ようやく渋谷のシネマライズXに行って、≒草間彌生~わたし大好き~を見てきました。
この劇場、やたらと小さくてキャパは40名程度。
混んでたらどうしよう?とか思ってたのですが、かなりガラガラでした。
草間さんと言えばどうしてもかぼちゃとドットのイメージが強いのですが、近作がなかなかよい出来でびっくり。
「愛はとこしえ」なるシリーズでなんと100号のサイズ。
しかも、これを50枚作成するというもの。
その初めから完成までずっと追ってるのです。
キャンバスにアクリルマーカー(てかマジック?)で細かく描いてく地道な作業。
それにしても、ほんとポジティブな言葉がどんどん出てくる。
「素敵~」
自分の作品を見て何度、草間さんはこの言葉を口にしただろう。
自分を強く肯定出来ることが天才の条件なんだなあと至極実感しました。
でも、すごく機嫌が悪いところもちゃんと映ってますが。
見終わって劇場のロビーでDMを発見。
愛はとこしえ [OPXTWE]
なんと松本市美術館でこの「愛はとこしえ」の50作品のうち10点の原画を5/11まで展示しているとのこと。その告知DMでした。
ニューヨークの展示では原画ではなくって版画のほうを出してました。
草間さん曰く、オリジナルは出来るだけ手元に置いておいてなるべく回顧展とか重要なタイミングでしか出さないと。
しかし、横尾さんといい草間さんといいなんでこうもエネルギッシュなんでしょうね。
自分が実際にそういう年齢に達した時に何かに全力で立ち向かっていられるかどうかは自信がありませんから、そう考えるとやはり常人には到達出来ない領域に至ってるってことなんでしょう。
さて、松本にはおいしいチーズを出してくれるお店があるので、是非行かなくては行けないんですよ。さてさて、どうなるやら。。。
「≒草間彌生~わたし大好き~」は渋谷シネマライズXでは4/18までの上映です。
そう言っていただけるとすごくうれしいですね。
草間さんがオリジナルを大切になさってるのがすごく伝わってきましたから、やはりこの日本で原画が見たいですね~。
映画のラスト、事務所の近所の小さい道の両側に50枚を並べたのは壮観でしたね~。あんな状態で見られたら幸せ
実はこちらのブログは以前からよく覗いておりました。(カミングアウト)
私も松本市美術館へ行こうかと思ってます。映画を観たら「原画を見なければ後悔する!」という気になりますよねぇ。
いえいえ、とんでもない!
これでもかってくらいに描き込まれてて、大きなスクリーンでみて伝わってきましたから。
過去の作品はもちろんちゃんとした評価がなされていますが、草間さんは新作にこだわってるのが分かりました。
福岡市立美術館はいずれ訪れたいですね。
いかんせん出張で行くものの時間がありません。
自腹で行かんとダメですね~