奈良県宇陀郡菟田野町(現在は宇陀市)に日張山 成就院 青蓮寺という尼寺がある。
「尼寺三十六所法話巡礼」を始めた頃訪れた山深いお寺であった。
継母に疎まれ殺されそうになった姫が、ここに逃げ匿われ14歳から16歳までをこの、日張山で過ごしたとされている。
なかなかに山の奥こそ住みよけれ草木は人のさがを言わねば
これは、当時中将姫が詠んだ和歌で、お寺のご詠歌になっている。
「ところが継母は、こうした姫を次第に憎むようになり、ついに殺そうとまで思いつめるようになりました。このことを知った一人の家来によって難を逃れるために遠い都から紀伊の国の雲雀山に逃げてきました。
姫の哀れな境遇と都を恋しがる姿を日ごろ見ていた村人たちは、姫がこの地を離れると雲雀山周辺を恋しい野と呼ぶことになりました。」
「恋野」について検索してみると上のような記述があった。
宇陀の、「日張山」と恋野の「雲雀山」どちらも昔は人里離れた山奥で、都を離れて、身を隠した地として納得が出来る。
恋野にも、観音堂と小さな祠があった。
「恋野」の地名は、亡き母恋しい、都恋しいと思って暮らした中将姫の思いと、この地を去って、当麻寺で、尼僧になった、姫への、村人の、「姫恋しい」という熱い思いでつけられた、悲しみの地名であるような気がした。
青・幸せ薄い数奇な運命に漂うように生きた短い人生。
白・自分の不幸を甘受しながら、清く仏門に帰依した清浄さ。
赤・姫の美しさと、心の温かさ、
ガクアジサイ・ほか・素朴な村人に守られながらも、常に人の世からは、孤高の人であったような・・・
○○○は誰でしょうね。
中将姫については、実在の人か、伝説の人か諸説があるようですが、イメージとか幻影の中で、人の心に生きているって事、きっと美しい人だったのでしょう。
有り難うございました。
中将姫伝説も悲しいけれど、紫陽花に
美しい人と想像される、美人はいいな~
梅雨時の鬱陶しい時期、お友達と良いお時間がすごせて良かったですね。きれいな紫陽花の写真、ありがとうございました。
鬱陶しさを吹っ飛ばしてくれるのは綺麗な花ですね。
外に引っ張り出してもらってよかったです。
やはりこの時期の代表は紫陽花ですね。
ありがとうございました。
いつも美しい花の写真有難う恋ののアジサイ 一番綺麗な時で よかったね私もたのしませてもらってるよ くれぐれも体お大事にしてネ
紫陽花に雨が似合うのも頷けます。
>紫陽花の花色から中将姫への私のイメージ。
>青・幸せ薄い数奇な運命に漂うように生きた短い人生。
>白・自分の不幸を甘受しながら、清く仏門に帰依した清浄さ。
>赤・姫の美しさと、心の温かさ
なるほど・・・共感します。
恋野は余り近いので、かえって知らなかったのですが、とても良いところでした。
近くの介護施設の車が3台来て入所の方が車の中から楽しんでいました。
謂れのある地名が、市町村合併で消えていくことが多いですが、「恋野」という名が残っているのはなんだか、時代を超えた村人の優しい思いがめんめんと繋がっているように思ってしまいます。
花の色とイメージ、共感していただけて嬉しいです。
有り難うございました。