11月28日(木)
今日はいよいよdecoのご学友一行と合流する日。落ち度があってはならない。
はなの湯傍コインPでの朝食を手早く済ませ、洛北・鷹峯(たかがみね)へクルマを走らせた。
鷹峯のホテルに9時過ぎに到着。
▲ きょうは、ちゃんとした屋根付きの宿泊所で寝れるわ!
decoはいそいそと、駐車場を下りてホテルロビーへ向かう。
▲ ボクのHarmonyは車高が高すぎて、ホテル地下の駐車場に停められない。
ので、野外の第二駐車場に置いた。向こうに見えるのは鷹峯三山の一つだろう。
ホテルロビーから、ちょうど出る京都駅直通のシャトルバスに乗った。30分ほどで京都駅に到着。10時5分。ご学友二人は11:47に東京から、もうお一人は南九州から同じころ、新幹線で到着予定だ。
それまで駅ビルの中を、お土産探しも兼ねて散策。
▲ コンコースに、おばちゃん一団が斜め一列に座り込んでいる。
なんじゃ?これは? 外国人かよ、そんなとこ座ったらあかんでえ。
▲ そのそばで、係員さんたちが緑色のテープを貼っている。
何事かと尋ねてみると、京都での即位式を終えた天皇・皇后陛下が今日の3時半にここから東京へ戻られるとか。その整列用のテープだ。
あのおばちゃん一団は、見送りの場所取りでもう座り込んでいるのだ。女性はいくつになっても、何にでも、ボクには理解不能な熱情を傾けるなあ(笑)。
▲ 駅内の店で、昼めしを軽く食べる。
鴨肉うどん。生八つ橋が1枚付く(^^)。
スマホで連絡を取り合いながら、ご学友一行は集結。12時30分発のホテルへのシャトルバスに全員乗って、無事ホテルへ。
▲ 東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯
ご学友のお一人が、ハーヴェストクラブの会員でございまして。そのおこぼれで泊まれます。
▲ まだ、3時前で部屋には入れないので、荷物をホテルに預けて、我々は早速あたりを見て回ることに。
京都盆地の北の端、坂道が続く丘陵地帯に風雅な寺院や山荘が点在する鷹峯。(ガイドブック)
ホテル前の坂道を上っていくと、こんなプレートが道端に貼ってあった。
▲ このあたりは旧光悦村と呼ばれ、今は光悦町となっている一帯は、江戸時代初期の芸術家・本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)ゆかりの地。徳川家康からこの地を与えられた光悦は、一族や工芸の職人たちと移り住み、芸術村をつくりあげた。
光悦は、一昨日見た建仁寺の「風神雷神図」の俵屋宗達と共に、芸術の流派・琳派(りんぱ)の創始者だ。
歩き始めて10分ほどで、光悦寺に来た。光悦寺は本阿弥光悦の草庵があったところ。
▲ トンネルのように重なりあうカエデの参道で知られる。
午後から小雨になったが、しっとりした 参道もいいねー。
▲ 鐘楼もあって。
▲ ここには7つの茶室があるが、これはその一つの「大虚庵」(だいきょあん)。
▲ 茶室と路地は、竹を菱型に組んだ垣根で仕切られている。「光悦垣」だ。
今はよくみられる垣根の仕様だが、このお寺が発祥と言われているよ。
▲ 境内からは、鷹峯三山(鷹ヶ峰、鷲ヶ峰、天ヶ峰)のたおやかな山容が、間近に望める。
ほらっ、あれが・・
▲ 茶室と鷹ヶ峯。
▲ 本阿弥光悦の墓も、境内にひっそりと、静かにある。
▲ もう一度、参道を。
われも、ひっそりと、静かに歩もうぞ・・
▲ アカン、ギャルが来た。
光悦寺を出て、坂道をゆっくり3分ほど下ると、ここに。
▲ これもお寺さんだ。
常照寺(じょうしょうじ)。
しっとり、はんなり、の佇まい。
ご一行の後を追って、参道を進んでいくと。
▲ 吉野門。
京都島原の遊女・吉野・太夫が寄進したという朱色の山門。周囲に溶け込むように優美に立つ。
▲ 山門でたたずみ物思いに耽るボクに
ご一行さまが、「Soraさ~ん、早く」と呼ばわる。
▲ 境内に広がるもみじは、あえて掃き清めず。
”敷きもみじ” の彩りを楽しむとか。
▲ 敷きもみじ。
いったん戻り、ハーヴェストホテル前の喫茶店で一服。
そのあと再度ホテル前を南に下って
▲ 別のお寺さんに寄って
そのあとは、
▲ このあたりの店で、また休憩だ。
▲ あぶり餅のお店、
▲ みなさんが食べているのは
▲ あぶり餅
ま、名物だから。
ホテルへは、タクシーで一気に帰った。
▲ ハーヴェストホテルへ戻る。
部屋に、荷物はすでに運ばれていた。
寝室・リビングは
おお、こんな広いベッドに一人で寝れるとは!
洗面台・キッチンは
ハーヴェストHの基調色のブラウン色でまとめられている。
いいねー。
あとの三人様の部屋も同じようないい感じ。
5時半の予約したディナー時間になった。
▲ 食事は、イタリアンレストランだ。
▲ この食事で。(カタカナのイタリア語?意味がチンプンカンプンだ)
五人で再会の乾杯のあと
▲ シェフからの一品と、サーモン、イクラのマリネ (どれがどれかよーわからん・笑)
▲ 左:金目鯛、 右:サンマ
▲ 皆さん、ボクも、美味しいねー ご満悦でして
▲ メインの、鶏むね肉
▲ デザート
ビール、ワインも飲んで、皆さんのテンションも上がりました。
東京からのお二人は、私達の大阪での結婚式に参列いただき、南九州からのご学友には、10年以上前に高速道路が全国一律1000円の時に九州一周、ご自宅に泊めていただきました。忘れておりません。改めてその節はありがとうございました。
部屋に戻って
▲ バルコニーから外を見ると、向こうに京都市の夜景が光っていた。
▲ お風呂に入って
▲ いい気持ちで、また部屋に戻って
休ませていただきました。
また、あしただ。
【続く】