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詩のノォト fossil in blue

生涯にわたる詩のブログ、生と死に揺らぐ詩、精神の暗く重い音のない叫びの詩

trembling heart

2005年01月20日 | うたかた 2005 blue in blue

わたしは翼を持っているのに
開くことができない captive bird

わたしは翼を持っているけど
開くことを許さない captive bird

わたしの翼はまっさらなのに
風を恐れる capitve bird

広げていいのに
広げないから trembling heart

翼広げていいですか
せめてその森の上の空を

縦横無尽に
飛びたい。

05.1.20 am2:14



願い

2005年01月19日 | うたかた 2005 blue in blue
僕は不安なんだ
君が消えてしまうんじゃないかって

僕は不安なんだ
君が死んでしまいそうで

僕は不安なんだ
君はどこにいるの

どこに行くの
僕の知らない国?

見えない街で震えてないで
ここに 戻っておいで

僕はここにいる
君を 知っている

戻ってきていいんだよ
僕はいつでも

ここにいる

05.1.19 am7:14



廊下

2005年01月18日 | うたかた 2005 blue in blue
廊下で会ったね
廊下ですれちがったね
そして廊下で
逢った

廊下で話したね
廊下を歩いたね
廊下でふざけて
廊下で笑った

廊下で泣いたね
廊下で立ちすくみ
声を失い静寂の中
廊下で別れた

僕は今でもこの廊下が好きなんだ
風がすり抜けるたび
君を感じる
そのまなざし

いつでも君に逢うことのできるこの廊下が
ただ愛しい

君。

05.1.18 am3:33








外出

2005年01月16日 | うたかた 2005 blue in blue

今年三度目の外出しました
パニックにワッパかけられました
あえなく陥落しました

耐える上限超えたしね
別の外出しなくちゃね
カルシウムも補充して

ごめんね
でもだからって
期待しないでわたしに

遊びなんてないよ
わたしに
やってみるけど。

05.1.16 am8;48




女は泣きなさいね

2005年01月16日 | うたかた 2005 blue in blue
女は泣きなさいね
悲しい時や
辛い時は
耐えないで泣きなさいね
女はね
泣いていいんだよ
ゆだねる胸がなくたって
たとえ部屋に独りだって
いいのそんなことは
泣きなさい
泣きたい時は
耐えちゃだめ
そうしないとトシいってから
わたしみたいになっちゃうよ
悲しい儀式は、泣くこと
辛い儀式は、泣くこと
儀式しっかりこなしてから先へ行かないとね
小さな歪みは取り返せなくなるまで大きくなるよ
可愛い女になれなくなるよ
だから
泣きなさいね
女は
泣かなきゃだめ
泣く儀式をひとつひとつ噛み締めながら
女は女になってゆくの
素直さ作ってゆくの
微笑みも
作ってゆくの
可愛さが
作られてゆくの
男と女しかいないんだから
愛されないでどうするの
泣きなさい
儀式
してね。

05.1.16 am6:17


nokonokokkoさんに TB





感触

2005年01月16日 | うたかた 2005 blue in blue
そうこの雨の中を
あなたと濡れて歩きたい
だって

絶対離れたくないから
体ごとからまって
あなたの体温感じたいの

凍える中の
触れているだけの温度を
感じたいの

脳に覚えさせるの
あなたのこと
その肌のぬくもり

あなたの
感触

05.1.16 am0:53


2005年01月14日 | うたかた 2005 blue in blue
個の魅力
それあるのみ

個の頭
それ見るのみ

わたしの好き嫌いはガキより厳しい
悪も良もない

わたしに迎合しないで
本当に疲れます

わたしの判断基準は好きか否か
それだけ

自分の好きは自分の好き
人のもんじゃない

人の好きは人の好き
わたしのじゃない

あなたの好きはあなたの好き
わたしのじゃない

わたしの好きはわたしが決めてるから。

わたしに迎合しないで
本当に疲れます。

05.1.14 am10:30




教えてあげる

2005年01月12日 | うたかた 2005 blue in blue
あなたにだけ教えてあげる
ホントに知りたいのなら

あなたにだけ教えてあげる
指切りげんまんしてくれたら

あなたにだけ教えてあげる
一緒に笑ってくれたら

あなたにだけ教えてあげる
そのお部屋で

あたたかな空気と
静かな木々のその中で。

05.1.12 am11:23




喜び?

2005年01月12日 | うたかた 2005 blue in blue

たった一つの詩を読んで
詩の音を聴けば?

それが緑児のわたしだから

解からなかったら少なめだけどせめて公表の636は読んで
636個分の詩の音全部聴いて
森を走り抜ける甘いくちづけと
あたたかな午後の陽射しの中の透明な官能の愛撫を
感じてみたら?

それでもビビビッてしなければ
真っ黒な泥の水の海の底まで溺れておいで
わたしが頭からガブリと食べてあげるよ

そのあと排泄して
魚の餌にもしてあげる

喜び?

05.1.12 am4:26




来る?

2005年01月12日 | うたかた 2005 blue in blue
教えてあげない
ホントのわたしなんて

教えてあげない
ホントのことなんか

言わない
真実も
事実も

理屈じゃない
定理じゃない
コトバじゃない

それは野生のシンが
本能で嗅ぐもの

千年続く
極夜の闇へおいで
白夜の昼へおいで
ブリザードの穴へ
落ちておいで
エウロパの氷に閉ざされた深い海の底へおいで

おいで来れるものなら銀河の果てまで

ホワイトホールのなれの果てまで。

05.1.12 am3:19