パラレル・ワールド もうひとつの世界（東京都現代美術館）

行こうとは思ってたもののこういう展開になるとは思いもよらず。

誕生日の記事を書いたところ、Tamakiさんからプレゼントを渡したいとのうれしいお申し出をいただきました。

Tamakiさんとは去年の夏にHAPPY HOUR8周年記念パーティー(GALLERY at lammfromm)で出会ってからずっとブログではやりとりしてたのです。

で、今回はちょうどいいタイミングなので直接受取りに行くことに。

せっかくなので美術館に行こうということで、常設展で奈良美智さんの作品が出てる東京都現代美術館へ行くことになりました。

ジブリ関連の展示は予約制なのでパス。

パラレル・ワールドのほうを見ることに。

あまり前もって情報とか調べてなかったのですが、バラエティに富んでいてとても楽しい内容でした。



アラン・セシャスの作品はどれもこれもこういったモノクロームでいい案配でした。

分かる分からないの境界のラインがすごく好みです。あおひーも写真ではありますがモノクロでぼけたのを撮るのですごく近い部分を感じるんだと思います。



ミシェル・ブラジーの作ったオブジェはてっきり、プラスチックとかそういうのだとばかり思ってました。

でも、なんと春雨で作ってると知ってびっくり！

足の感じといい、もこもこに見えるのがなんとなく、鴻池朋子の「みみお」みたいだなあと。みみおがたくさん連結するとこんな感じかなあ～。

ずっと置いておくとどんどん壊れてくんじゃないかなあと妙に心配しちゃいました。



ダニエル・ギヨネのアニメはどれも素晴らしい出来でした。

↑この実写にCGを被せてるの妙にリアリティがあって怖かったです。この鳩ったらいったい！

線画のアニメでどんどん人体を記号化して壊してくのがあったのですが、絵が生っぽくないのにその本質の気持ち悪さだけがきちんと残るのという作品のクオリティの高さに驚きました。

ギヨネって、絶対に変なひとだと思うんですがどうなんでしょうね～。

名和晃平の作品は別になってて、真っ白な部屋に展示されていました。

正面、横と見える部分はいずれも平面のレンズが入っていて、中の鹿がどこをどう向いてるんだろうと思ってしまう。

動物ものはもう過去に見てるので普通に見てたのですが、意外なものが入っててびっくり。

ひとつは盆栽、もう一つはAIBO。

生き物、植物（実物かどうかも怪しい。。。）、無機物しかも犬型ロボットを同じフォーマットで作品化することで横並びになるということで、今回のテーマに合致してしまったという妙。

9/28まで。