goo blog サービス終了のお知らせ 

詩のノォト fossil in blue

生涯にわたる詩のブログ、生と死に揺らぐ詩、精神の暗く重い音のない叫びの詩

終の時まで

2004年11月30日 | うたかた 2004 宇宙よりの
大海にポツリの
漂う泡でいい

落ちたそこで
風にうろたえる葉の一枚でいい

七転び八起きの
延延と続く一生でいい

高みも深みも
終りなどなくていい

晒され打たれ
震える鳥のそもままでもいい

声など
届かなくていい

いつかたどり着いたそこで
かろうじて自分があればいい

見上げる空に気持ちを乗せて
遥か流れて行けばいい

漂えばいい
彷徨えばいい

ピリオドは来ない
終の時まで

04.11.30 am3:33




3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
時間との戦い (sara)
2004-11-30 07:41:20
時間との戦い
今年も後一ヶ月
限られた時間の中で
いかにすべきか
それは時間との戦いである
自分との戦いである
その結末は誰も知らない
でも戦わねばならない
ああ
哀れな自分がここにいる
でも
戦いつづける自分が頼りである
きっとゴールは存在するだろう
いいか悪いか
自分で決めればいいだろう
ゴールは必ずある
きっとね
...
返信する
どんなにちっぽけな存在でも世界を構成するワンピ... (秘書)
2004-11-30 22:17:57
どんなにちっぽけな存在でも世界を構成するワンピースなんだよね。
大事な大事なワンピース。。

この詩を象徴するかのような「いい」という妥協の表現。
でも、秘書には「妥協」ではなく「惰性」に感じる。
返信する
saraさん コメントありがと♪ (ao)
2004-12-03 05:33:53
saraさん コメントありがと♪

時間経つの・・早すぎ。
40過ぎると、時間は有限だということを実感する。
何事も最後は自分で決める。それしかないものね^^





  



秘書 コメントありがと♪

表現の難しさ、逆に面白さ、実感しています。
プロはやっぱり凄いなって、思います。
わたしは独りよがり。力不足^^
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。