7月23日(火)
酸ヶ湯温泉の公共駐車場での朝。
昨晩は確か雨音がしていたし、今も空はどんより曇っている。
きょうはダメかなあ。

▲ しかし、予報どおり9時近くになると晴れてきた。
急いで準備。
8時50分に駐車場脇の登山口 900m を出発。
地獄の湯という硫黄臭の立ちこめるガレ場を登りきると

▲ お待ちかねの湿原地帯に出てきた。
前に見えるのは、小岳1478m。
左手には・・

▲ 大岳が見えるのだが、今は流れる雲が取りついている。
ここは仙人岱(せんにんたい)と呼ばれるこの周遊コース最初の湿原だ。
岱(たい)とは、山の上にある湿原のことを言うそうだ。

▲ おお、雲がとれた。
あれが、八甲田山系で一番高い大岳 1584m だな。
頂上から左下に茶色い肌を見せているのが、のちに登ることになる登山道だ。
かなりガレていて地肌を見せている。
湿原の花、





▲ 仙人岱の湿原を終えて、正面の大岳に向かって登っていく。

▲ ある程度登って後ろを振り向く。
八甲田山の特徴は、緑の濃いアオモリトドマツ(オオシラビソ)の繁茂のようだ。
寒冷地に強いアオモリトドマツだが、手前の山肌の左側(北側)には生えていない。
残雪が長く残るからだそうだ。
最後のガレ場を登ると

▲ 八甲田大岳1584mの頂上に到着 11時13分。
360度のパノラマ展望だが、雲に遮られている方向もある。

▲ 方向盤の上に立って、イエーィ !

▲ 北の方向、つまり青森市、陸奥湾の方向は晴れている。
山並みの向こうに、かすかに市街が見える。
そして、ほぼ中央の山頂から少し下ったところには

▲ 八甲田スキー場の山頂公園の白い建物が見える。
2年前の2016年3月には、八甲田スキー場に初めて来て、あの頂上公園からこちらの、ここ大岳方向を眺めたなあ。

▲ その時の写真。中央の雲がかかっているのが大岳。

▲ 昼食を食べよう。
今日は、オムスビ2個、鮭と梅だ。酸ヶ湯温泉の売店で朝買ってきた。
東の方向。三つの山、右から小岳、高田大岳、雛岳 だ。

▲ 山頂には40分ほどいて、下山、周遊開始だ。
下に見える大岳避難小屋まで降りていく。
そこから左に折れて、毛無岱湿原へ向かうはずだ。
目の前の山は、井戸岳 1452m。
その手前が噴火口跡で、丸くえぐられている。

▲ また次の湿原へ下りてきた。
上毛無岱(かみけなしたい)だ。

▲ ワタスゲが見れる。
尾瀬ヶ原で一面のワタスゲを見たことがある。
だが、ここで一面に咲いていたのは、

▲ キンコウカ。
キンコウカが一面に群生していた。

▲ キンコウカのアップ。
こんな単純な花なのだが、これが群生すると見事になる。

▲ 木道の脇にも、あちこちに咲いていて

▲ こんな大規模な群落は見たことがなかった。
上毛無岱が切れたところは、一気に坂になっていて階段が付けられていた。
その階段の上段から下を見下ろすと、

▲ 下毛無岱(しもけなしたい)の湿原がまた広がっている。
地糠もあちこちに見える。

▲ ズームすると、木道を登山者が歩いている。

▲ タチギボウシだろうか。
あとは、たんたんと歩いて

▲ 酸ヶ湯駐車場には、午後2時過ぎに戻った。
標高差は700m ほどで、アップダウンも少なく歩きやすい湿原散策コースだった。
さあこれで、東北で5座を予定どおり、無事終えることができた
クルマで休憩をしたあと、お風呂へ入ってスッキリとしよう。

▲ 酸ヶ湯の混浴千人風呂では、体や頭を洗ったりはできない。
千人風呂とは別に、男女別々の玉の湯という小規模の室内温泉がある。
きょうはこれで、さっぱりとだ。なんの未練もない。(なんのこっちゃ)
入浴を終えると、出発下山。

▲ 道の中途で、八甲田スキー場に寄ってみた。
ロープウェイであの頂上公園まで上がれたが、きょうの運行は終わっていた。
残念。
このスキー場には、必死の思いで2Wスタッドレスで上がってきて、オフピステを3回滑って、またスリップに気をつけて、実際スリップしてやばかったが、青森市に帰っていったなあ。 苦労した場所はたまらなく、懐かしい・・
が、それはそれ。
次の新しいネグラへ行こう。
ここは
酸ヶ湯温泉の公共駐車場での朝。
昨晩は確か雨音がしていたし、今も空はどんより曇っている。
きょうはダメかなあ。

▲ しかし、予報どおり9時近くになると晴れてきた。
急いで準備。
8時50分に駐車場脇の登山口 900m を出発。
地獄の湯という硫黄臭の立ちこめるガレ場を登りきると

▲ お待ちかねの湿原地帯に出てきた。
前に見えるのは、小岳1478m。
左手には・・

▲ 大岳が見えるのだが、今は流れる雲が取りついている。
ここは仙人岱(せんにんたい)と呼ばれるこの周遊コース最初の湿原だ。
岱(たい)とは、山の上にある湿原のことを言うそうだ。

▲ おお、雲がとれた。
あれが、八甲田山系で一番高い大岳 1584m だな。
頂上から左下に茶色い肌を見せているのが、のちに登ることになる登山道だ。
かなりガレていて地肌を見せている。
湿原の花、









▲ 仙人岱の湿原を終えて、正面の大岳に向かって登っていく。

▲ ある程度登って後ろを振り向く。
八甲田山の特徴は、緑の濃いアオモリトドマツ(オオシラビソ)の繁茂のようだ。
寒冷地に強いアオモリトドマツだが、手前の山肌の左側(北側)には生えていない。
残雪が長く残るからだそうだ。
最後のガレ場を登ると

▲ 八甲田大岳1584mの頂上に到着 11時13分。
360度のパノラマ展望だが、雲に遮られている方向もある。

▲ 方向盤の上に立って、イエーィ !

▲ 北の方向、つまり青森市、陸奥湾の方向は晴れている。
山並みの向こうに、かすかに市街が見える。
そして、ほぼ中央の山頂から少し下ったところには

▲ 八甲田スキー場の山頂公園の白い建物が見える。
2年前の2016年3月には、八甲田スキー場に初めて来て、あの頂上公園からこちらの、ここ大岳方向を眺めたなあ。

▲ その時の写真。中央の雲がかかっているのが大岳。

▲ 昼食を食べよう。
今日は、オムスビ2個、鮭と梅だ。酸ヶ湯温泉の売店で朝買ってきた。
東の方向。三つの山、右から小岳、高田大岳、雛岳 だ。

▲ 山頂には40分ほどいて、下山、周遊開始だ。
下に見える大岳避難小屋まで降りていく。
そこから左に折れて、毛無岱湿原へ向かうはずだ。
目の前の山は、井戸岳 1452m。
その手前が噴火口跡で、丸くえぐられている。

▲ また次の湿原へ下りてきた。
上毛無岱(かみけなしたい)だ。

▲ ワタスゲが見れる。
尾瀬ヶ原で一面のワタスゲを見たことがある。
だが、ここで一面に咲いていたのは、

▲ キンコウカ。
キンコウカが一面に群生していた。

▲ キンコウカのアップ。
こんな単純な花なのだが、これが群生すると見事になる。

▲ 木道の脇にも、あちこちに咲いていて

▲ こんな大規模な群落は見たことがなかった。
上毛無岱が切れたところは、一気に坂になっていて階段が付けられていた。
その階段の上段から下を見下ろすと、

▲ 下毛無岱(しもけなしたい)の湿原がまた広がっている。
地糠もあちこちに見える。

▲ ズームすると、木道を登山者が歩いている。

▲ タチギボウシだろうか。
あとは、たんたんと歩いて

▲ 酸ヶ湯駐車場には、午後2時過ぎに戻った。
標高差は700m ほどで、アップダウンも少なく歩きやすい湿原散策コースだった。
さあこれで、東北で5座を予定どおり、無事終えることができた

クルマで休憩をしたあと、お風呂へ入ってスッキリとしよう。

▲ 酸ヶ湯の混浴千人風呂では、体や頭を洗ったりはできない。
千人風呂とは別に、男女別々の玉の湯という小規模の室内温泉がある。
きょうはこれで、さっぱりとだ。なんの未練もない。(なんのこっちゃ)
入浴を終えると、出発下山。

▲ 道の中途で、八甲田スキー場に寄ってみた。
ロープウェイであの頂上公園まで上がれたが、きょうの運行は終わっていた。
残念。
このスキー場には、必死の思いで2Wスタッドレスで上がってきて、オフピステを3回滑って、またスリップに気をつけて、実際スリップしてやばかったが、青森市に帰っていったなあ。 苦労した場所はたまらなく、懐かしい・・
が、それはそれ。
次の新しいネグラへ行こう。
ここは
これだけスゴイ規模のお花畑は、何と表現すれば良いのでしょう
やはり八甲田山、恐るべしですね。
夏の八甲田山、良いお天気で何よりでした。
また降りて来てすぐに酸ヶ湯で汗を流せるのが素晴らしい
私だとすぐに生ビール、そしてお昼寝モードです。
さて今宵の宿は何処に・・
Soraさんの記事、山行に・・ じゃなかった、参考にさせていただきます。
高層湿原は気持ちいいですね。
ここは、草紅葉の頃もいいでしょうね。
広く高原と山が連なってますね。これが雪が降ると、わけがわからなくなるのでしょう。信さんも、いつかこちらまで足を伸ばせるといいですね。彷徨しましょう(笑)。
>私だとすぐに生ビール、そしてお昼寝モードです~
たしか温泉に入ると眠たくなって運転はストップでしたよね。私は大丈夫ですが。
この晩は、浅虫温泉まで行きました。
>Soraさんの記事、山行に・・ じゃなかった、参考に~
はなねこさんも面白いこと言うのですね(笑)。参考にしていただけるとは光栄ですよ。
>ここは、草紅葉の頃もいいでしょうね~
おっしゃるとおりのようです。あの下毛無岱を見下ろした秋の写真は、草紅葉で秋色に染まって、緑の針葉樹とのコントラストが鮮やかで、雄大ですね。次は秋ですよ。
やはり雪の時とは違うんですね、
黄色の花畑綺麗ですし、可愛らしい花が
咲いてますね、竜胆がすきです。
天気が良くて見晴らし最高ですね(^^♪
八甲田山というと、どうも健さんが大雪の中を歩くイメージしかありませんでしたが、この時期は、こんなに色とりどりの花が、湿原を彩るのですね。
中でも圧巻なのは、キンコウカ
私は、昨日、北八ヶ岳へ行って来ましたが、もう花は殆どありませんでした。
方位盤に映るピースサインのsoraさん、イェーイ!きまってます
「八甲田山死の彷徨」ですね。あの遭難は私が周遊したコースの北側の田代あたりで起こったようです。平坦なところですがかえって何もないので方向を見失ったということです。八甲田山系は広いですからね。雪の時はたいへんでしょう。
やはり、晴れの日、決められたルートを廻るのがいいですね。竜胆(リンドウ)? 最初の花ですかね。濃い青がいいですよね(^^)
八甲田というと、やはりあの死の彷徨の映画イメージですよね。私も観ましたが、精神論だけではだめでちゃんとした戦略・準備がなければというその後の縮図のような映画でした。え、健さんがカッコイイからっ? そうですね、いつもかっこ良かったですね(笑)。
>キンコウカ自体を見た事もありませんが~
私も見たことはないのだと思いますが、単純そうな花ですよね。しかし群生するとおっしゃるとおり黄色の絨毯のようで、見事。八甲田山=キンコウカになってしまいました。
北八ヶ岳には、もう花はありませんでしたか。蓼科山か横岳と湖かな。ま、花をもとめてというより、涼をもとめてでいいじゃないですか(^^)。
>方位盤に映るピースサイン・・今度、真似しよっと♪
真似してはいけません。方位盤は上るところではありません。ヘリが崩れているじゃないですか(笑)。