あお!ひー

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渋谷で出会うポーラ美術館の印象派コレクション展(Bunkamura ザ・ミュージアム)

2006-01-10 08:35:07 | アート系
久しぶりにやってきましたBunkamura ザ・ミュージアム。
渋谷で出会うポーラ美術館の印象派コレクション展。まんまなタイトルです。

でもなかなか箱根まで行って見てくるのも大変なのでこういう機会があるのはいいことです。
むしろ、東京よりも他の地区でも同様の展示があればいいと思います。

タイミング的には実は微妙でした。というのもプーシキン美術館展(東京都美術館)で見た中にもかなり印象派の作品があり、すでに堪能してしまった感がありました。

とはいっても、実際に見てみないとなんとも言えないですので行って来たのです。

やはり渋谷のBunkamuraです。想像してはいましたがひとの多いこと。やっぱり美術館て駅から離れてるほうがいいなあと思いました。

それでも見に行っただけのことはありましたね。

またまたはがきで買ったものとチケットを撮りました。図録は買いませんでした。

左下のチケットメインビジュアルにも使われているピエール・オーギュスト・ルノワール「レースの帽子の少女」。はがきだと、ぜんぜんたいしたことないのですが、実物はやはり素晴らしい。もっと絵が生きてるんですよね。筆致だったり、色彩の出方だったり。

上の段の中央はこれもルノワールで「髪かざり」。この女性の目がいいのです。こちらを見ている表情がとてもうっとりとしてて見とれてしまうのです。なんか雰囲気があるんですよね、印象派の中でも特に。

右上はクロード・モネの「睡蓮の池」。以前、プーシキン美術館展で見た「白い睡蓮」と同じシリーズ。プーシキン展のほうの図録にもこの「睡蓮の池」も参照として掲載されていました。
やっぱり、近寄ってみるとすごいのです。絵の具をキャンバスにぶつけた跡がものすごい。細かく描かれることであの絵になるのだなあと実感です。テレビ見てて液晶テレビのCMにこのモネの睡蓮が使われていてびっくり。やっぱり、有名な絵なんですよね。

下中央は同じモネの「セーヌ河の日没、冬」。これは睡蓮のような細かいタッチではありません。この絵はオレンジと青の色合いが素晴らしいのですが、これもはがきでは出ていません。絵はやっぱり本物を見なさいってことに尽きますね。

右下はポール・ゴーガン「異国のエヴァ」。やっぱり、ゴーガンではなくゴーギャンという呼び方のほうが好きですね。このひとの絵はもう完全に他のひとのものとはかけ離れてしまっていて完全にオリジナルになっちゃってます。印象派だけど、このひとは別格だと思います。このひとの絵を見てると南の島に行きたいなという気になりますもんね。

とまあ、気になるところをあげるとこんな感じですですが、はがきのないものではロートレックも「楽屋の踊り子」。別の絵のはがきはあったのですが、こっちのほうがわたしは好きなのです。全体を貫く青と、人物の顔のところだけにあり黄色。ムードのある色彩。絵筆の流れるような感じがすごくいい。なんで、これを絵はがきにしないかなあ。あったら絶対買うんですが。

これだけのボリュームを見られたので内容としては満足です。
あとは空いてれば文句ないんですが。。。


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