宮島達男 展「FRAGILE」（SCAI THE BATHHOUSE）

宮島達男 展「FRAGILE」（SCAI THE BATHHOUSE）に行ってきました。

ここしばらく欝々としてたのですが、その反動でやたら元気なのです。

正直、SCAI THE BATHHOUSEに、谷中界隈に行きたかったのです。

さて、日暮里から行けば迷わないのですがあえて歩きたかったので鶯谷から遠回り。

宮島達男さんの作品はつい先日、東京都現代美術館のMOTコレクションでみたばかり。

赤いLEDが明滅する数字がいっぱい。圧倒的でした。

さて、今回はタイトルが「FRAGILE」です。壊れもんみたいなのってどんなんだ？

作品をみて納得しました。やはり赤いLEDに数字を映し出す手法はかわらないのですが、すごく不安定。

というのも大抵の作品が、細い針金を組み合わせた立体のなかに、いきなりLEDだけ剥き出しでついてるのです。

平面に固定された状態に比べるとなんと不安定なんでしょう。このタイトルは大正解。

さて、大抵の作品はという書き方をしたのは一点だけ見せ方の異なるものがあったからなのです。

会場に入ってすぐにそれはあました。

透明なアクリルの水槽の底から垂直に伸びるケーブル。その先にも赤いLEDが数字を刻んでます。ときおり、下のほうから空気の泡が立ち上り、それに合わせて数字もゆらぐのです。

この作品以外は同じ方法でしなかいので、ひとつふたつでいいなあと思いました。

まあ、タダでこれが見られたのだから満足なのです。