カリンゼリー
カリンの実が黄色く光って、いつの間にかそんな季節になったんですね。
カリンと言えば、カリン酒か、カリンの蜂蜜漬けなんですが、今回はゼリーにしました。
実の色からは思いつかないほどの紅色のゼリーができます。
凄くすっぱくて、少し渋くてクエン酸とタンニンがたっぷり!
カリンにはウイルス発育阻害物質が含まれているとかで、タンニンの去痰作用と相まって、風邪にはよさそうです。
カリンを良く洗って、種を取って厚さ5㎜位のいちょう切りにします。
鍋に入れて、水をたっぷり入れて60-80分間、カリンの実が柔らかくなるまで煮ます。
カリンの実に酸っぱさが少ししか残っていない程度まで煮ます。(実が崩れてしまうと濾すのに時間がかかるので注意してください。)
800gくらいのカリンの実の煮汁に砂糖を300gくらい、味を見ながら入れて400ml位まで煮詰めます。一部分を取って冷まして好みの硬さまで煮詰めます。
瓶に詰め、冷蔵庫で保存します。
風邪を引きそうだなと思った時にひと匙いただきます。
煮詰めていくと次第に濃くなるカリンの酸味とその色に思わずビックリされると思います。
食べたことがないので、どんなお味か想像を膨らましております。いつか作ってみようと思います。
私は今年初めて、王道ですが花梨酒を仕込んでみました!
酸っぱくて少し渋いお味です。
「良薬口に苦し」の言葉がそのまま当てはまる味です。カリン酒の方が良かったかも!と今思っています。
風邪を引いたかな?と思った時のお守りと思っています。