柚子ジャム
柚子ジャムの作り方に特別の方法はありません。
あるとすれば、作ったジャムを何に使うのかを考えて砂糖の量を加減することくらいでしょう。
今は柚子の季節。沢山の柚子を頂きました。これからのジャムはお正月の料理を考えてのレシピが基本になります。色々な料理を考えての、甘さを極力控えた柚子ジャムにしました。
柚子を洗って、黒いところを取り除き、横半分に切って、ホークで種を取り除きます。
スライスをして鍋に入れ砂糖、今の季節はグラニュー糖がいいでしょう、を入れて煮ます。(写真は砂糖を入れる前です。)柚子の量の40%の砂糖を入れます。
柚子は115℃まで煮るとドロドロになってしまいます。
温度計が100℃に近づいたら、火を弱めた状態で順に瓶に詰めていきます。(量が多いので火を止めると最後の瓶には温度下がったジャムが入ってしまいます。)
使う時を考えて大きな瓶と小さな瓶に分けて入れます。
砂糖の量が少ないので、喉を傷めたかなと思ったら柚子茶にして、ポークチョップを焼いたらそのソースに、寒天で固めてお正月のデザートにと砂糖を加減して様々な使い方ができます。細かく刻んだものを水飴と混ぜ、周りをチョコレートで固めたボンボンもいいでしょう。
材料;
柚子(スライス) 1,800g
グラニュー糖 720g
方法;
柚子と砂糖を鍋に入れて最初は強火で、アクが出たら掬い取ります。
木杓子で混ぜながら弱火で100℃まで加熱します。
火を弱めて、洗って乾燥させた瓶の中に入れます。蓋を直ぐにして、冷えたら冷蔵庫に入れて保存します。
(鍋の底が薄くて焦げやすい時は、柚子に砂糖をまぶして一晩置くと水分が出て煮たような状態になっています。これを加熱すると作業が随分と楽になります)