青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

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走っていきたくなります

岩櫃山と岩櫃城址をめぐる

2021年06月03日 20時38分19秒 | 同上 (山歩き)

6月1日(火)

 

▲ 晴れた

ホーホケキョ ホーホケキョ うぐいすが鳴いている。

駐車場には我一人。

いつものことだが。

 

6時に出陣だ。行くぞ!

 

▲ 観光案内所の前に幟(のぼり)がはためいている

日本100名城 2016年NHK大河ドラマ「真田丸」ゆかりの地

真田氏上州の拠点 岩櫃城

だってよ。

 

▲ 岩櫃山平沢登山口 観光案内所

ここの大きいガイドマップが役に立つ。

 

 

▲ 尾根通り分岐点

左へは尾根通り

右へは沢通りへ進む。

 

▲ 今日の計画

左の登山口から「尾根通り」を行って、山頂を目指す。山頂後は「密岩通り」を下る。

下山したあと、「赤岩通り」からもう一度登る。櫃口で「沢通り」で下山し駐車場に戻る。

 

まもなく

▲ 岩櫃城本丸址まで登ってきた

この山城は鎌倉時代初期に築かれた。1574年に真田幸隆が手中に収める。何代かのあと真田昌幸が相続。その後、昌幸の長男・信幸が支配。弟の幸村も少年時代にこの城で過ごした。

 

左から 父:真田昌幸、長男:信幸、弟:信繁(幸村)

御存知ですね。

 

 

▲ 尾根通りを進んで、6合目の

赤岩通り分岐点に到着。

左へは赤岩通り経由で下山

右へは尾根通りの継続で山頂へ続く

だから、当然、右の山頂へ行くべきだったのだが・・ 真っ直ぐに「6合目」の標識の裏方向へ登っていった。かなり登って大きな岩壁に突き当たってしまった。間違い 

戻って、やり直し。

 

6合目以降は、

▲ 天狗の蹴り上げ岩

梯子・ロープで登って

 

 

▲ 岩場を鎖で登って

 

 

▲ また岩場を鎖で登って

 

 

▲ 九合目に

この左手から大きな岩をよじ登ると

 

▲ 準頂上みたいな、狭い岩場スペースに到達

この準頂上の前方には

 

 

▲ 崖の向こう側に、左手に岩櫃山の頂上があった

 

 

▲ 目の前に頂上がある

50mほど前方かな

 

 

▲ 頂上をズームすれば

頂上802mの標識がオレンジの吹き流しと一緒に、おいでおいでしている。

 

この準ピークみたいなところをいったん下りて、鞍部を少し前に進むとすぐに頂上への岩塊に突き当たった。

 

▲ この鎖を伝って、上に登っていけば・・

頂上に到達するのだろう・・

 

 

▲ 少し登ってみた・・

もう少し登れば頂上・・

突き出た頂上のスペースは狭いだろう

見晴らしは、当然遮るものは何もなくてめちゃイイのだろうが・・

風が吹いたら落ちてしまう・・

と、そこまで想像をしたら怖くなって・・ 止めた。

何も怖い思いをしてまで登る必要はなかろう、古希のジジが。と自己弁護までして

ヤメタ、ヤメタあ。

 

しかし、ここまで岩山を登ってきて、下りながら進むというのも、結構冷や汗もんだった。

 

▲ 頂上の岩塊の左側を、注意深く迂回しなくてはイケナイ。

足を踏み外さないように、少しずつ確かめながら、カニ横歩きで。

 

 

▲ 鎖につかがりながら、この岩場を降りてきて

 

 

 

▲ 岩の穴をくぐって

 

 

 

▲ オオッ、東吾妻町の町並みが見える

右から左へ吾妻川が横切るように流れる。

 

 

 

▲ 山道を20mほど下に逸れて、「鷹の巣岩陰遺跡」を見てきた

再葬墓と呼ばれる弥生時代の墓の可能性が指摘されている遺跡で、弥生人の人骨と壺・甕などが出土した。これもロマンだねえ。

 

 

▲ またまた、怖い岩尾根に出くわす

二つの鎖を握って、この尾根を下るのだ。あーた、滑落したら死ぬよ。

ボクは怖いので、尻を岩の上に落として、尻が擦り切れてもしょうがないという思いで、体をソロソロと摺り落としていった。30mはあるだろう。

ボクの様を向こうで見ていた青年が

オジサン、背中を上にしてバックしながら立ち降りたほうがいいのではないですか、とアドバイスをくれた。そりゃそうだ、鎖を握りながら岩に直角に立っておりたほうが安定するかも・・しかし立つのは怖いなあ、へっぴり腰でずり下りたほうが・・ ??

ボクはどうも、降りるときはスキーの滑降の感覚か、前を向いて下ろうとしてしまう。

 

▲ 天狗のかけ橋 とよばれるスポット

右手に見える岩尾根を渡るスポットだが、今は閉鎖されている。

そんな架け橋を渡るのではなくて、岩稜の周りを周る。

 

 

 

▲ 上に見えるアーチが、天狗のかけ橋

おーこわ。

 

 

▲ 今度は、あの梯子を上って、

岩壁に沿って歩くのか。

えーかげんにしてほしい。

 

 

▲ 密岩通り登山口 三合目

オ~オッ、やっと下りてきた。

ホッとしたよ。

 

 

 

▲ ふもとから、あらためて見上げる岩櫃山

 

 

岩櫃山を一望するビューポイント、と地図に書いてある神社へ行こう。

 

▲ 密岩神社

 

 

どれどれ、神社の後ろから見上げると

▲ あの赤線をたどってきたのだ

頂上は、安全安心のため登れなかったけど。

 

 

▲ 古谷T字路

この分岐点を見つけるのにも、かなり行ったり来たりしたよ。

さあ、これから再度山に登らねば。

さもなくば、平沢駐車場に戻れない。

ここから赤岩登山口へ歩く。

 

 

▲ 赤岩登山口に到着

背後に見える石垣は、潜龍院跡。父真田昌幸が、織田・家康軍から敗走する武田勝頼を迎え武田の再興を図るために急増した御殿跡だ。しかし勝頼は当地に来ることなく、天目山で自刃してしまう。

さあ、登るぞ。

一番気をつけないといけないのは、左脚の引き攣りだ。

かばうようにして、登る。

 

▲ 再度、六合目にまた登ってきた。

ほんと、何をしてるのやら。

単に体力訓練だな。もう。

 

ここから、往路の尾根通りを下るのではなくて、復路は沢通りを下る。

 

▲ 沢通りは、文字通り元は沢だった筋に沿った山道だった

 

 

 

▲ 観光案内所近くまで下りてきた

 

 

▲ 花と東吾妻町

 

 

 

▲ Harmony ちゃんが待っている 13:00PM

6時に出陣して帰還するまでに、7時間立っていたよ。

それに、食べるタイミングというか適当なスポットもなくて、まだ兵糧米を食べていない。

幸村さん、もう食べてよろしいでしょうか。

 

 

▲ リュックに詰めておいたオニギリパック。

そして、珈琲タイムとして冷たいゼリーも食べた。

ま、頂上には、高所恐怖症のSora爺さん、ひるんでしまったが無事問題なく帰ってこれて良かった、良かった。

 

昼食後、休憩のあとは、何はともあれ風呂へ行こう。

国道145号線を、更に西へ八ッ場ダムの方向へ走った。

 

▲ 道の駅・あがつま(吾妻)峡に来た 15:30PM

この道の駅は、昨年12月に浅間隠山登山のあと車中泊して以来だ。

 

 

▲ ここの道の駅には、日帰り温泉が併設されている 

天狗の湯。

露天風呂もあって。数名しか入っていなくて。

気持ち良くて、今日は2度目の露天風呂には300まで数えて、ゆっくり浸かってしまった。

地デジ(ナビのワンセグだが)も、衛星TVももちろん見れる。

車中泊体制に入っているのは、ボクともう一台のキャンピングカーのみ。

明日、ゆっくり家に帰ればいいや。

 

End