詩のノォト fossil in blue

生涯にわたる詩のブログ、生と死に揺らぐ詩、精神の暗く重い音のない叫びの詩

ギターを弾いている

2004年11月28日 | うたかた 2004 宇宙よりの
十何年ぶりでギターの練習をしている
毎日毎日弾いている
頭の中がギター一色

引き篭もり様だったわたしが週に一度かつて通ったそこにまた通っている
車走らせエンヤコラ一時間かけて通っている
体が先に動いている

レッスンの最中に
何で自分がそこに居るのか不思議になる
体が先行している

レッスンの最中に
教師の声が聞こえてくる時にゆりかごのように
頭が白く朦朧とする

それでも指が先に進もうとする
つかえても
出来なさに情けなくて泣きたくなっても手が震えても。

自宅で難しい和音に苛付いて椅子を降りても
音符に頭がついていかなくて溜息ついて天井見上げても
またギターかかえて弾いている

何をしていても
頭がギターに占領されている
それは良いこと、なのだおそらくわたしにとっては

ねっ 先生。

04.11.26 am1:38



コメントを投稿