銀閣寺境内散策 | |||||||||
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木陰道の石段の両脇の山肌の苔が緑のビロードのようだ。
湧水お茶の井を過ぎさらに綺麗な石段をじぐざくに辿っていく。
木陰とはいえこの登りは首筋に汗が流れる。
月待山をバックにしたよう場所で視界が開ける。
ここが展望所なのだ。
境内の銀沙灘と、寺域の屋根の重なりが美しい。
銀閣を囲む樹木の緑の向こうに、京の町を望むことが出来、ここでは、何組もの人が写真を撮っている。
何度か「シャッターを押していただけますか」の声がかかる。
暫く遠望を楽しんだ後、手入れのよく行届いた苔の緑に安らぎを覚えながら坂を下った。
錦鏡池に落ち着いた姿を映す銀閣は、見るほうでも呼吸を整えたくなる。
檜皮葺きの屋根の線が綺麗だ。
柔らかい雲を浮かべた秋の空に金洞の鳳凰を載せて、観音菩薩を祀る銀閣を護り続けているようだ。
中津川~大井
若いころ行ったきりだったのであらためて見学しました。
いつもとおり、ていねいなご案内でもういちど来ているような雰囲気でした。(大谷本廟からきました)
この次はどこをご案内いただけるかたのしみです。
同じように、大谷本廟から・・・
東京老人さんは、きっと車でしょうね。
ドライブを気軽になさるし、ベンツに乗ってナビでスイスイじゃないかなと思っています。
明日の記事で京都はお終いにします。
歩け、歩けでした。
有り難うございます。
大谷廟のお墓参りから、銀閣寺へと精力的に散策されたのですね。
八坂、南禅寺から哲学の道経由ではよく散策したのですが、その割には銀閣寺には3,4度ほどしか拝観していないです。
東山トレイルで、大文字山火床から銀閣寺に下りる道も風情がありますね。
大谷さんへのお参りが第一の目的だったもので、後は行き当たりばったりの足の向くまま気の向くままでしたが、やはり銀閣には、魅力がありました。
禅宗のお寺の落ち着いた雰囲気が観光客の少ない時だけに満喫できました。
哲学の道は、歩いたことがなかったのですが、ここで感激したことがありました。
いい道で、リピートしたいと思います。
一度行ったからもう良いわ、という所と、季節が変わったらまた行きたいと思うのとは、好みというよりその場所が呼んでくれているような気がするのです。
多くの写真を拝見して、まるで現地にいるような気持ちになります。
私も、思い荷物がひとつ置いてきたような清々しさを憶えました。
苔の色は素晴らしかったでしょう。
好きな色です。
短歌に呟いた、銀閣への感想でした。
この苔の上に赤いもみじの落ちるのを想像したら、緑がさらに引き立つだろうと楽しくなります。