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クリスマスディナーはアラビア料理で

2019年12月25日 21時41分16秒 | 日々の思い

12月25日(水)

息子家族が9月にシンガポールに赴任してしまって、クリスマスツリーを今年は出さなかった。しかしこうして何もしないのもなあ・・ ということで、今日はディナーを食べにいくことに。

 

▲ 秩父に近い飯能の町へ。

カール ヴァーン CARVAAN

ペルシャ語で隊商(キャラバン)を表すカールヴァーン。異文化のものとの出会いを求めていく空間、という意味のようだ。

 

▲ さあ、ドアを開ければ、新しい食べ物との出会いだ。

 

 

▲ 客席は1階2階だが、2階に案内される。

館の意匠は明治の文明開化の洋館とアラビア建築の折衷としたとか。たしかに、エキゾチック。

 

 

▲ deco は、バルコニーのようなところへ座った。

 

 

▲ 飯能の渓谷が下に望めて、良い席だね。

ボクは、足元の直立の断崖に目が行って落ち着かないが。

 

▲ クリスマスおめでとう!

ボクはこの店製造のクラフトビールで、運転手のdecoはイチジクジュースで。

アラビアだからイチジクだ。

 

 

▲ decoには、タジン鍋?が二つ運ばれてきた。

開けると・・

 

▲ ゾロアスターカレー バスマティ ライス添え 2,000

古代ペルシヤからインドへ渡ったゾロアスター教徒に伝わる、香り高くリッチなカレー料理。グリーンレーズンをのせたバスティマライスとともに

だって。ゾロアスター教が出てくるとは。西洋史では確か拝火教とも呼ばれキリスト教徒にとっては、極めて異教だよ。ま、いいか。異文化との遭遇だ。

 

で、ボクのオーダーしたのは アラビアン・ランチコース 3,800

▲ アラビアパン”エイジ”とアラビアのディップ3種。そしてスープ。

パンはインドのナンと同じ?それをちぎってソラマメとかすりつぶしたディップを乗せて食べる。うん、うん、変わっている。異文化。

 

▲ そして、これ。

手前がシシカバブ。時計回りに、タブーリサラダ、鶏肉とモロヘイヤのタジン、ゾロアスターカレー、フール(エジプトの豆料理)、サーモン・クライメソース、ムサカ。真ん中にアラビアンナッツライス。

うん、ボクはアラビアの王侯貴族だ。

 

▲ クレオパトラもこのモロヘイヤを食べました、という係員さんの説明に。

decoは、「私も食べたい」と手を出す。単純な人だ。

 

デザートタイム。

▲ 相席はクレオパトラ。

 

 

▲ ここにきて、ようやくクリスマチックになった。

マロンジェラート。黒いのはチョコレートだった。

良かった、良かった。毎回好みのものを食べるのもいいが、食べたことのないもの、違う文化圏の食事を試みるのは、楽しい。

 

▲ このカールヴァーンでは、クラフトビールを何種類も製造している。

色々楽しめる。今日ボクの飲んだのは、アップル・ウイート。秋田鹿角の林檎果汁を使った小麦ビール。シナモンのスパイスが香る冬のフルーツビール。はい、そのとおりでした(笑)。750

 

▲ ゾロアスター教のレストランだったが(笑)、クリスマスツリーもあって。

ウチのより、ずっと高かった。