あお!ひー

叫べ!いななけ!そして泣け!雑多なことを書いてみる。

博物館に初もうで2011(東京国立博物館)

2011-01-02 23:01:39 | アート系

ここ数年は恒例となっている東京国立博物館の博物館に初もうでに行ってきました。

というわけで↑こちらのウサギさんはチラシのビジュアルに使われていた「染付双兎図大皿」。実物ももちろん見られますよ。


さて上野駅に降り立つといつものチケットブースのはす向かいに新しいチケットブースが出来てました。

でも、パスポート目当てなのでここはスルー。

今日は14時前に並んだのですが、門の前にはなんと列が。ざっと150人くらいは並んでいたでしょうか。

20分ほど並んでようやく手に入れられました。


毎年、干支モチーフなんですよね。去年も1/2に手に入れて昨日1/1で期限が切れたところだったのです。

さて、たいとるにあるようにお正月です。

東博のいろんなところでイベントが開催されています。

ちょうど和太鼓が終わったところでした。


そして、すぐに本館の正面ステージで獅子舞が始まりました。

最後は練り歩いてひとの頭に噛み付いてくれました。

縁起物ですからね、わたしも頭をかるーくかんでもらいました。


あと、こんな小判ももらっちゃいました。500円玉よりもちょっと大きいくらいかな?獅子舞が投げてたのですが、そのタイミングではとれなかったので、かごに入れて配ってたのを頂きました。


獅子舞は終わるとそのまま本館の中へ。

このあとは地下のショップに乱入。こういう想像しなかったアクシデントっぽいのって好き。

その場に居合わせたひとの気持ちが高揚しますもん。


国宝「秋冬山水図 秋」雪舟等楊

今回は本館のリニューアルということもあってこういった国宝が何点か出ています。


国宝「秋冬山水図 冬」

秋もよいですが冬のほうが好きですね。中央を垂直方向に空めがけて、ぎざぎざに伸びてく線。でも、途中で消えてしまっていてこの構造が崖なのか何なのか分からないところが面白い。


夜着 萌黄綸子地松竹模様

この松の枝の間のスリットがどことなく髑髏ちっくに見えて面白いデザインです。

こういう発見もあるので常設展示は見逃せませんね。


国宝「檜図屏風」狩野永徳

もう何度も見ていますがやはりいいです。このぶっとい枝のにょきにょき感がたまりません。


「風神雷神図屏風」尾形光琳

まずは風神。


雷神。

でも、これは閉館間近に撮ってなんとか撮れたのです。


そのちょっと前はずっとこんな感じでした。ひとが常に周りに何重にもなって見ているような状態だったのです。

貫地谷しほりさん出演 [トーハク?] イメージポスターの「きょう、ライジンした」でみんな関心を持ったのではないでしょうか。
http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=C01&processId=00&event_id=8307


「豆兎蒔絵螺鈿硯箱」伝永田友治作

こういうのってたまりませんね。理屈抜きでその製作者の技術のすごさが伝わってきますよね。


あー、面白かった!

でも、さすがにこの混雑っぷり。また近々に来たいと思います。

↑この風神の使い方もいいですね。どんどん、トーハクにみんな足を運んでくれるとよいですね。


午後5時。

とっぷりと暮れた空はインディゴに。

また来年も楽しみにしていますよー!!

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2 コメント

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どこかですれ違ったかな (Cos)
2011-01-03 02:19:34
Cosが東博を出たのが2時過ぎだったのでたぶんどこかですれ違ってますね。

ミュージアムショップの中での獅子舞、いい雰囲気でした。舞台の上でなく人々の生活の中にある獅子舞、本来のあり方ですよね。

ちなみに今日買ったCosのパスポートは108番でした。
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おそらく (あおひー)
2011-01-03 09:41:38
おそらくどこかですれ違ってるかもですね。

>舞台の上でなく人々の生活の中にある獅子舞、本来のあり方ですよね。
そうなんですよね、中にわっと入ってきてこそ、はじめてハレの日になるのだと思います。

本年もよろしくお願いいたします。
返信する

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