青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

中禅寺湖・男体山に登る 前日

2014年05月23日 19時35分58秒 | 同上 (山歩き)
5月23日(金)

さあ来た。ここに。 いつも酒とバラの日々ではない。

あすはがんばって登るぞ。




▲ この均整のとれた、美しい山容の男体山(なんたいさん)2484mは、

どっしりと日光・中禅寺湖を見下ろしている。



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今日は休みだ。
出発の準備をしたあと散髪に。髪が長いと山歩き中にうるさいので。
いつもご愛顧のクイックバーバーで、20分ほどで終わる。

11時に出発。中禅寺湖までの行程180kmほどを、全部高速を使用すれば3時間で行けるが、急ぐ必要もない。できるだけ地道を利用しよう。
東北道を岩槻ICから乗って、鹿沼ICで降りる。

まもなく、有名な日光杉並木街道に入った。



▲ この杉並木は、えんえん30分ほど続いた。

細い道で、うっそうと高い杉が空を隠すように覆っているところでは、天上からの電波が遮られるからだろうか、ナビが狂って違う道を示し始めた(これホントだ)。

日光東照宮の前はそのまま通過。平日だからか、人通りは少なかった。

山間に入って、第二いろは坂を登り始めた。



▲ いろは坂は、一方通行で2車線だから登りやすい。

両側を緑の木々が覆う。秋の紅葉時に、これが全部赤くなるのだろうから、見事だろうなあ。
(まだ見たことがない)


明智平展望台の駐車場に3時過ぎに到着。

ロープウェイにのって更に上の展望台へのぼろう。




▲ ロープウェイから駐車場を見下ろす。Harmonyが見える。

秋の紅葉シーズンは、このあたりは大混雑で駐車もできないらしい。今は空いている。




▲ 展望台に出る。向こうに湖が !




▲ 逆光なので見にくいが、中禅寺湖が光っている。そしてその手前には滝が落ちている。

華厳の滝だ。熊野の那智の滝(済)、茨城の袋田の滝(済)と並んで日本三大名瀑と呼ばれる滝。
今回は見に行かない。今回の目的はこの男前の山だから。

オトコマエサンは展望台の右にそびえていた。




▲ 男体山。けれど険しそう。あれを登るのかよ・・

登山道は下から頂上へ一直線だ! 昨年の尾瀬・至仏山も一直線だったが、これはその急峻さで上回る・・
ころげ落ちないかな(笑)。


明智平展望台を終りるとまもなく、中禅寺湖の河畔へ入った。

まず、明日登る男体山の出発地点のニ荒山(ふたらさん)神社へ行く。
駐車場をあらかじめ確認しておくためだ。



▲ 左が第一駐車場20台。右が第二駐車場10台だ。第二の方が、湖畔に面していて気持ちよさそうだ。
明日は早朝に、ここに来ねばなるまい。




▲ ここが、ニ荒山神社中宮の前だ。ここで受付してから登るらしい。

背後に、男体山がその姿を見せている。男体山はニ荒山神社の御神体なるぞ。
雑学ひとつ。ニ荒山はニコウサンとも呼ぶが、日光の地名はこのニコウから派生したとか。


登山口は確認したので、中禅寺湖のもう一つの展望台へ行ってみよう。

半月山展望台へ。湖に沿って南に登っていく。



▲ 前回2007年に来たときも、この駐車場まで来た。




▲ ここからも、男体山が良く見える。山肌の落ち込みまできれいに見える。

やっぱり、きれいだが真下から登るとなると、きつそうな山だなあ・・


軽トラックに乗ったおじさんが来た。この道は間もなく閉まる(5時)ので降りてほしいと。

どうも、ここはまだ半月山展望台ではないらしい。更に先へ進んだところのようだ。
しかし、閉鎖されるのではしかたがない。




▲ 下りる途中、鹿が3匹、道に出てきて山へあがって行った。

あぶねーな。気をつけねば。
(告白:その昔、スキーに行く途中、道を跳ねるように横切った鹿に車をぶつけてしまったのだ。車は大破損。鹿は死んだ。黙祷)


今日はここで車中泊だ。前回もここだった。




▲ 湖を前にして、静かでいい。言うことなし。


午後6時を過ぎて、あたりは薄赤色に暮れなずんできた。




▲ 夕陽をみながら、淹れたフレンチローストを飲もう。




▲ 小さな釣り船にのって、誰かが釣りをしていた。

なにか釣れたのかな。

もう暗くなるよ・・・



おやすみなさい。