青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

安曇野・緑と水色の時(続き)

2014年07月02日 23時00分00秒 | 青い空の日は旅立(全般)
6月28日(土)


▼ 朝の駐車場




 キミは何をしているの? 朝の運動?

夜中に、雨が降っている音がしていたのはうっすら覚えている。
起きると、雨はあがっていた。
しかし、どんより曇っている。

すぐ近くに足湯場があった。



▲ 八面大王足湯。

民話「八面大王」にちなんだ恐ろしい形相の顔が、柱に。

誰もいないので、湯の中を歩き回っている。
床のボコボコ石が足裏を刺激して、気持ちがいいらしい。


北アルプスの麓・安曇野を南北に走る県道25号線、通称「山麓線」に再び出る。


<安曇野アートヒルズミュージアム>

9時からオープンなので、まずここへ入る。




▲ エミールガレとかいう人の作品を展示する有料ミュージアム

しかし、エミールガレと言ったって、ダレ?という感じ。
入場者のお目当ては、併設するショップ。そこはもちろん入場無料。




▲ ショップは広く、地上2階地下1階の3フロアーもある。

国内外のさまざまな意匠をこらしたガラス製品を販売している。





▲ 置物、食器、家具等いろいろが、全てガラス製でおもしろい。

decoさんは、リゾナーレ八ヶ岳では買いそびれたイヤリングを買っていた。
リゾナーレではボクがケチをつけて買わなくて可愛そうな結果に。ここでは似合うと言われて買ったのかな。
(前回はゴールド、今回はガラスの違いが大きい? いや似合うかが重要なのだ)


次は、Kさんの案内で、「国営アルプスあずみの公園」(9時半開園)に行くことになっている。


<ブランチ>

10時過ぎに、Kさん宅を再び訪れる。

「ま、お茶をいれるので、ちょっとゆっくりしてから・・」






確かに急ぐ必要はない。「あずみの公園」はKさん宅の隣、隣接しているのだから(笑)。




▲ 「どうぞ」

このパンも、どこかここの有名店のを買ってきたとかだったが、詳しくは忘れてしまった。
(スミマセン)

朝食はクルマの中で済ませたのだが、たいしたものを食べなかったので、感謝して頂戴。
オレンジの皮を煮つけたものを載せて、ライトなコーヒーと一緒に食べる。

いいお味。 いいねー、この雰囲気。





▲ 食べてしまうと・・ 

  あのー、ボクは、どうしよう?



<国営アルプスあずみの公園・堀金穂高地区>




▲ ブランチのあと、お隣りのあずみの公園に行く。

5月の「ひたち海浜公園・ネモフィラの丘で」の記事の中で紹介したとおり、日経「行きたい公園ランキング」ではあずみの公園は第5位だった。




▲ 展望テラスから。

手前は、烏川から水を引き入れた段々の池。はるか向こうに安曇野の扇状地が広がる。




▲ 段々の池ぞいに歩いていく。


今回は、この池沿いのあたりを散策しただけで引き返した。
この4月から、この左側に2倍以上の公園エリアが新規オープンしているようだ。
それは、次回に。




▲ 烏川幹線水路。段々池エリアの横を流れる。

安曇野を、水豊かで緑あふれる田園たらしめているのは、北アルプスの常念岳の雪解け水を源とする川と水路と伏流水。烏川(からすがわ)はその中心で、公園の真ん中に流れている。これは多数ある用水路の一つ。




▲ 公園から見た安曇野の田園風景。

Kさん宅は、この写真の右側で地続きになっている。


国営アルプスあずみの公園は、北の大町近くにも「大町・松川地区」公園がある。
今回は行けなかったが、次回はそちらの公園にも行ってみたい。


Kさんとはここでお別れして、再び山麓線を北上、今回最後の訪問地へ行った。


<安曇野ちひろ美術館>




▲ ちひろ美術館入り口。

世界的に有名な絵本画家・いわさきちひろ自身の作品や、世界各国の絵本画家の作品などを展示している。
decoさんが、今回一番行きたかった所。




▲ いわさきちひろのことは知らなくても、このような淡い色彩の子供の絵に見覚えがある人は多いのでは。(ワタシ)





▲ 美術館のショップで。




▲ 孫Umiちゃん用に、人形姫の絵本を買っていた。

Umiちゃんの頭の中は、デズニ―アニメのキャラクターとアンパンマンでいっぱい。
コテコテのハンバーガーだけの世界だ。

もう少し、淡い、情感あふれる子供の空想世界があってもよさそうだが・・
それもジジの昔のノスタルジーかも。






▲ ショップからの安曇野の風景。





▲ 雨も止んだようだ。美術館の広い公園を横切って駐車場へ戻る。

この背後は、本来、安曇野のもう一つのハイライト、北アルプスの山並みが見えるはずだが昨日、今日ともに雲がかかっていてダメ。

それでも垣間見える北アルプスは、ほとんど雪が残っていない。

雪をかぶった北アルプスを背景に新緑が見える5月、そして青空の日。これが私にはベストかな。




▲ 美術館の駐車場から、名残おしく安曇野を覗く。


また来るよ。次は紅葉の時かな。

(Kさん宅は、もみじも素晴らしいようだし・笑)



もう3時過ぎだ。そろそろ帰らねば。

山麓線ぞいの食堂へ入る。




▲ 穂高食房 味彩館。 信州サーモンのオリジナル料理が豊富と載っていたからここにした。







▲ 信州サーモン丼(左)。信州サーモンと山賊焼(右)。

信州サーモンは、ニジマスとブラウントラウトの交配種。1代限りの種だ。
山賊焼は、鶏肉の唐揚げには違いないのだが、片栗粉が多いのと生姜とニンニク風味を強調しているところがKFCと違うかな(笑)。
どちらも、このあたり松本の名物料理。


今回は、名物もよく味わらせていただきました。
decoさんが同行してると、やはり私の旅先の食事は格段にグレードアップするようだ。

Kさん、お世話いただきありがとうございました。

このあと、中央道の渋滞も無く、私どもは夜8時に無事帰宅しました。




4 コメント

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Unknown (けーご)
2014-07-04 12:52:40
こんにちは。
僕が選ぶとしたらサーモン丼の方ですかね。山賊焼きの方は何だかボリュームがありそうで良さそうですがね。
・・・とやっぱり食べ物に文字通り「食いついて」しまったわけなんですが。

この安曇野のお友達のお宅は凄い格好いい感じですね。自然に恵まれていて良いですね。
以前家内に安曇野とか白馬に暮らそうよ!と言ってみたことがありますが、すぐに「ダメ」が出ました。
楽しそうなんだけどな・・・。
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Unknown (ハラさん)
2014-07-04 16:17:18
安曇野 昔には何度か行ったのですが我が家とは行く所が随分と違いますね。
何度か夏に行って、随分と暑い思い出が有ります。
大王わさび農園で、歩いた覚えが・・・。
白馬で、山歩きした時の帰りですね・・。

わさび農園の所で、カヤックで川下りしたいのですが、なかなか
仲間が見つかりません。
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けーごさん、こんにちは (Sora)
2014-07-04 16:22:36
>やっぱり食べ物に・・
いやいや、食い物は旅でも一番重要。サーモン丼はマグロ丼みたいなものですが、サーモンがもっとでーんと覆いかぶさっている感じ。家内が好きということで。私は鶏の唐揚げ。片栗粉でまぶすと、KFCみたいな皮もジュワーッとする感じはないですが、中の肉自体がジューシーなんで、それなりにおいしいですね。でもなんで「山賊」なんですかね??

>安曇野のお友達の家、自然に恵まれて
お庭が広いから、しょっちゅう草むしりをしていると言ってられました。除草剤は木々も傷めるから使えないんだって。維持がたいへんだと思いますよ。けーごさん、草むしりできますか?? え、それはーー想定してない?。 やはり「ダメ」が出ますねー(笑)。
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ハラさん、こんにちは (Sora)
2014-07-04 17:01:45
>我が家とは行く処が随分と違う・・
そうですか? 最近のハラさんち~ 山形チェリー狩り、猪苗代の山小屋でオバンズ大宴会・・ 強いていえば、ハラさんちは実利追及的(笑)、私のところは雰囲気重視的??
どちらもキャンカーを乗り回してこそできるのが同じですが。楽しいですよね。

>わさび農園の所で、カヤックで川下りしたい・・
で、仲間が見つからない・・
う~ん・・ あの水車小屋の並ぶ、わさび大王の川を下るのですか・・ ちょっと雰囲気重視派のワタクシとしては、あの和の雰囲気の中はカヤックより船頭小舟の方が良さそうな気も・・(笑)。
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