頑なな心は幼い頃から何ら変わらず
一度石になってしまったものは元には戻らない
どこまでも自分を閉じて
どこまでも自分を追い込んで
銀色のナイフが胸の中に落ちて
未だに落ち続けている
傷は
深くなるだけ
他を破壊するよりいいだろう
自分壊した方が。
2007.5.13 am7:29
頑なな心は幼い頃から何ら変わらず
一度石になってしまったものは元には戻らない
どこまでも自分を閉じて
どこまでも自分を追い込んで
銀色のナイフが胸の中に落ちて
未だに落ち続けている
傷は
深くなるだけ
他を破壊するよりいいだろう
自分壊した方が。
2007.5.13 am7:29
日常の何気もない悪げもない一言で
わたしはた易く吸い込まれ逆さになって落ちてしまう
いつもの
底の無い真暗な穴
日常の何気もない悪げもない一言で
わたしの全人格人生の全てが否定された気になる
わたしは何
この存在の絶望
病理のカオスを日常にもたげてはいけない
誰をも巻き込んではいけない
黙るしかない
共通の言語であって
共通の意味ではない
思い知るわたしは
ひたすら寝てしまおう
それでもその識を恋い慕い
その識をすがり
思い詰め
自分を責め
見捨てられるの?
と。
pm3:35 A氏の作品に
どうせなら底まで行ってやろうと落ちるに任せて落ちてみたら
底は無かった
どれほど落ちても更に落ち続けるだけだった
真暗い底なしの穴にただただ吸い込まれてゆくだけ
きっと底に降り立つ時って
死ぬ時なんだろうと
思った。
pm3:03
かつて数多(あまた)大丈夫という言葉思いを
全て拒否した
引き千切ってゴミ箱に捨てるように捨てた
悪寒が走る思いで吐き捨てた
わたしに触れないで
解かりもしないのに。
一つの識に出会ってわたしは眠った
その識の大丈夫の言葉凪の安堵にゆらゆら漂いながら
それは揺りかごの心地よさでエンドレスの訴求を吸ってくれた
触れさせて
ずっとずっと
その識が続くまで
わたしの面倒くさい脳みそが自分を壊し始める時
わたしはその識を呼べるだろうか
わたしの純粋な
架空の夢
苦しいだけの光りも無い底も無い穴の中は
予期不安の病的
恐怖
申し訳なさが溢れて震えている
根源のわたしが
わたしを許さない。
am6:19
刹那真に向かう
それが心(しん)の選択
絶たれるかもしれないその時まで
刹那真を求める
それが芯の意思
審の時が来るかもしれない
それでも真は
わたしの真。
pm9:21
あまりの乖離に自分でも忘れている
心の中の
冷たいもの
どれだけの深く広い冷たさか
氷のように
自分では遠くから眺めるだけ
手も足も出せない
他人の家
わたしの中の離れ過ぎた
冷たいわたし。
三日月の夜は
君はその四角い枠から出ておいで
青い楼閣は永遠のメビウス
君をいっ時底のないスパイラルから開放してあげようさあ出て来るんだ
僕のrhythmに君は乗るんだ手を繋いで連れて行くよ
君の好きな青い空を弾けて跳ぼう三日月の儚さは君を傷つけない
君の痛みも
君の恐れも
僕が癒す
紺碧に色付いた三日月の空が優しい
おののく君の心は僕が抱きしめてあげるから
さあ出ておいで
三日月の夜は。
1.28 am11:17
G氏の作品に
君をからめとりたい
僕の幻想の中に入ってくるかい君
荒々しい海のそびえ立ち巻き込んで落とされる狂った波涛のように
幾重にも幾重にも重なって弾力さえ生まれた濃霧の圧力のように
僕は天の遥かにたたずむ三日月の淡さだけを残して
君を奪いたい
そしたら連れてゆくよ
淡い光り
穏やかな凪の向こう
何者をも傷つけないたおやかな三日月のため息の中へ
吐息だけを聞きながら僕等は感じ合おう互いの皮膚の温度を
包んであげるよ僕の羽根で君の秘め事を
君のナーバスを
君の純真を。
1.26 am8:03
G氏の作品に
昼間に君が一人行った丘の上に今度は
僕も行こう夜に君を連れて
下弦の細い細い赤子の爪のような三日月に
君を連れてゆくよ手をつなごう
二人並んで座って漆黒の空間に浮かぶんだ
僕達の体360度のぐるりをあまた星々が花のように咲く
足の下にさえ星がきらめく漆黒が僕達ふたりきり
そうやって並んで座っていよう下弦の月が終わるまで
君のスパークする弾けるrhythmが僕は嬉しいんだ愛しい君
僕は歌うよ下弦の月の上愛しさを旋律にゆだねて
地球を眺めながら夜明け前にうたた寝しよう
三日月の上に感じるのは君と僕の重なる体温だけ
ふたりきり。
1.25 pm4:34
G氏の作品に
まあるいハンモッグの上で君を寝かせてあげるよ
間接な明かりだから君の疲れた心をこれ以上射ぬいたりはしない
そっと静かに
やさしく
君の寝息が僕の子守唄になるまで
僕がやわらかく君を抱いててあげるね
安心して
おやすみ。
G氏の作品に
たった一日で何回エンプティとマックスを行ったり来たり
君のひと言で何回泣き顔になったり笑い顔になったり
僕は乱れる
木の葉のように
舞い上がり
重力を失い
どこまでも
限りがない
我を失う
そして最後にはどうしたって君に行き着くんだ
君は許してくれるから
安定を知らない僕を
中庸を持たない僕を
極から極へ乱れる僕を
僕の嬉しさは君の嬉しさ
君の嬉しさは僕の嬉しさ
同じことを考えてる二人
なんだね。
A氏の作品に
胸が苦しくなる度に君への愛しさが新たになる
僕は微笑んで痛みに耐えることを知った
苦しみさえも君の面影が微笑みに変えてしまう
深夜に僕は安心して映画を見たよ
君がそこに居ても居なくても
君への想いを愛しく胸に抱えて
安心して映画が見れたんだ
天を仰いで途方に暮れるたび
僕は君に救われる
底に沈んで我を失うたび
君は僕の底にまでやってくるのを厭わない
何故なの君は
霧のたちこめる無限のループに
僕と一緒に落ちようとして
僕は君が心配だ
僕が守るよ君を
精一杯君を
嫌なんだ
君が辛いのは。
A氏の作品に