金剛寺さんにお参りして、戒名を書いた経木を頂いてくる。
朝からじりじりと照りつける太陽が、痛いほどの日である。
昨日は終日家の仏事で、ゆっくりする時間がなかった。
若い頃は平気だったことが、かなり体に応えてくる。
きっとこれは、今年の異常なほどの暑さのせいだと、自分を励ましながら一つ一つをこなしていった。
仏迎えの檀家の方たちが、時々訪れるだけのお寺は静寂であるだけに、蝉の鳴き声だけがいっそうその静寂で、蝉も夏の音の世界をうまく構成しているような境内である。
白壁の塀からせり出す様に咲いている百日紅は、この暑さも何のその、赤い綺麗な夏の木は、庫裏の藁屋根にもよく似合っている。
仏壇と、新盆を向かえるお嫁さんの新しい屋形、庭先には、三界万霊の供養の棚と、それぞれに経木をお祀りし、
季節の果物、野菜、お菓子などのお供えをする。
最近はお供えセットというように組み物にしてスパーで購入できるので、ありがたい。
お供えを終え、盆提灯を四基並べると仏壇の周りが賑やかになってくる。
13～15日まで、仕来りに沿ってのご馳走つくりやお供えと、昨年までお嫁さんがしてくれていたのを、何10年ぶりかで、再び私がすることになる。
夏ばてなんていってるどころじゃないんですよね。
昨 日 の 夕 焼 け 空
いろんな行事にお食事のこしらえ、
さぞ、めんくらっていらっしゃることでしょう、
写真の整理に少しだけかけられる余裕が、
今後ともありますように。
当地より何倍も丁寧です。
迎え方に違いはあってもほとけ様を想う気持ちは同じでしょうね。
明日の夕方お墓参りをするので、夫はお墓と五輪塔、家の分のお供え用の果物・お花を買いに行きました。
anikobeさんにお疲れが出ませんように・・
お嫁さんも笑顔で見守っていらっしゃるでしょう。
東京のお盆は７月でした。
玄関に迎え火焚いて先祖を迎えます。
仏壇の前に提灯とお供えです。
ご丁寧な用意をされるので驚きました。
暑さにはお気をつけて！
面食らいながら、昔の感を取り戻そうとするのは無理だと気がついて、今のままで、できることだけすればいいんだよと自分に言い聞かせると少し肩の荷が下りました。
明日は迎え火を焚いて、15日には送り火を焚きます。
安心して浄土の世界へ戻ってもらえるといいです。
お盆が済んだら、カメラぶらぶらお出かけもすることにします。
ありがとうございました。
地方によって、宗教によって、しきたりが違っても、思うことは、変わりはありません。
休みになった息子や孫たちと、あれでもない、こうだった、なんて言いながら、共同作業です。
ありがとうございました。
3人だけの暮らしが、賑やかになるのが、仏様と一緒に私も楽しみにしています。
忙しいけれどそれ以上に嬉しい時期でもあります。
仏壇の仏様もきっと賑やかなのが嬉しいに違いありません。
暑さには参っていますが、クールタオルを首に巻いて頑張っています。
ありがとうございました。
今夜はオガラを焚いて１５日の送り火までゆっくり寛いでいただけるようanikobeさんのようにマオママも勤めます＾＾
ご先祖様も、新仏さんも、浄土は涼しいので、
「極楽・極楽」と言っていそうな気がします。
でもしきたりどおりチャンと仏事をこなすことができました。