青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

夏のMOA美術館で

2019年07月31日 19時00分00秒 | 青い空の日は旅立(全般)

7月28日(土)

 熱海港で高速船から下船したあと、全員クルマに乗って次の目的地へ向かった。

熱海の坂を上って上って、ようやく高台の駐車場へ停めた。

 

 ▲ 駐車場から歩いて数分のここへ。

茶色いブロック状の建物が西洋の要塞みたいだ。

 

 ▲ MOA美術館

岡田茂吉(1882~1955)が自分の思想と芸術観を融合させて建てたユニークな美術館。箱根にも姉妹館がある。

 

 階下に降りて、屋外の庭園に出て行く。

 ▲ 石段を登って、唐門をくぐると。

 

 

 ▲ 右端には尾形光琳の住居を模した古い住居が立つ。その先まで歩いていく。

 

 

 ▲ そば処・「そばの坊」がある。

 

 

 ▲ 蕎麦を束ねた吊り物から「戸隠神社」のお札が下がる。

料理人は戸隠で修行をしたという。

で、出す蕎麦も戸隠蕎麦のようだ。

戸隠とはしばらくご無沙汰しているな。

 

 ▲ 家内は、おろし蕎麦。

おろし蕎麦は大好きだが、福井のそれに限るという強いこだわりがあるので、ボクはパス(笑)。

 

 ▲ で、他の三人と同じく大盛ざるそばを。戸隠だから、ぼっち盛りだ。

それに、ゴボウの天ぷらと野菜かき揚げをシェアして。

 

 

 ▲ Umiちゃんもおそばは食べれるようで、良かった(^^)。

我々は、なんかヘルシーそうなモノばかりをこの旅で食べているようだが、

翌日の昼、家内は近所の友達を誘ってトンカツの「和幸」へ行ったよ。はい、バランスが大事でしょう。

 

 しかし、MOA美術館には食事をしに来たわけではなくて、

 ▲ 「全国児童作品展」を見にきたわけでして。

全国の最優秀でここに展示されている作品は、確かに美味いでなくて、上手い! レベルが違う。

 

 

 ▲ Umiちゃんも、昨年11月に新宿区内で「わたしのたからもの」という題でMayちゃんの寝姿を描いたこの絵が、MOA美術館奨励賞(1等賞)を頂いたことは、先にレポした

あのあと、東京都、全国と選考会が続いたのだが、東京都どまりで全国区選出(笑)までにはならなかった。で、Umiちゃんが全国区の絵を見たいということで、この熱海のMOA美術館に来たわけだ。

 

 

あの天陽くんも、十勝で受賞した後も、牧畜の仕事をするかたわらに絵は好きで描いている。

Umiよ、全国区に行けなかったからといって、悲観することはない。これからも好きな時に、好きな絵を描いていけばよいのだよ。

(最近なんとなく虚構と現実の世界がごっちゃになってきていないか?)

 

 

 ▲ 鹿の絵を見つめるUmiちゃん。

 

 

 ▲ 雉(キジ)の絵? 孔雀(クジャク)の絵?

「日本にクジャクはいないでしょ」「いや、動物園にはいるから」

(なんのこっちゃ)

 

 ▲ 貝で象嵌をほどこした5つの引き出し箱

Umiちゃんは、これにいたく反応してママに「宝石箱にしたいから買って」と頼んだらしい。

Umiよ、相変わらず光モノが好きなようだな。そんなものに目を眩(くら)まされてはいけない。しっかりした男性を見つける目を持たなくてはダメだよ。(このじいちゃん、さっきからオカシイね)

 

黄金の茶室

 ▲ 秀吉が京都伏見に造営した黄金の茶室は、もちろん焼失して無いが、資料から模して再現したもの、だそうですわ。

 

 

 ▲ おおっ、黄金の茶釜、茶碗も。

こんなので、お茶を飲んだら目がクラクラして、わびさびの境地どころじゃないだろうな。利休は怒っただろうな。

 

 

 ▲ 休憩カフェ

外の景色が素晴らしい。

 

 

 ▲ 相模灘を臨む。

外のテラスに出てみよう。

 

 

 ▲ 「王と王女」 とかいう二人像だったと思う。

 二人がともに視線を遣るその先は・・

そう、青い海と青い空。

 

 

初島が見える。XIVホテルが見える。

そして、今もあの高速船がみんなの夏の夢を乗せて、行きかう・・・

 

 このあと、熱海駅前でお土産を買って帰途についた。