フィルムで撮るとやっぱり違う

昨年の9月にロモを手に入れてから、夜の景色を撮ることが多くなりました。

デジカメオンリーの時も全く撮らなかったわけではないのですが、今ほど楽しんで積極的ではありませんでした。

夜の街はただでさえ、昼間と違った面持ちなのに、写真に写るとまた違った顔を見せてくれる。

デジカメではそうはならない。

ネガフィルムっていうプロセスに寄るところが大きいと思うのです。

光を焼きつけることで実像から反転された画像をフィルムに写し、プリントすることで反転でねじれた世界を元に戻す。

戻したつもりが微妙にずれてて、実像とは異なるものになるような気がします。

さらにこの画像はネガからCDに焼いたものを、敢えて画質の悪くなる圧縮で変換しています。

よく言えば、こだわり。悪く言うなら、わがまま。

プロセスにかけた分、少しでもいいものになってればいいのですが、そもそも誤読的なズレを望んでる部分もあるので難しいんですよね。

＜追記＞
12:18　画像を添付して投稿したつもりが、ついてませんでした。現在画像の表示される状態になりました。申し訳ない！