昨日の風雨の後のお寺には花吹雪の跡を留めています。
昨年は花冷えのする仏生会でしたが、今年は花曇りながら、気温の高い「花まつり」の日となりました。
初めて仏生会に飛鳥寺にお参りしたのは、平成8年だったと思います。
それから、できるだけこの日には飛鳥寺にお詣りして、誕生仏のお釈迦様に甘茶でご縁を頂くようにしていました。
年によっては、別のお寺で誕生仏にお会いして、甘茶でお祝いをさせていただくこともありました。
甘茶って本当にホンワカ甘いお茶で、今年もお寺で頂けるご縁に感謝しつつおよばれしました。
日本最古の仏様の釈迦如来像は、この日にだけ本堂の扉が解放されて、法要の場でお姿を拝観できます。
平素は本堂の扉は閉ざされて、本堂横の入口から本堂にお詣りして、間近に拝観できます。
そして嬉しいことには「撮影が自由」のお寺なのです。
このご本尊を「飛鳥大仏」さまのお顔を見つめていますと、自然に心が安らいできます。
毎年はこの椅子席の末席に座らせて頂いて、講話や講演を聴かせて頂くのですが、今日は夕方来客があるので、
お詣りした後後ろ髪引かれる思いで、お寺を辞すことにしました。
どうかまた来年も、花会式にこのお庭に立つことができますようにと、心の中で祈りながら、池に浮かぶ花筏をしばらく眺めていました。
花まつりも日本の仏教徒であれば、お釈迦さまの誕生日を、自然にお祝いするようにならないのはどうしてかしらと、思いますが、東京のお寺でも花まつりの日にお釈迦様に甘茶をかけてお祝いするお寺があるのですね。
奥様のお誕生日、いい日ですね。
おめでとうございます。
あっという間に、たーも小学校に入学してしまいました。ヒヤヒヤしながら、毎朝送り出しております。
昨日、実家がお世話になっておりますお寺でも、花会式がありました。子供会を同時にしてみえるので、少し日がずれてしまうのですが…。たーと、庭のチューリップ・れんげ・蒲公英を摘んで行き、お参りしました。
和尚様の南無阿彌陀仏の声と木魚に、いつの間にか子供達の木魚と声もまじり、聞いていて目が潤んでしまいました。
神宮さんのそばに住みながら、仏様も身近に…というのは、八百万の文化の国の、ありがたいところですね。
私の花会式の初めての記憶は、今のたーと同じ頃。家族で薬師寺さまにおまいりした時でした。
いつか、飛鳥寺さまの花会式におまいりしたいと思います。
長々と、申し訳ございません。
元気にやっております。
たーちゃんがもう1年生なのですね。
早いものですね。
それだけ私も歳を重ねていっていることを、じっかんしています。
花会式で思い出していただけたことは、飛鳥大仏様のお導きのような思いがします。
毎年4月8日の午後2時から、飛鳥寺では法要があります。
いつかこの日にお目にかかることができましたら、どんなに嬉しいことでしょう。
時々お訪ねになってくださいね。
PCを入れ替えた時、1部アドレスや、ブログがなくなってしまったのもあるので、こうしてコメントをくださったこと、とても嬉しいです。
ありがとうございました。