行かないということで、自宅に速達で入場ハガキが郵送されてきた。
出かけるのがめんどくさかったけど、せっかく送ってくれたんだし、ほんじゃあ行ってみるかぁ~と水道橋の後楽園ホールを目指す。
開場30分前に着いたのだが、既に長蛇の列が出来ていた。最後尾につくと、すぐに係員がプログラムを配布してくれた。この位置でも座れますか?と聞くと、座れます!と言われ、ホッとした。
プログラムを見ると、12/28放送分と1/1お正月2時間スペシャル放送分の2回録画の上、通常の大喜利メンバーのみならず、ゴージャスな出演者達で一気に得した気分。
見に来てよかったぁ~。
●マジック キャラメルマシーン
●チャンピオン大喜利  井岡 弘樹
                竹原 慎二
               渡嘉敷 勝男
               薬師寺 保栄
               輪島 功一
●漫才 ナイツ
●大喜利       林家 木久扇
            三遊亭 好楽
            三遊亭 小遊三
            三遊亭 楽太郎
            春風亭 昇太
            林家 たい平
            山田 隆夫
休憩
●振袖大喜利    泉 ピン子
            エド・はるみ
            スザンヌ
            はるな 愛
            平山 あや
            山田 花子 
入場すると座席のない一番前の大きなスペースにパイプイスが敷き詰められていて、そこは満席。
座席部分は下段、中段もほぼ満席。上段の1列目を陣取り、三遊亭円楽の22番目の弟子という三遊亭愛楽さんの前説を聞く。
全員で拍手の練習をやらされ、その後、司会の桂歌丸師匠が登場。
客席の中に入って、最初の挨拶部分を収録。
その後、1演目終わるたびに後ろのふすま等のチェンジで一息入った。
キャラメルマシーンは2人組男性がマジックをするのだが、その内の1人は背が高いのにメチャクチャ痩せていて、足も細く長く、それをわざとクニャクニャ曲げ伸ばしているのがすごく印象的だった。
チャンピオン大喜利では輪島功一が座布団に正座せず、脚を前に出し、問題の意味をわかっているのか、いないのか、はたまたそれが狙いなのか?ほとんど参加していない雰囲気がおもしろかった。
この時の司会は歌丸師匠ではなく、昇太師匠だったのだが、自ら手を上げないのにこまりはてて、そろそろ輪島さん、どうですか?と司会から振る始末。
ナイツの漫才もいつものメンバーの大喜利もおもしろかったが、なんといってもトリの振袖大喜利が華やかだった。
粋な黒い着物の泉ピン子は出てきた途端、一番前に座っていた観客の女性に向かって、アンタ痩せなさいよ!と毒づき、それから本番前まで延々としゃべっていた。
歌丸師匠にうるせぇーよ!と言われたほどだ。
1人独壇場のようにしゃべっていたので、この後の収録ってどうなっちゃうんだろう?と心配していたのだが、そこはプロ。
本番が始まると、急におとなしくなりきちんと台本通りに進行していたようだった。
収録終了後は再びその女性が天童よしみに似ているということをネタにしていじっていた。
エド・はるみも薄黄緑の着物を着こなし、念願の生グゥ~!を見ることができた。
きょうはいまひとつ気乗りがしなかったが、行ってみたら予想外のお得感で、すご~く楽しかった。
ぜひ本放送をお楽しみに!